デイリーニュース

  • 気候正義活動家ティム・デクリストファー 全ての公有地と海洋で化石燃料の新リースを停止せよ

    400以上の組織が集まった連合体が、オバマ政権に対し全ての公有地と海洋において、化石燃料会社への新リース契約を締結することを止めるよう要求しました。6千700万エーカーの公有地と海洋がすでに化石燃料企業にリースされています。この連合体によれば、まだリースのされていない公有地と海洋に眠る、石油、ガス、石炭をリースせず「不燃」とするだけで、オバマ政権が今まで行うどの政策よりも、世界的な気候変動への挑戦に貢献できるということです。この気候正義への新しい運動について、気候変動活動家ティム・デクリストファーに話を聞きます。デクリストファーは2008年、ユタ州で行われた公有地での石油とガスのリース入札で、入札者を装ってリース権を競り落とし、入札を妨げたとして、21ヶ月を連邦刑務所で過ごしました。ティム・デクリストファーは、新しい「気候不服従センター」(Climate Disobedience Center)の共同創立者の一人です。同団体は公有地での化石燃料リースを止める訴える多くの組織の一つです。

    dailynews date: 
    2015/9/17(Thu)
    記事番号: 
    6
  • 共和党の候補者たち プランド・ペアレントフッドに狙いを定める 討論中23回も言及 

    次はプランド・ペアレントフッド(Planned Parenthood)についての候補者たちの見解を見てみましょう。プランド・ペアレントフッドは討論会中、23回も名前が挙がりました。同団体へ資金打ち切りは、今のところ共和党の政策要綱の要となっています。16日の討論では、ジョン・ケーシック知事、テッド・クルーズ上院議員、そしてカーリー・フィオリーナが、同団体への資金を打ち切ると公約しました。フィオリーナは彼女のイラン核協議への反対をプランド・ペアレントフッドと関連づけて、「一つは我が国の安全保障を防御すること、もう一つは我が国の特性を防御することなのです」と述べました。 ピューリッツアー賞受賞の調査報道記者ディビット・ケイ・ジョンソンと政治記者のジョン・ニコルスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/9/17(Thu)
    記事番号: 
    5
  • 最悪のCEOは誰? ディビット・ケイ・ジョンストンがトランプとフィオリーナの経営手腕を分析

    他の候補者達が自らの政治経験を売り込む中、不動産デベロッパーのドナルド・トランプとヒューレット・パッカード社の元CEOのカーリー・フィオリーナが、自らの経営手腕について対決しました。両者はお互いの会社経営の能力のなさを非難し合いました。トランプはフィオリーナを最悪のCEOの一人と呼び、フィオリーナはトランプが4回破産申告をしたことを非難しました。ドナルト・トランプを何十年も取材し続けているピューリッツアー賞を受賞した調査報道記者ディビット・ケイ・ジョンストンにこの二人の候補者の経営能力を分析してもらいます。

    dailynews date: 
    2015/9/17(Thu)
    記事番号: 
    4
  • ランド・ポールとジェブ・ブッシュの麻薬戦争討論: 「君のような特権階級の子供は投獄されない」

    第二回目となった今回の討論会では、候補者たちはプランド・ペアレントフッド(Planned Parenthood)などの問題については、意見が一致しましたが、マリファナ合法化といわゆる麻薬戦争については激しく意見が別れました。この討論の中心は、ケンタッキー州上院議員ランド・ポールと元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュです。ポールはブッシュの唱えるマリファナ合法化の偽善性を非難し「もし医療マリファナの使用が違法なら、使用者を投獄することになる。でも、あなたのように特権階級で育った子供たちは、投獄されることはないのだ。投獄されるのは、都市部に住む貧しい子供なんです」と述べました。ヒューレット・パッカードの元CEOカーリー・フィオリーナも、この問題に意見を述べ、自分の息子が麻薬中毒で亡くなった話をしました。ピューリッツアー賞受賞の調査報道記者ディビット・ケイ・ジョンストンと政治記者ジョン・ニコルスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/9/17(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 共和党の大統領候補討論会:フィオリーナ中東への武器輸送の拡大を主張、ポール軍事介入をけん制

    ここ数週間で支持率が急上昇している元ヒューレット・パッカード社のCEOカーリー・フィオリーナが、ゴールデンタイムに放送された共和党の大領領候補討論会に初めて参加しました。彼女は外交政策において強硬なタカ派として浮上しており、中東への武器輸送を増やすと明言しています。大統領として最初に行うこととして、イランの核施設をいつでも米国調査団に公開することを要求をするとしています。一方、ケンタッキー州のランド・ポール上院議員は米国の外国への介入を非難し、「我々は軍事介入が時に裏目に出ることを学ぶべきだ。イラク戦争は全く裏目に出て我々の助けにはならなかった」と述べました。不動産業界の大物ドナルド・トランプと元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュは、ジョージ・W・ブッシュ前大統領の外交政策のレガシーについての討論に拍車をかけました。ピューリッツアー賞受賞の調査報道記者ディビット・ケイ・ジョンストンと政治記者のジョン・ニコルズに候補者たちの外交政策について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/9/17(Thu)
    記事番号: 
    2
  • リチャード・グロシップ 死刑執行直前に2週間の執行猶予を与えられる

