デイリーニュース

  • 飽食と飢餓 食糧価格高騰で世界各地で暴動発生 ラジ・パテルが語る「世界食糧システムの隠れた戦い」パート2

    世界の食糧価格の高騰でここ数週間にわたり抗議の声が各地で上がっています。世界的な飢餓の状況はすでにひどい水準にあるというのに、これはそれをさらに悪化させるものです。世界銀行の推計では、この3年で世界の食料品価格は80%も上昇、その結果、少なくとも33カ国で社会不安が生じています。世界食糧計画ではこの目下の危機に対処するために異例の5億ドルの緊急基金を求める声明を発表しました。先週の8日に続き、Stuffed and Starved: The Hidden Battle for the World Food System(『 飽食と飢餓:世界食糧システムの隠れた戦い』)の著者であるラジ・パテルから話を聞く2回目です。
    dailynews date: 
    2008/4/16(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 非合法のエジプト野党幹部ら 軍事法廷で実刑判決

    宗教政党を禁じているエジプトで、非合法である最大野党勢力のムスリム同胞団のメンバー25人が4月15日、軍事法廷による実刑判決で収監されました。同胞団の第2長老である幹部も含まれています。そもそもの起こりは今月初めのエジプト地方選挙前の数週間にわたり、数百人の同胞団メンバーが逮捕されたことです。エジプトではこのところ、パンや米、パスタといった基本食品の価格が急騰し、食糧暴動が起きていました。その直後の評決および判決でした。エジプトのジャーナリストでブロガー、活動家でもあるホッサム・エルハマラウィーに話を聞きます。 ★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2008/4/16(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ネパール制憲議会選挙で反政府勢力の毛沢東主義派が第1党に

    4月10日に投票が行われたネパール制憲議会選挙で予期せぬ勝利を収めた、反政府勢力の共産党毛沢東主義派はネパールの王制に終えんが近づいたと話しています。ネパール共産党は最終的には議席の半数以上を獲得すると見られています。毛派の幹部は彼らの最初の責務の1つは王制を廃止して共和制の開始を宣言することだとしています。ニューヨークのジャーナリスト、カシシュ・ダス・シュレシャに話を聞くとともに、ネパールに住む人類学者マリー・デ・シーンにも登場願います。
    dailynews date: 
    2008/4/16(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 法学者ローレンス・レッシグが語る ネットの中立性、グーグルの台頭、ワシントンの汚職と戦う「チェンジ・コングレス」プロジェクト

    スタンフォード大学の著名な法学部教授ローレンス・レッシグは、世界の有数のサイバー法の専門家です。4月17日の米連邦通信委員会によるネットの中立性に関する公聴会、クリエイティブ・コモンズ、グーグルの最新プロジェクト「チェンジ・コングレスに」ついて語ります。
    ★ 字幕動画はこちら

    ★ ニュースレター第11号 (2009.3.10)
    ★ DVD 2008年度 第3巻 「メディアの現在」に収録

    dailynews date: 
    2008/4/17(Thu)
    記事番号: 
    3
  • ネーダー米大統領候補の相棒マット・ゴンザレス 民主党、イラク戦争、大統領選戦略を語る

    今年11月の米大統領選に出馬するラルフ・ネーダー陣営のの副大統領候補マット・ゴンザレスに話を聞きます。ゴンザレスは、サンフランシスコに拠点を置く弁護士で、サンフランシスコ市議会の元議長です。2003年、ゴンザレスは「緑の党」としてサンフランシスコ市長選に出馬しましたが、民主党のギャビン・ニューサムに僅差で敗れました。

    dailynews date: 
    2008/4/17(Thu)
    記事番号: 
    2
  • オバマ・クリントン両候補の討論会の放映めぐり 米ABCニュースに批判

