デイリーニュース

  • 米国の外交政策をカネで売る? トランプ企業体の巨大な金融ネットワークの舞台裏

    ドナルド・トランプが大統領になった場合、彼の事業の親会社で、ほとんど知られていない「トランプ・オーガニゼーション」(Trump Organization)社は、利益相反行為に直面する可能性があることが、新たな大々的な調査報道で明らかになりました。ニューズウィーク誌に掲載された調査報道記事によれば、トランプ・オーガニゼーション社はニューヨークからインド、ウクライナ、中国、ブラジル、アルゼンチン、トルコ、そしてロシアにまたがるま巨大な金融ネットワークで、ロシアの採掘、銀行および不動産王である億万長者で、ロシア政府とも緊密な関係にあるウラジミール・ポターニンと関係を持っています。トランプが頻繁にロシアのプーチン大統領を称賛する発言をすることで、彼が当選した場合の米外交政策について、米国の安全保障専門家が既に懸念を示しています。今回の記事は「ドナルド・トランプが大統領選で当選すれば、同社を即刻業務停止とするか、同社とトランプ家との関係を永久に切らない限り、米国の外交政策はカネで買えるモノになる可能性がある」と結論づけています。ニューズウィーク誌の上級記者で、新記事How the Trump Organization’s Foreign Business Ties Could Upend U.S.

    dailynews date: 
    2016/9/15(Thu)
    記事番号: 
    3
  • NSA内部告発者エドワード・スノーデンが諜報法違反で裁判にかけられた場合どうなるのか?

    国家安全保障局(NSA)の内部告発者エドワード・スノーデンを恩赦すべきかどうかの討論の後半では、彼が米国に帰国し諜報法違反で裁判にかけられた場合、公平な裁きを受けられるかどうかを検証します。スノーデンは、現在の米国の諜報法では、内部告発または「公共の利益」を弁護に使うことができないため、彼の行動に関する動機は裁判では考慮されないと主張しています。現諜報法では「(スノーデンが)陪審に対し今回の動機を語っても、法的に証拠として全く認められないのです」と「報道の自由財団」(Freedom of the Press Foundation)のトレバー・ティム理事長は言います。一方、過去に内部告発者の弁護を行った経験のある国家安全保障専門の弁護士ブラッドリー・モスは、スノーデンが告発内容を「(議会の)諜報委員会に渡すことも可能だったはず」で、その場合、法的ガイドラインを犯すこともなかったと言います。

    dailynews date: 
    2016/9/15(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 討論: オバマ大統領は NSAの内部告発者エドワード・スノーデンを恩赦すべきか?

    国家安全保障局(NSA)の内部告発者エドワード・スノーデンが、機密のNSAファイルを報道機関に公開し、米国および英国政府が世界規模で行っていた監視活動を明らかにしてから3年が経ちます。スノーデンが現在亡命中のロシアから米国に帰国した場合、国家機密窃盗および諜報法違反で罪に問われ、少なくとも禁固30年を課せられる可能性があります。スノーデンの支持者は今週、オバマ大統領に対し任期終了前にスノーデンを減刑ないし司法取引または恩赦するよう求める新たな運動を開始しました。本日は「報道の自由財団」(Freedom of the Press Foundation)のトレバー・ティム理事長と、過去に内部告発者の弁護を行った経験のある国家安全保障専門の弁護士ブラッドリー・モスに、スノーデンに恩赦を与えるべきかを討論してもらいます。

    dailynews date: 
    2016/9/15(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ヒラリー・クリントンのエドワード・スノーデン批判は監視体制の実態からの目くらまし?

    民主党大統領候補のヒラリー・クリントンは、エドワード・スノーデンについて「極めて重要な情報を盗み、残念なことにそれが誤った人々の手に渡ってしまった」と述べました。ウィキリークス編集者のサラ・ハリソンと映画監督のオリバー・ストーンにこのことばへの感想を聞いてみました。「情報を新聞社に無料で提供するスパイはいない。クリントンはそこを見落としています。スノーデンは一切合切の情報を無料で渡したんです」とストーン。ハリソンは、「実態から目をそらさせようとして騒ぎたてているように聞こえます」と言います。

    dailynews date: 
    2016/9/14(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ウィキリークス編集者:エドワード・スノーデンが文書漏洩の道を選んだのはオバマの内部告発者への戦いが原因 

    オリバー・ストーンの新作映画Snowden (『スノーデン』)公開を機に、ウィキリークス編集者サラ・ハリソンに話を聞きます。ハリソンは米国国家安全保障局(NSA)の内部告発者エドワード・スノーデンが香港からモスクワへ飛行する時に同伴し、4 ヶ月間にわたるロシアの空港内での暮らしに付き添いました。ハリソンは、スノーデンが「勇気財団(The Courage Foundation)」に接触してきたいきさつを語ります。勇気財団はハリソンが代表者を務めており、スノーデンはじめ内部告発者たちの弁護資金を募っている団体です。「立ち上がる人達がいるということを世界に向かって示し、内部告発者たちを支援したかった」とハリソンは言います。

    dailynews date: 
    2016/9/14(Wed)
    記事番号: 
    3
  • アメリカ自由人権協会 アムネスティ ヒューマンライツ・ウォッチが「スノーデンに恩赦」運動を開始

