デイリーニュース

  • リー・ファン:ヒラリー・クリントンをテレビ番組で称賛する評論家たち ヒラリー陣営との金銭的つながりは明かさず

    先日、報道番組『ミート・ザ・プレス』に民主党選挙専門家の肩書きで出演したステファニー・カッターは 「ヒラリー・クリントンの行動は全て適切だったと思う」と発言しました。しかしカッターは、自分が創設者の一人である会社プレシジョン・ストラテジーズ社がクリントン陣営に雇われて「デジタル・コンサルティング」を行っていることを明かしませんでした。「これは氷山の一角です」と『インターセプト』のリー・ファンは話します。ファンは50以上のテレビニュース番組を分析し、最新記事"TV Pundits Praise Hillary Clinton On Air, Fail to Disclose Financial Ties to Her Campaign"(「ヒラリー・クリントンをテレビ番組で称賛する評論家たち ヒラリー陣営との金銭的つながりは明かさず」)を書きました。

    dailynews date: 
    2016/2/26(Fri)
    記事番号: 
    4
  • トランプ大学の詐欺?食い物にされた低所得学生が共和党最有力候補を提訴

    25日に行われた共和党大統領候補テレビ討論会で、フロリダ州上院議員マルコ・ルビオは、トランプ大学は「いかさまの大学」で学生は最高5万ドルを支払い、トランプに会えると約束されたが、実際には段ボールに印刷し人の形に切り抜いたトランプの書割の写真と並んで記念撮影するだけだと批判しました。現在、多くの学生が訴訟を起こしています。ルビオはテレビ視聴者に「トランプ大学」をグ―グル検索してみるよう、呼びかけました。ニュースサイト『インターセプト』のリー・ファンに話を聞きます。ファンの記事によると、この裁判で証言するためにトランプは選挙遊説の中断を余儀なくされるかもしれません。トランプ大学に入学した学生のほとんどは、低所得層です。「トランプが労働者階級の人々をばかにしているのがよくわかる。こんな風に騙すんです」とファンは言います。また、最新の記事":Marco Rubio, Following Donor Dollars, Frequently Veers from Limited-Government Dogma"(「マルコ・ルビオ、寄付金次第で、『小さな政府』の教義をくるくる変換」)にも言及します。

    dailynews date: 
    2016/2/26(Fri)
    記事番号: 
    3
  • プエルトリコ債務危機をめぐる2つの議会聴聞 民主党は「スーパー破産」を提案

    デモクラシー・ナウ!の共同司会者フアン・ゴンザレスが、25日、下院議長ポール・ライアンが、プエルトリコの債務危機に対処する法案の成立期限を3月31日に設定したことを受け、この問題をめぐって実施された2つの議会聴聞についてレポートします。取るべき措置について、民主党と共和党の間で意見が割れています。民主党は、プエルトリコが再編計画の下で債権者と負債を清算できるようにする「スーパー破産(superbankruptcy)」を提案。一方、共和党は、財政支援を行うのなら、デトロイトで行ったように、監理委員会を設置するよう要求しています。しかし、ゴンザレスが指摘するように、プエルトリコは自治領であるため、米国政府によるこのような監理に反対しています。

    dailynews date: 
    2016/2/26(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ホセ・アントニオ・バルガス:共和党の大統領候補たち 移民問題をめぐる討論で際立つ 誤情報と思いやりのなさ

    25日夜、テキサス州ヒューストンで共和党の大統領候補討論会が白熱し、フロリダ州上院議員マルコ・ルビオは、共和党最有力候補のドナルド・トランプを激しく攻撃しました。実業界の大物ドナルド・トランプがネバダ州で3連勝を収めてから数日後に行われたこのイベントは、12の州で一斉に予備選挙や党員集会が行われるスーパー・チューズデー前に、5人の共和党候補者たちが顔を合わせる最後の見せ場となりました。元フロリダ州知事ジェブ・ブッシュは選挙戦から離脱し、残っているのは、トランプ、ルビオ、テキサス州上院議員テッド・クルーズ、オハイオ州知事ジョン・ケーシックそして元神経外科医ベン・カーソンの5人の候補です。討論の多くが移民問題に集中しました。ヒートアップした討論会のハイライトと反応を見ていきます。「ラティーノの2人の候補が、トランプに輪をかけた論調でトランプを追い落とそうとしている・・・自分が米国への移民の身でありながら、移民に同情しないんでしょうか?共感は?移民問題を論じるとなると、人間としての思いやりは消えてしまうのか?」とピューリツァー賞受賞経験のあるジャーナリスト、ホセ・アントニオ・バルガスは話します。