    米ABCニュースは、4月16日にペンシルベニア州で行われた民主党討論会の放映を巡り、厳しい批判にさらされています。討論会前半の45分間、司会者らはオバマ候補の「ペンシルバニア州の投票者は手厳しい」という発言や、オバマ候補が師事したジェレミア・ライト牧師の発言、ヒラリー・クリントン上院議員のボスニア訪問時に「狙撃された」と虚偽の発言をしたこと、オバマ候補が星条旗のブローチをしていなかったことや、60年代の地下組織「ウェザー・アンダーグラウンド」の元メンバーとオバマ候補の関係などにばかり焦点を当て、それからやっと制作討論に入りました。本日は、討論会のハイライトを放映します。
    dailynews date: 
    2008/4/17(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 帝国の基地は要らない 自国に米軍基地を抱える活動家たちが国を超えて結集

    米国は世界数十カ国に700を超える米軍基地を維持しています。反基地活動家たちの国際的なキャンペーンである「No Bases for Empire(帝国の基地は不要)」の講演ツアーで米国に滞在中の2人に話を聞きます。チェコ共和国のヤン・タマスは東ヨーロッパに配備予定の米ミサイルシステムに反対する連合体「ノー・ベイシス・イニシアティブ」創始者です。オリビエ・バンクルトはチャゴス難民グループという団体に所属しています。彼は4歳のときに生まれ故郷のインド洋の英領ディエゴ・ガルシア島を追放されました。英軍が同島民を追い出した1970年代初め以降、米国がそこを借り受け、軍事基地を設置しているのです。 ★ 字幕動画はこちら
    ★ DVD 2009年度 第4巻 「海外に広がる米軍基地」に収録

    dailynews date: 
    2008/4/18(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 偉大なるアメリカの偽善者たち 2008年大統領選でのメディア企業の失態をグレン・グリーンウォルドが語る

    16日にペンシルバニアで行われた民主党候補の討論会で、それを主催したABCの進行方法が厳しい批判を浴びています。討論会の開始から45分間、司会のチャールズ・ギブソンとジョージ・ステファノポロスが焦点を当てたのは、ペンシルバニアの有権者の中には雇用不安の苦々しい思いから銃などに依存している人もいるとするオバマの発言や、批判の多い彼とジェレミア・ライト牧師との関係の一件、 クリントンのボスニア訪問の際の「狙撃者されかけた」との発言の信憑性問題、オバマが着けなくなった星条旗の襟章のことやビル・ クリントンが恩赦を与えたテロ容疑者の一件など、ゴシップに属す るようなことだったからです。Great American Hypocrites: Toppling the Big Myths of Republican Politics(『偉大なるアメリカの偽善者たち:共和党政治の大いなる神話を剥ぐ』)の著者であるグレン・グリーンウォルドに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/4/18(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 米最高裁の薬物注射による死刑容認判決で刑執行再開へ

    米連邦最高裁判所が16日に薬物注射による死刑執行を容認したことで、数州が死刑執行の再開を表明しています。ケンタッキー州が採用している薬物注射による死刑執行のこの方法に対して、最高裁は7対2の票決で容認する判決を下したのです。「死刑に反対するテキサス連合」の創始者デイビッド・アトウッドに話を聞きましょう。

    dailynews date: 
    2008/4/18(Fri)
    記事番号: 
    1
  • エメ・セゼール死去(1913-2008):植民地主義に抵抗した「ネグリチュード(黒人性)」の詩人

    フランスの海外県マルティニク出身の詩人で作家、政治家で反植民地主義運動の活動家エメ・セゼールが17日、94歳で死去しました。セゼールは、黒人としての自意識と自尊心の復権を提唱した文化運動を代表する存在であり、セゼール自らその運動を「ネグリチュード」と名付けました。文化によって植民地主義と人種差別に立ち向かう彼の姿勢は、世界中のさまざまな世代の活動家や作家らに影響を及ぼしました。
    dailynews date: 
    2008/4/21(Mon)
    記事番号: 
    3

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