デイリーニュース

  • 第3次インティファーダ? 軍事的占領終結を求めるパレスチナで 激しい暴力行為が広がる

    イスラエルおよび占領地区で暴力行為が頻発する中、イスラエル政府はパレスチナ人地区封鎖に数千人の兵士と国境警察を配備、チェックポイントを設置しました。今回の取り締まりは、組織化されていないパレスチナ人がイスラエル人を刺す事件が連続発生したことで行われています。イスラエル側は、ナイフやその他の武器を手にしたパレスチナ人による犯行で10月に入ってから、市民7人が殺害され、さらに多くの負傷者がでているとしています。イスラエル側の部隊は少なくとも11人のパレスチナ人容疑者を射殺しましたが、全員が武装していたのか、または危害を及ぼす可能性があったのかについては疑問視されています。10月中に子ども8人を含むパレスチナ人少なくとも33人が殺害され、1600人以上が負傷しています。今回の衝突の原因の一部は、エルサレムのアル=アクサ・モスクをイスラエル側がコントロールしていること、そしてユダヤ人入所者によるパレスチナ人への攻撃が未だに続いていることへの懸念があります。このことでヨルダン川西岸地区では新たなデモが行われ、第3次インティファーダの話題が再燃しています。3人のゲストをお招きしました。

    dailynews date: 
    2015/10/15(Thu)
    記事番号: 
    4
  • ノーマン・ソロモン: スノーデンに関するクリントの発言は「偽善よりも悪い」

    10月13日の米民主党大統領候補者討論会で、国家安全保障局(NSA)による違法な大衆監視を内部告発したエドワード・スノーデンをどう処すべきか、候補らはそれぞれの見解を示しました。「スノーデンは非常に重要な情報を盗み、それは運の悪いことに多くの悪の手に渡りました」と最有力候補のヒラリー・クリントンは言いました。「ですから帰国の暁には、その報いを受けるべきです」。他の候補者4人は、スノーデンの行為を評価し、不正行為を暴露した功績を考慮すべきだとしました。ベテラン活動家で「公共情報精度向上研究所」(Institute for Public Accuracy)事務局長のノーマン・ソロモンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/10/15(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 禁固刑のCIA内部告発者ジェフリー・スターリングの妻 沈黙を破り大統領恩赦を求める

    禁固刑を受けたCIA内部告発者の妻が10月15日、異例の記者会見を行います。現在服役中の元CIA職員ジェフリー・スターリングの妻ホリー・スターリングは、ワシントンの全米記者クラブで会見を行い、大統領恩赦を求める予定です。スターリングは、失敗に終わったイランの核プログラム弱体化への米の取り組みをニューヨークタイムズ紙記者ジェームズ・ライゼンにリークし、機密情報漏えい罪で3年半の禁固刑を受け服役中です。ライゼンは後に、危険なこの作戦が実際はイラン核プログラムを援助することになった可能性があったと暴露しました。2015年1月、スターリングはスパイ行為を含む9の重罪で有罪判決を受けました。記者会見を前にホリー・スターリングと、ベテラン活動家で「公共情報精度向上研究所」(Institute for Public Accuracy)事務局長のノーマン・ソロモンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/10/15(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 次のスノーデン? 内部告発者がドローンによる無人攻撃と オバマ政権の暗殺プログラム文書を大量リーク

    新たに漏えいされた政府文書から、世界各地で展開される米国による機密のドローン(無人飛行機)暗殺プログラムの詳細が、空前の規模で明らかになろうとしています。調査報道サイト「インターセプト」(The Intercept)の記事によれば、The Drone Papers(「ドローン・ペーパーズ」)と呼ばれるこの漏えい文書は、米国のドローン攻撃機による無人空爆の大部分が電子通信データまたは「信号諜報」(signals intelligence)を根拠として行われており、その諜報データは当局関係者も不十分だと認める信頼性のないものであることを明らかにしました。また同文書により、ドローン攻撃は正確であるとする政府の主張も信憑性を失いました。ドローンを使ったアフガニスタンにおける空爆では、35人の直接標的に対し、少なくとも219人が犠牲となりました。他にも、空爆で諜報活動に支障がでたこと、そして身元不明の男性が犠牲となったにも関わらず、彼は「戦死した敵兵」と表示されてきたことも明らかになっています。それを否定する証拠が上がるまでその表示は変わらないということです。同文書は匿名の米諜報関係者が、「インターセプト」に漏えいしたものです。

    dailynews date: 
    2015/10/15(Thu)
    記事番号: 
    1
  • バーニー・サンダース 民主社会主義を擁護 「カジノ資本主義」を攻撃

