10月19日に予定されているカナダ総選挙に先立ち、カナダの労働者団体、先住民の権利、気候正義、反貧困、移民の権利などに関わる組織が連合を結成し、今世紀半ばまでに化石燃料から脱却し、100%クリーン経済に移行するための計画「リープ・マニフェスト」を公表しました。「多くの世論調査で、カナダの人々は段階的な変化を望んでいないという結果が出ています。彼らは劇的な変化への準備が出来ている。それが、この「リープ・マニフェスト」に支持が集まっている理由です。ハーパー首相はとてつもなく不人気です。そのため、多くの人が、ハーパーを打倒する勝算の最も高い候補者に投票するという、戦略的投票をしようとしています。票が割れる懸念が大きいためです」とThis Changes Everything(『これがすべてを変える 資本主義と気候の対決』)著者ナオミ・クラインは言います。新作ドキュメンタリーThis Changes Everything(『これがすべてを変える』)の裏話、カナダの政治、シェルが北極圏の石油採掘を中止したことなどについて、ナオミ・クラインとアビ・ルイスに話を聞きます。