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2013年3月4日(月)

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  • 本日は、インターネットの自由と普遍的な接続性を促進する全国集会、 「接続する自由会議(Freedom to Connect conference)」の会場から生放送でお送りします。本会議は、物議をかもしているサイバーセキュリティー法案「CISPA」が下院に再提出された中、開催されました。この法案は、既存のプライバシー法に対して「サイバーセキュリティー」上の例外適用を求めるもので、可決すれば、国家安全保障局(NSA)、連邦捜査局(FBI)、そして米国国土安全保障省に機密の顧客情報一覧を提供した企業に免責が与えられることになります。昨年の同会議では、サイバー活動家、コンピューター・プログラマー、社会正義活動家、そして作家で、今年始めに自殺したアーロン・シュワルツが「オンライン海賊行為防止法案(SOPA)」廃止への闘いについて説明する基調講演を行いました。シュワルツは、会員制の学術論文アーカイブの「JSTOR」から著作権保護された大量の学術論文をダウンロードするために、マサチューセッツ工科大学のコンピューターを使用した件に関する裁判が行われる数週間前に、26歳で自らの命を絶ちました。JSTORは刑事告発を拒否しましたが、検察当局がこの事件を起訴しました。シュワルツは、コンピュータ不正行為防止法違反で有罪となれば、最高で禁錮35年および多額の罰金刑を言い渡される可能性がありました。彼の死後、連邦検察側は起訴を取り下げました。「アーロンの後に」というスピーチできょうの会議を開始したダルシー・バーナーに話をききます。彼女は、かつて責任者だったProgressiveCongress.orgや、Progressive Congress Action Fundなど、数々のプロジェクトにアーロンと共に携わりました。また、彼女はワシントン州から3回連邦議会選挙に出馬しており、自称、連邦議会への立候補者の中で最大のオタクでもあります。

  • 「接続する自由会議」は、「共和党の期待の星」とされ、ミット・ロムニーの大統領選にも携わったデレク・カーナを含む、政治的スペクトルの幅広い人材を引き付けています。カーナは、共和党下院保守派グループ「共和党研究委員会(RSC)」で「著作権法の3つの神話とまず修正するべき点(Three Myths About Copyright Law and Where to Start to Fix It)」と題した政策提言を執筆しました。この中で彼は、現在の著作権法は進歩を妨げ、憲法の基本原則に反していると論じ、著作権侵害に対する罰則の軽減とフェアユースの拡大を提言しました。この提言書が発表された翌日、エンターテインメント業界や政治家からとされる圧力を受け、委員会はこの提言書を撤回、カーナは解雇されました。著作権改正が党利党略より勝る理由について、カーナが語ります。

  • 1月下旬、携帯利用者が別の電話会社を利用するために自分の携帯電話のSIMロックを解除することが違法となりました。「自分たちの機器にこのとても一般的なテクノロジーを使用することを違法化する極めて奇妙な規制です」と元共和党スタッフのデレク・カーナは語ります。彼は、この禁止に対するオンライン請願活動を主導し、11万4千人分の署名が集まり、 複数の政治議論サイトで幅広い支持を集め、連邦通信委員会(FCC)による調査を促しました。カーナとダーシー・バーナーに話を聞きます。

  • 米国人の最大で10人に1人が、動画視聴などの一般的なオンライン活動をするための十分な速さのインターネット接続を得られていません。多くの地域社会が、教育、医療、そして仕事への平等なアクセスを達成するため、ケーブルテレビ会社や電話会社によって提供されている速度の遅い回線サービスの代替として独自の自治体ブロードバンドネットワークを作りだし、情報格差に対応しています。成功例の1つは、10年以上、住民にインターネット接続を提供しているジョージア州トーマスビルです。しかしこれらの取り組みも、まもなく規制されます。約19の州で、地域社会がこのような投資をすることを阻止する法律が可決されました。次はジョージア州の可能性もあります。本日は、地元自立研究所(Institute for Local Self-Reliance)の「コモンズとしての情報通信」イニシアチブの責任者、クリス・ミッチェルに話を聞きます。彼は先日発表された報告書「帝国の逆襲ロビー:全米規模のケーブルテレビ会社とDSLプロバイダーがノースカロライナ州で競争を禁じた手段(The Empire Lobbies Back : How National Cable and DSL Companies Banned The Competition in North Carolina )」の共同著者です。キャサリーン・ライスは、ジョージア州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、そしてテネシー州を代表する「情報通信南東部協会のオフィサーとアドバイザー(SouthEast Association of Telecommunications Officers and Advisors)」の代表です。ライスは企業が支援した法案を阻止する取り組みを主導しました。この法案は、現在州知事の予算担当責任者でコーク兄弟の旧友でもあるアート・ポープを含む共和党が昨年、ノースカロライナ州の権力を獲得した後に可決されました。

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