    dailynews date: 
    2016/2/26(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 独占放送:バーレーンでデモ取材中に拘束の米ジャーナリスト 解放後初のインタビュー

    ペルシャ湾岸の国バーレーンで拘束され、国際的非難が集まったために2月21日に解放された米国人ジャーナリスト4人の中のひとりに独占インタビューを行いました。アナ・テレーズ・デイはカメラ班とともに、2011年2月に起こった民衆蜂起5周年を記念するデモの取材のためにバーレーンに滞在していました。バーレーン当局は、彼女たちが入国目的を観光と偽った上に、取材班の一人が警官襲撃に参加したと主張しています。4人は身柄を拘束され、犯罪目的で違法な集会を行った容疑をかけられました。尋問の際、当初は弁護士の同席を拒否され、家族との連絡をとることも許されませんでした。人権保護団体ヒューマン・ライツ・ファースト(Human Rights First)は、今回のジャーナリスト逮捕は、バーレーンで現在も続いている反対派への弾圧の一環だとしています。同団体は、バーレーンの反政府派の指導者イブラヒム・シャリフの解放を再度求めています。シャリフは2月24日に、2015年のスピーチで政治変革を求めた罪で、禁固1年の刑を言い渡されました。2011年の民衆蜂起が戒厳令と米国を後ろ盾としたサウジアラビアの軍事侵攻により制圧されて以来、バーレーン政府は反政府抗議運動やジャーナリストを弾圧しています。バーレーンは米国と密接な同盟関係にあり、湾岸地域の米国海軍全体を統括するアメリカ海軍第5艦隊の基地があります。

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    2016/2/25(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 元CIAエージェント アップル社がFBIに抵抗できるのは スノーデンの暴露があったおかげ

    FBIがサンバーナディーノ乱射犯のiPhone携帯のロック解除をアップル社に強要する以前に、暗号化とプライバシー保護についての一般市民の認識を高めたエドワード・スノーデンの役割について、元CIAエージェントのバリー・アイスラーに聞きます。「スノーデンが暴露したことの多くが、まさに今回の件に当てはまります。企業が米政府に協力していることが周知の事実となったことも、今回アップル社が抵抗することの後押しになったと私はみています」とアイスラーは言います。「一般市民にこのような知識がなければ、アップル社は黙って協力したことでしょう。そうすることで損を被るわけもありませんので」。アイスラーは新作の小説The God’s Eye View (『神の視点』)について、「世界で現在起こっていることに基づいています……(当初)私が想像していたことは、まだまだ現実に追いついていなかったと悟りました」 と語ります。

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    2016/2/25(Thu)
    記事番号: 
    3
  • FBIはアップルをひとかじりするか? 両者の最終対決を元CIAエージェントが語る

    米国政府がアップル社に引き続き圧力を加えている中、同社のティム・クック最高経営責任者(CEO)は、FBI(連邦捜査局)が要請している、サンバーナディーノ乱射事件の犯人が所有していたiPhoneの携帯ロック解除は「ソフトウェアにとっての癌となる」と語っています。ABCテレビのインタビューで、クックCEOは、携帯ロック解除に協力せよとの裁判所命令にアップル社が抵抗する理由を説明しました。FBIは、今回の訴訟は対象が限定されており、アップルは自社の機器へのセキュリティ・リスクを誇張していると主張しますが、「これは今回の犯人の携帯だけに当てはまるものでは済みません。どの携帯に対しても政府はこれを利用できるようになるはずです。政府が誰の携帯でも暗号解除できることに何の問題も感じない人もいるかもしれませんが、米国政府がアクセスできるバックドア(裏口)があるということは、米国に敵対的な勢力にとってもアクセス可能になるということなのです」と、本日のゲストで、政府による監視をテーマに小説を書くバリー・アイスラーは言います。アイスラーは元CIAエージェントです。アイスラーは最新作The God’s Eye View (『天眼』)をはじめ、多数の著書があります。

    dailynews date: 
    2016/2/25(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 人種差別が売り:トランプ候補は米国におけるヘイト・グループ増加のシンボル?