    オクラホマ州控訴裁判所は16日、死刑執行数時間前に死刑囚のリチャード・グロシップに処刑の一時停止を決定しました。今回の決定は、彼の弁護士が15日午後提出した緊急請願書への回答として、16日午前11時30分に発行されました。予定されていた毒物注射による処刑からわずか3時間半前のことでした。新たな死刑執行日は9月30日に予定されています。死刑囚リチャード・グロシップの弁護を公益活動(pro bono)の一環として勤める弁護士の一人、ドン・ナイトに話を聞きます。また死刑反対を訴える著名な活動家シスター・ヘレン・プレジャンにも話を聞きます。プレジャンは、カトリックの修道女として30年以上前から受刑者への伝道を続けています。ベストセラー、 Dead Man Walking: An Eyewitness Account of the Death Penalty(『デッドマン・ウォーキング』)の著者でもあります。

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    2015/9/17(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ジェームズ・ブレイクがニューヨーク市警察官ジェームズ・フラスカトーレの懲戒免職を要求 当時者が語る暴行歴

    9月9日、元プロテニス選手ジェームズ・ブレイクは全米オープンの観戦に行くため、ニューヨークのグランド・ハイアット・ホテルで送迎車を待っていました。 監視カメラには、私服警察官のジェームズ・フラスカトーレがブレイクに向かって突進し、腕を首の周りに回し、地面に組み伏せて手錠を掛ける姿が映っていました。ブレイクは混血で、抵抗しませんでした。警察はクレジット・カード詐欺で捜査中の容疑者と誤認したと言っています。ニューヨーク市警察本部長のビル・ブラットンは誤認拘束について「あってはならないこと」と述べ、ニューヨーク市長のビル・デ・ブラシオはブレイクに直接謝罪しました。事件後、担当の警官1人が内勤に配置換えされましたが、フラスカトーレの暴行歴が明らかになるにつれ、ブレイクは懲戒免職を求めています。フラスカトーレは過去5年間に、4カ所の警察署に勤務しましたが、市民苦情審査委員会(Civilian Complaint Review Board )に登録後わずか7カ月間で5件の苦情が寄せられています。これは、警察官の9割が生涯の全職務期間中にわたって受ける苦情件数を上回っています。フラスカトーレにはその他にも報告されていない事例がいくつかあります。

    dailynews date: 
    2015/9/16(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 無実の証拠にも関わらず オクラホマ州 リチャード・グロシップの死刑執行目前

    [更新情報:番組放送後、オクラホマ州控訴裁判所は、執行ぎりぎりに死刑囚リチャード・グロシップの処刑の一時停止を許諾しました。新たな執行日は、9月30日の予定です。] 死刑囚リチャード・グロシップの弁護人たちは、オクラホマ州は無実の男性の死刑執行を行おうとしているとし、グロシップの命を救うため最後の努力を続けています。グロシップは米国中部標準時の16日3時に死刑執行が予定されています。グロシップの無実を支持する抗議の声が高まる中、15日、オクラホマ州知事のメアリー・フォーリンは執行停止を拒否しました。1997年、グロシップがオクラホマ・シティのモーテル「ベスト・バジェット・イン」のマネージャーとして勤務していた時、上司バリー・バン・トリースが殺害されました。モーテルの保守管理人ジャスティン・スニードはバン・トーリスを野球のバッドで殴って死に至らしめたと供述しましたが、グロシップが金銭と仕事を報酬に殺人を強制したと主張しました。判決は、スニードの供述のみに基づいており、グロシップが事件に関与した物的証拠は一切ありません。グロシップの弁護人たちはスニードがグロシップを巻き込んだのは、死刑判決を逃れて終身刑の判決を得るためだったと主張しています。世界的に著名な死刑廃止活動家であるシスター・ヘレン・プレジャンにオクラホマ・シティから中継で話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/9/16(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ジュリアン・アサンジ:スノーデン追跡中にモラレスの飛行機を間違って強制着陸させた原因は米国によるウィキリークス監視

    エボ・モラレスについての別の話で本日の放送を締めくくります。ウィキリークスの設立者ジュリアン・アサンジは、国家安全保障局(NSA)の内部告発者エドワード・スノーデンが香港からロシア向けて発つのを助ける上で重要な役割を果たしました。スノーデンがロシアにたどり着くと、アサンジはスノーデンがラテンアメリカに向かう手助けをする方法を探ります。米国がスノーデンを追う間、ボリビアのエボ・モラレス大統領の飛行機が、スノーデンが同乗しているとの噂のためにオーストリアで着陸し14時間の待機を余儀なくされました。「ザ・インターセプト」(The Intercept)のジェレミー・スケイヒルは9月第2週、The WikiLeaks Files(『ザ・ウィキリークス・ファイルズ』)という本の出版のために、動画配信でアサンジにインタビューしました。アサンジは、スノーデンが避難所を得ることを助けたウィキリークスによる取り組みについて話しました。

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    2015/9/15(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 裸の王様作戦:米麻薬取締局のボリビアでの秘密おとり捜査 モラレス大統領懸念の米国による干渉を裏づけ

    米政府がボリビアのエボ・モラレス大統領を、「裸の王様作戦」(Operation Naked King)というコードネームの薬物おとり捜査の中で密かに標的にしていたとする衝撃的な新報告書を紹介します。9月15日の朝にハフィントン・ポストによって公表されたばかりのこの報告書は、麻薬取締局(DEA)の長年の秘密情報提供者カルロス・トロによって提出された裁判所記録を引用しています。これによって、DEAがモラレス政権を弱体化させようとしているというモラレスの以前からの疑いが裏付けられたようです。

    dailynews date: 
    2015/9/15(Tue)
    記事番号: 
    3

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