    民主党候補討論会で、バーニー・サンダースは民主社会主義を擁護し、自分は資本主義者ではないと宣言しました。「カジノ資本主義では、少数の人間が巨額の財産を所有し、大多数の人間はごくわずかな財産しか持たない。ウォール街の貪欲と無謀は、カジノ資本主義で経済を破綻させてしまった。私は、カジノ資本主義者か?いや、そうは思わない」とサンダースは発言しました。ヒラリー・クリントンはこの国は資本主義を自滅から救う必要があると応じました。

    dailynews date: 
    2015/10/14(Wed)
    記事番号: 
    7
  • スノーデンはヒーロー?それとも売国奴? 米国国家安全保障局の内部告発者スノーデンは投獄されるべきか 大統領選の民主党候補者たちが討論

    民主党候補者たちは13日に開催された討論会で国家安全保障局の内部告発者エドワード・スノーデンにどのような処遇を与えるべきかについて討論しました。ヒラリー・クリントン候補は「スノーデンが盗んだ非常に重要な情報は残念なことに、間違った人々の手に渡ってしまいました。ですから、彼はその報いを受けずに米国に戻されるべきではありません」と発言しました。リンカーン・チェイフィー候補は「スノーデンは米国政府が合衆国憲法修正第4条に反した行為をしていたことを証明したのだから、米国に戻ってこられるようにすべきだ」と、スノーデンの行動を称えました。

    dailynews date: 
    2015/10/14(Wed)
    記事番号: 
    6
  • バーニー・サンダース候補 イラク戦争は米国の外交政策で史上最悪の失態と非難 ヒラリー・クリントン候補は軍事作戦を支持

    外交政策問題で、候補者たちは米国によるイラク侵攻やシリアにおける飛行禁止区域の可能性について議論しました。サンダースは「私は米国が再びイラク戦争のような泥沼に陥らないようにあらゆる手を尽くす。あの戦争は米国の外交政策で史上最悪の失態だった」と述べました。クリントン候補は、シリアにおける飛行禁止区域の設定を主張しました。サンダース候補とオマリー候補はこれに反対の姿勢しています。

    dailynews date: 
    2015/10/14(Wed)
    記事番号: 
    5
  • バーニー・サンダース候補は銃規制に真剣に取り組んできたか? ヒラリー・クリントン候補が批判

    今回の民主党候補討論会で最も議論が白熱したのは銃規制の問題です。オレゴン州などでの学校でのいくつもの銃乱射事件以来、選挙戦の大きな争点になっています。ヒラリー・クリントン前国務長官とマーティン・オマリー前メリーランド州知事は共に、バーモンド州上院議員のバーニー・サンダースの銃規制に関する実績を取り上げ、十分強硬な姿勢を取っていないと批判しました。

    dailynews date: 
    2015/10/14(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ヒラリー・クリントンとマーティン・オマリー両候補が移民法改革を巡って論争

    初の民主党候補者討論会でのもうひとつの論点は移民法改革で在留資格のない移民をオバマケア(オバマ政権が推進してきた包括的医療保険制度改革)の対象とすべきかという問題でした。クリントン候補は在留資格のない人々にもオバマケアを開放する州を支持すると述べ、オマリー候補はあらゆる人を対象とした保険制度の必要を訴え、移民の問題に関してはオバマ大統領をしのぐ改革を進めると明言しました。しかし、両者ともオバマ大統領政権下においてかつてないほど強制退去処分が増加していることについては触れませんでした。オンライン誌オルターネット(AlterNet)の記者ゼイド・ジラニにアトランタから中継で話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/10/14(Wed)
    記事番号: 
    3
  • マーティン・オマリーを他候補者たちが非難 ボルチモア市長時代の検挙率が問う黒人の命の重さ

    これまでに行われた2回の共和党候補者討論会とは異なり、初の民主党候補者討論会では人種的不平等と「黒人の命も大事(the Black Lives Matter)」運動が主要問題のひとつとなりました。マーティン・オマリー候補は討論会が始まって早々、ボルチモア市長時代に警察活動強化政策をとったことを非難されました。CNNのアンダーソン・クーパーはオマリー候補に、人口64万人の市で1年間に10万件以上の検挙があったという統計資料を突きつけました。オマリー候補は警察の取り締まりは黒人の命を守るためだったと応戦しました。オマリー候補が市長を務めていたときにボルチモアで育ったD・ワトキンスは「マーティン・オマリーの黒人への愛発言には驚いた。当時、そんなものは感じなかった」と言います。

    dailynews date: 
    2015/10/14(Wed)
    記事番号: 
    2

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