    ドナルド・トランプ候補は、大統領候補選びの山場となる来週のスーパー・チューズデーに向けた最後の共和党の候補者討論会に、最有力候補として参加します。トランプ候補はまた、南部貧困法律センター(Southern Poverty Law Center:SPLC)が新たに発表したThe Year in Hate and Extremism(『ヘイトと過激思想 2015年年次報告書』)の表紙を飾っています。SPLCのリチャード・コーエン理事長は、「トランプ支持者の6割以上が、オバマ大統領は密かにイスラム教を信仰し、米国生まれではないと信じています」と番組で語ります。同報告書は、全米でヘイト・グループの数が増加する要因のひとつが大統領選挙のサイクルであり、2015年にはヘイト発言が、主流の政治の場でここ何十年も見られなかったような酷いレベルに達したと指摘しています。ディスカバリーチャンネルなどを運営するDIグループ傘下のチャンネル「インベスティゲーション・ディスカバリー」(Investigation Discovery)では、SPLCの調査に基づくドキュメンタリー番組シリーズ「ヘイト・イン・アメリカ」が始まります。初回放送は、2月29日(月)東部時間午後8時からの予定です。

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    2016/2/25(Thu)
    記事番号: 
    1
  • マーシャン・マカレル − オハイオ州議会議事堂で拳銃自殺した『黒人の命も大切』活動家を追悼

    本日の放送の最後は、『黒人の命も大切』活動家のマーシャン・マカレルの追悼です。彼は 2 月 8 日、オハイオ州コロンバスのオハイオ州議会議事堂入り口で拳銃自殺しました。マーシャン・マカレルはまだ 23 才でした。マーシャンはファーガソンで起きたマイケル・ブラウンの警察による銃撃への反対運度を行い、ホームレスの人々を支援しました。彼自身も 3 カ月間ホームレスだった経験から、フィード・ザ・ストリート(Feed the Street)という慈善活動を立ち上げました。自殺の数時間前、マーシャンはフェイスブックに「今日、僕の悪魔が勝った。ごめん」と書き込みました。マーシャンは死の数日前、自分で立ち上げた『夢を追う(Pursuing Our Dreams)』というコミュニティプロジェクトが全米黒人地位向上協会(NAACP)のイメージ賞で故郷のヒーロー(Hometown Hero)として表彰されました。23 日にデモクラシーナウ!は、マーシャンを知る生徒のグループと教師と話をしました。

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    2016/2/24(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ドナルド・トランプは共和党指名争いのトップランナーか? ネバダ州の党員集会で 46 %の票を獲得

    大富豪の実業家ドナルド・トランプがネバダ党員集会で圧勝し、3 回連続で勝ちました。トランプは重要な住民層の票を得て 46 %を獲得しました。フロリダ州の上院議員マルコ・ルビオが 24 %を獲得し 2 位につけました。テキサス州上院議員のテッド・クルーズは 21 %を獲得し 3 位でした。「我々は、福音者層を勝ち取った。若い層を勝ち取った。高齢層を勝ち取った。高学歴層を勝ち取った。低教育層を勝ち取った。私は、教育の低い人達が好きだ。最も賢い人達と、最も誠実な人達を獲得した。そして何が一番嬉しいかって?もう長い間言ってるが、ヒスパニック層に選ばれたことだ。ヒスパニック票も再多を得て 46 %を獲得した。とても嬉しい」とトランプは言いました。共和党集会の記事を書いたガーディアン紙のニッキー・ウールフに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/2/24(Wed)
    記事番号: 
    2

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