米国司法省は、ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジをスパイ法違反の17件の罪状で起訴するという、過去に例のない動きに出ました。イラクとアフガニスタンにおける米国の戦争犯罪を暴露した米国の軍事および外交関連の機密文書の公表に果たした役割のためです。機密文書は米国陸軍の内部告発者チェルシー・マニングによって漏洩されました。 1917年制定のスパイ法は、これまでジャーナリストや報道機関を訴追するために使われたことはありません。この一カ月前、英国警察がロンドンのエクアドル大使館からアサンジを強制退去させました。アサンジは2012年に亡命申請して以来、エクアドル大使館に身を寄せていました。当初トランプ政権は、アサンジが米国政府のコンピュータをハッキングする手助けをしたという一件の容疑のみで起訴視していましたが、新たに追加された罪状は、それぞれがスパイ法違反で10年の刑を加算するので、合計で170年の禁固刑になる可能性があります。アサンジの弁護士ジェニファー・ロビンソンと話します。 「これは報道の自由に対する重大な脅威であり、世界中のジャーナリストや出版社にとって懸念すべきことです」とロビンソンは言います。