    オリバー・ストーンの映画Snowden (『スノーデン』)が公開されるこの時期、アメリカ自由人権協会、ヒューマンライツ・ウオッチ、そしてアムネスティ・インターナショナルでは、来年 1 月の退任前にスノーデンに恩赦を与えるようオバマ大統領に求める運動を強化しています。スノーデンは国家機密窃盗罪で告発され、諜報活動取締法違反の嫌疑を受けています。最低でも禁錮 30 年の刑に直面していますが、スノーデンは米国と英国両情報局による膨大な規模の監視を暴露したことは道徳的に正しく、市民により良い結果をもたらしたと主張しています。ストーンは、「米国がいま取っている方針を変えることはより良い選択だと思います」と言います。ジョセフ・ゴードン・レヴィットは、「実のところ、スノーデンの漏洩によって危害を受けた人は一人もいません。危害が生じることがないよう責任あるプロセスを取ったのです」と言葉を添えます。

    dailynews date: 
    2016/9/14(Wed)
    記事番号: 
    2
  • オリバー・ストーンとジョセフ・ゴードン・レヴィット 世界重要指名手配を科された男の人間ドラマ 新作映画『スノーデン』製作を語る

    世界最重要指名手配リストに載せられた人物をめぐる待望の映画Snowden (『スノーデン』)が公開です。今日はこの映画を監督したアカデミー賞受賞歴もあるオリバー・ストーンと、スノーデン役のジョセフ・ゴードン・レヴィットを迎えています。時間いっぱいを使って、2人の話を聞き、合わせて、米国国家安全保障局(NSA)の内部告発者エドワード・スノーデンが米国と英国の両情報局による膨大な規模の監視計画を暴露した経緯を描くこの映画からいくつかの場面を紹介します。「我々の目的は、彼を一人の人間として描くこと、その人生を視聴者に感じさせることでした」とストーンは言います。最初は保守的な政治観の持ち主だったスノーデンは、イラク戦争に志願しましたが、 CIAで 勤務することになったのです。

    dailynews date: 
    2016/9/14(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 服役中の内部告発者チェルシー・マニングの弁護士「虐待が続き ハンストにつながった」

    刑務所に収監されている陸軍の内部告発者チェルシー・マニングの弁護士チェース・ストランジオに、マニングが刑務所内での処遇に抗議して9月9日に始めたハンガーストライキについて話を聞きます。マニングは声明の中で、彼女が「最低基準の威厳と尊厳と 人間性」を与えられるまで、水と薬しか摂取しないと述べました。彼女は、彼女が自分の性別違和症に対する医学的に処方された助言を受け取ることを認める陸 軍からの約定書を要求しています。マニングはカンザス州レブンワースの軍刑務所で35年の禁錮刑に服しています。彼女は長い間、独房に入れられ、彼女の性的アイデンティティーに関する治療を否定されています。ストランジオは米国自由人権協会(ACLU)の常任弁護士で、国防総省との訴訟でチェルシー・マニングの代理人を務めています。

    dailynews date: 
    2016/9/13(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 米国自由人権協会の弁護士:トランス女性の殺害の増大と反トランス法の関係は切り離せない

    2016年のこれまでに、20人にのぼるトランスジェンダーの女性が殺害されています。その中には、黒人のトランスジェンダー女性で、8月にオハイオ州コロンバスで彼女の母親の元ボーイフレンドに射殺された28歳のラエリン・トーマスも含まれています。家族は、彼女に発砲したジェームズ・アレン・バードは、ラエリンに対してトランスジェンダーを毛嫌いする発言をおこない、彼女のことをしばしば「悪魔」と呼んでいました。一方、シカゴのウエストサイドで9月10日の週末に、また別のトランスジェンダーの女性が殺害されたかもしれないという報道が入っています。シカゴ警察は遺体は9月11日に発見されたと確認しましたが、詳細は発表されていません。米国自由人権協会(ACLU)の常任弁護士であるチェース・ストランジオに、トランスジェンダー女性に対する暴力の増大について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/9/13(Tue)
    記事番号: 
    6
  • ノースカロライナ州が反LGBT法で経済的打撃 全米大学競技協会が決勝大会を同州から移転

    ノー スカロライナ州がHB2または「トイレ法」(bathroom bill)として知られる反LGBT法を可決したことを受け、全米大学競技協会(NCAA)は、7つの選手権イベントを同州から他所へ移すことを公表して います。こ の法律は、LGBTの人々を差別から守る条令を無効にし、トランスジェンダーの人々が彼らが自認 する性別に見合うトイレを使うことを禁じるものです。米国自由人権協会(ACLU)の常任弁護士であるチェース・ストランジオは、スポーツ団体や企業が、 ト ランスコミュニティやその支援団体が動員する取り組みに呼応していることを見るのは励みになると言います。

    dailynews date: 
    2016/9/13(Tue)
    記事番号: 
    5

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