批評家たちは、武装集団のメンバーたちが大手メディアから受けている、彼らが言うところの特別待遇に疑問を投げかけています。その中には、オレゴン州東部の連邦政府が所有する自然保護区を占拠している集団のメンバーたちを「平和的な」抗議者と描写する報道も含まれています。AP通信は「平和的な抗議 オレゴン自然保護区での行動へ発展」という見出しを付けましたが、その後「平和的」という言葉を削除しました。CNNの法執行専門家アート・ロデリックは、武装集団は「何も略奪しない」ため、「黒人の命も大切」(Black Lives Matter)運動の参加者たちとは違う扱いを受けていると言います。ワシントンポスト紙の政治記者ジャネル・ロスに話を聞きます。彼の最新記事のタイトルは、Why aren’t we calling the Oregon occupiers 'terrorists'? (『なぜ我々はオレゴン占拠者たちを“テロリスト”と呼ばないのか?』)です。「例えば黒人の抗議者たちが、武装して死ぬまで闘うと脅して裁判所を占拠しようと決めたなら、今回と同じような慎重で、手ぬるい、注意深く、考え抜かれた言葉遣いは、ほとんど想像できません」と、ロスは言います。