マサチューセッツ州ブリストルの地区検事長サム・サターは、4万トンの石炭の輸送を妨害したことで9月8日に裁判にかけられる予定だった2人の環境活動家の刑事責任を問う罪状を、予想外にも取り下げました。ケン・ワードとジェイ・オハラは2013年5月、マサチューセッツ州サマセットのブレイトンポイント火力発電所への石炭の輸送を自分たちのロブスター漁用の船で妨害しました。ワードとオハラは、石炭産業が地球を脅かす気候変動を悪化させていると主張することで、裁判で「防衛の必要があった」と訴える予定でした。地区検事長サターは、前例のない発表の中で、彼らの論理を受け入れ刑事罰を取り下げました。裁判所の外でサターは、「気候変動は、我々の地球がこれまでに直面した中でも極めて深刻な危機の一つです」と述べ、彼の判決を説明しました。「控えめに言っても、この問題に対する政治的主導は甚だしく欠けています」。
2人の環境活動家、ケン・ワードとジェイ・オハラ、そして地区検事長サム・サターへのインタビューは9月10日にデモラクシー・ナウ!で放送します。