デイリーニュース

  • 「メイン・コア」 ブッシュ政権の盗聴計画で使用の極秘データベースを暴く新証拠

    「Salon.com」が新しい記事を掲載しています。ブッシュ政権の令状なし盗聴計画の核心に位置するかもしれない極秘政府データベースの詳細が記載されています。このデータベースは「メイン・コア(Main Core)」と呼ばれています。数百万人のアメリカ人の膨大な量の個人データ・金融データを収集・蓄積するものといわれています。政府高官経験者たちの何人かは、この「メイン・コア」が、9.11直後から国家安全保障局によって誰をスパイ監視すべきかを決定するのに使用されたはずだと言っています。調査報道ジャーナリストのティム・ショロックの話を聞きます。

    dailynews date: 
    2008/7/25(Fri)
    記事番号: 
    2
  • スティーブ・クレモンズ「ベルリンの壁でのオバマ演説はベルリンではなくイスラエルについてであるべきだった」

    バラク・オバマが24日、ドイツのベルリンで20万人を前に演説を行いました。これは今年、米大統領選候補者が集めた中で最も大きな人数です。演説の中でオバマはベルリンの壁破壊の重要性を語りました。シンクタンク「ニューアメリカファウンデーション」のスティーブ・クレモンズに話を聞きました。彼は「もしオバマがこの演説をイスラエルでしていたら、と思う。昨年11月のアナポリス会議後に追加された検問所の1つの前で、あるいはイスラエルが築いてきたあの巨大な分離壁の前で、あるいはどこでもいいからイスラエルかパレスチナのどこかで──そうしたらあれは状況を一変させる演説になっていただろう」と書いています。作家でジャーナリストのティム・ショロックにも、彼の記事 “Hawks Behind The Dove: Who Makes Obama’s Foreign Policy?”(「背後のタカ;誰がオバマの外交政策を書いているのか?」)について話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/7/25(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 独占インタビュー:ブッシュの法律 NYタイムズ紙記者が語る米国国家安全保障局による令状なし盗聴法とホワイトハウスが記事潰しのためにかけた圧力

    独占インタビューとして、ニューヨークタイムズ紙記者のエリック・リヒトブラウから、彼の新著Bush’s Law: The Remaking of American Justice(『ブッシュの法律:米国司法制度のリメイク』)について話を聞きます。リヒトブラウは2005年12 月、ブッシュ政権の令状なし盗聴法を暴露し、ピュリツァー賞を受賞しました。彼は、ニューヨーク・タイムズ紙がホワイトハウスからの激しいロビー活動によって、1年以上も記事の公表を遅らせる決定をした内部事情について語ってくれます。
    dailynews date: 
    2008/4/1(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「イラクはソマリアになった…さまざまな民兵による群雄割拠」 バグダッドから戻ったばかりのジャーナリストが語る破壊されたイラク

    3ヶ月間イラクに滞在して戻ったばかりのフリージャーナリスト、ニル・ローゼンから話を聞きます。彼は2003年、米国のイラク侵攻を取材するためにバグダッドに移り住んだことがあります。ローゼンは、「3万人もの米兵の増加が何らかの形でイラクに平和をもたらした。右派はそう宣伝し、左派もこの事実を承認していますが、これは全くの嘘」と言います。「バグダッドで武力衝突が多少緩和されたことは事実ですが、これは米兵の増加とは直接関係ありません。いくつかの他の要素の結果なのです」。

    dailynews date: 
    2008/4/1(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 米 食品割引券の受給者がかつてなく増加へ

    米政府当局は今年末までにフードスタンプと呼ばれる低所得者対象の公的食品配給券の受給者が2800万人に達するだろうと予想しています。昨年は40州以上でこの受給者増がありました。うちアリゾナ、フロリダ、メリーランド、ネバダ、ノースダコタ、ロードアイランドの6州では10%以上の増加でした。ウエストバージニアでは6人に1人がフードスタンプ受給者です。「フードリサーチ&アクションセンター」代表のジム・ワイルの話を聞きましょう。

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    dailynews date: 
    2008/4/2(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 米下院公聴会 石油メジャーに巨額の利益の正当性を質す

    エクソン・モービル、ロイヤル・ダッチ・シェル、BP、コノコ・フィリップス、シェブロンの5大石油企業の重役たちが4月1日、下院公聴会の証言台に呼ばれました。各社とも膨大な利益を上げながら再生可能なエネルギー源の開発にはほとんど投資を行っていないことを非難されました。また、2007年に 1230億ドルもの利益があり、なおかつ原油価格が高騰する中、各社が合計180億ドルもの税控除を得たのはなぜか、その正当性も問われています。石油売買監視団体オイルチェンジ・インターナショナルのスティーブ・クレッツマンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2008/4/2(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ジンバブエ 大統領選の公式発表を前に緊張高まる

    ジンバブエの緊張が高まっています。大統領選の公式結果の発表が遅れています。野党指導者モーガン・ツバァンギライは現職のロバート・ムガベに得票数で勝利したと言っていますが、ジンバブエ選管の公式発表があるまでは勝利宣言は控えるともしています。「アフリカ・アクション」のジェラルド・ルメルと、ジャーナリストで政治活動家のグレース・クウィンジェに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/4/2(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ウォルマート 交通事故で重度障害の元従業員からの保険費用回収を企てるも 世論の批判で断念

    デビー・シャンクが交通事故にあったのは2000年5月のことでした。この事故でデビーは記憶の多くを失い、話すことも歩くこともできなくなりました。事故を起こした輸送会社を訴えた損害賠償訴訟は勝訴し41万7000ドルがデビーの今後の生活のため信託に振込まれました。ところがそこにデビーの雇用元だったウォルマートが出てきました。この世界最大の小売企業は、デビーの治療にかかった保険支出を回収しようと彼女を相手に訴訟を起こして勝ち、40万ドル以上のお金を得ることになったのです。このてん末は最近いくつかの全米TVニュースや新聞の社説で取り上げられ、世論の大きな非難を浴びました。そうしてウォルマートはこのほど、元従業員からのこの保険費用回収を行わないと発表するに至ったのです。デビーの夫ジム・シャンクに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2008/4/2(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 1968年から40年:ベトナム戦争テト攻勢後 最低支持率の中リンドン・ジョンソン大統領が2期目出馬の取りやめを発表

    40年前のこの週、当時米国の大統領であったリンドン・ジョンソンは2期目の大統領選への出馬を断念すると発表し、国中を驚かせました。ベトナム戦争を理由に、ジョンソンの支持率は過去最低を記録していました。引退発表の2ヶ月前、テト攻勢の名で知られる、北ベトナム人民軍とベトコンによるサイゴンの米国大使館と南ベトナムの100以上の施設への攻撃がありました。ベトナム戦争を専門とする歴史学者マリリン・ヤングに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/4/3(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 1968年から40年:人種差別に抗議する黒人学生らに警察官が発砲した「オレンジバーグの虐殺」を振り返る

    1968年2月8日、サウスカロライナ州立大学のキャンパスに黒人学生が集まり、オレンジバーグという町にあるたったひとつのボーリング場における人種差別に抗議しました。多数の警官が現場に駆けつけ、キャンパス前で学生たちが火をたくなど、緊張が高まったところで警官が学生たちに向かって発砲。これにより学生3人が死亡し、27人が負傷しました。オレンジバーグの虐殺として知られるようになったこの事件で、暴動を起こした罪で有罪判決を受けた唯一の人クリーブランド・セラーズに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2008/4/3(Thu)
    記事番号: 
    2

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