米ワシントンD.C.の12以上の有力な研究団体が、米政府高官に圧力をかけることで外国政府からここ数年で数千万ドルを受け取っていることが、ニューヨーク・タイムズ紙の暴露記事で明らかになりました。シンクタンクから資金提供を受けた研究者らの中には、資金提供元の政府にとって好意的な結果を出すよう圧力を受けたと語る者もいます。この記事内で名指しされた団体の中には、ブルッキングス研究所や戦略国際問題研究所、北極評議会があり、多くの資金はヨーロッパ、中東、アジアそしてオイル産出国のアラブ首長国連邦、カタール、ノルウェーから来ています。政策を形作ることを目的とした「外国エージェント」として、外国エージェント規制法(FARA)の規定に従って司法省に登録している団体はほとんどありません。本日は、ニューヨーク・タイムズ紙の寄稿記者で最新記事Foreign Powers Buy Influence at Think Tanks(「外国の力がシンクタンクで影響力を買う」)を共同執筆したブルック・ウィリアムに話を聞きます。