【21/01/11/2】ツイッター、フェイスブックなどソーシャル・メディア企業がトランプ大統領をプラットフォームから排除しました。トランプが個人アカウントで偽情報を膨大な数のフォロワーに流すことについて議論が何年も続いていました。アカウント停止を賞賛する声が多い一方、裏目に出る可能性もあると著作家のクリス・ヘッジズは警告します。「これらの企業に、検閲や操作をする事実上の機会を与えることは、9.11以降に人権が骨抜きにされた経緯を思い起こさせます」とヘッジズは言います。「結局、こういう検閲の割を食うのは左翼なのです」。カリフォルニア大学ロサンゼルス校の教授であり、「デジタル文化研究所」所長ラメシュ・スリニバサンは、ビッグ・テックは議会の強力な規制が必要となるまで極右の繁栄を何年も許してきたと言います。「これらのプラットフォーム企業は全て、隠された不透明なアルゴリズムを原動力にし、増幅する分断の上に繁栄しました」とスリニバサンは言います。「私たちが、生活のほぼすべての場面に介入していると言ってもいいごく少数の人々に巨大な権限を与えてしまったことは、信じがたいことです」。