オバマ政権は、「落ちこぼれゼロ」(No Child Left Behind)政策や競争的な学校助成制度(Race to the Top)を推進しています。そこで重要な教育学者で元教育j次官補のダイアン・ラビッチをお呼びしました。彼女は長いあいだ、「落ちこぼれゼロ」政策や公教育規制の外にあるチャータースクール(特別認可学校)、統一テスト、さらに自由市場を利用した学校改革の推進者として知られてきました。その彼女が180度方針転換をした経緯が、最新の著作The Death and Life of the Great American School System: How Testing and Choice Are Undermining Education(『偉大な米国学校制度の死と生:試験と選択導入がいかに教育をだめにしているか』)にも書かれています。ラビッチは「落ちこぼれゼロ政策が失敗だったことは証拠が示している。チャータースクールももう良くなりようがない」と言います。