18か月と450万ドルもの税金を投入した後、共和党先導のリビアのベンガジでの米国領事館襲撃事件の調査は、いよいよ山場を迎えました。22日、前国務長官で民主党の大統領候補でもあるヒラリー・クリントンが下院特別委員会で米国人4人が犠牲となった2012年の攻撃について証言を行います。証言は10時間におよぶ可能性があります。共和党はクリントン前長官が、攻撃の前兆を無視し、事件後の処理も誤ったとしています。これまでの報告書で警備上の怠慢の指摘があり、それに伴う解雇は行われたものの、クリントン前長官やその他の上級関係者の不正行為の指摘はありませんでした。多くの民主党員は共和党がベンガジ事件を、クリントン前長官の2016年大統領選出馬を妨害するために利用していると非難しています。証言を前にベンガジ犠牲者の友人2人に話を聞きます。故クリストファー・スティーヴンス大使の友人ヴィーナ・トレハンと、CIA請負業者で元海軍特殊部隊の故グレン・ドハーティの友人エルフ・エレフセンとアニー・トゥルーラーです。