デイリーニュース

  • 「シカゴでの対決」 米銀行協会の年次総会に抗議者が集結

    米国銀行協会(ABA)がシカゴで今週の年次総会の予定を組んだ時、同協会の役員たちはこのような反応を予測していなかったでしょう。市中心部のホテルでの静かな会議の代わりに、並行して開催された数千人参加の集会に出迎えられることになりました。この事態をABA主催者らは「シカゴでの対決」と呼んでいます。市民ネットワーク団体「全米国民運動(NPA)」の主導のもと、主催者らは、金融危機の影響を受けた異なる背景を持つ米国民を横断的に集結させようと試みました。そこには自宅所有者、貸借人、農場経営者、労働者、退職者らが含まれます。この「対決」は、ABA代表団が集合していたホテルロビーに抗議者らが集まった25日に始まりました。
    dailynews date: 
    2009/10/26(Mon)
    記事番号: 
    2
  • バグダッドで連続自爆攻撃、155人死亡

    イラク首都バグダッドで25日に発生した、自動車を使用した連続自爆攻撃による死者は155人になり、負傷者も500人を超えました。自爆攻撃の被害者数としては過去2年間で最大規模となります。法務省、公共事業省そしてバグダッド地方行政庁舎を狙ったこの爆撃による犠牲者には、数十人の公務員が含まれています。イラクのヌーリ・マリキ首相は事件現場を訪問。アルカイダとサダム・フセイン旧政権の残存勢力を非難しました。また同首相は、この攻撃が今後の政治プロセスや来年の1月に実施予定の総選挙に影響を及ぼすことはないと言明しました。イラク政府は米軍に捜査協力を依頼しました。
    dailynews date: 
    2009/10/26(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ドキュメンタリー映像『米軍でのレイプ:内なる敵』の抜粋を放送

    米軍内での性的暴行の発生率は、現在、自殺と同様に一般社会のそれを上回っています。2009年初頭の米国国防総省の報告によると、女性軍人の3人に1人が兵役中に少なくとも一度は性的暴行を受けています。2008年に報告された約3000件のうち63%がレイプまたは加重暴行でした。"Rape in the Ranks: The Enemy Within"(『米軍でのレイプ:内なる敵』)は、レイプや他の性的暴行の被害を受けた3人の女性軍人に焦点を当てたドキュメンタリーです。映像の抜粋を放送し、制作者のパスカル・ブルゴーから話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/10/27(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 独占:イラクで自殺した米軍兵の両親が息子の死を語る

    グレッグとジャネットのキースリング夫妻は、2009年7月19日に自殺した米軍兵チャンセラー・キースリングの両親です。チャンセラーは当時、イラクで二度目の従軍中でした。最初の派遣中に、彼は精神的な問題を抱えるようになり、自殺しないように監視が付けられていました。米国に帰国後、チャンセラーは再派遣されないことを願い、イラクへ戻る条件で提示されたボーナスも断りました。しかし、彼は5月に呼び戻され、その1ヶ月後に自殺したのです。チャンセラーの死後、グレッグとジャネットのキースリング夫妻はオバマ大統領からの悔やみ状をまだ受け取っていません。問い合わせをしたところ、これは単なる見落としではないことがわかりました。手紙が届かないのは、自殺した米軍兵の家族には大統領の悔やみ状を送らないという長年にわたる米国の政策のためだったのです。
    dailynews date: 
    2009/10/27(Tue)
    記事番号: 
    2
  • テキサス州は無実の人間をまた処刑するのか? レジナルド・ブラントン事件

    論議を呼んでいる死刑囚の一件が10月27日に最終局面を迎えます。28歳のレジナルド・ブラントンは27日夜、2000年のカルロス・ガルザ殺害の罪で処刑される予定です。ブラントンはガルザのアパートに侵入し、頭部を撃った罪で有罪判決を受けました。しかし、ブラントンは一貫して無罪を主張し、彼の弁護団は、検察官側がアフリカ系米国人を陪審員から除外したことと、当初の公選弁護人が初期段階で間違えを犯したことによって裁判が間違った方向に進んだと言っています。今回、テキサス州の死刑制度への注目が高まる中での処刑実行となる予定です。
    dailynews date: 
    2009/10/27(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 米下院 数百の新規低出力FMラジオ局創出につながる法案で前進

    2009年地域コミュニティラジオ法が米下院エネルギー商業委員会で反対少数で可決され、今度は下院での全体投票に臨むことになりました。この法案は、低出力FM局が第3の隣接局になることで生じる電波干渉から高出力放送局を守ることを連邦通信委員会(FCC)に義務づけた法律を破棄するものです。この法案の共同提出者である民主党下院議員マイク・ドイルの話を聞きます。続いて非営利のラジオ活動家団体プロメテウス・ラジオ・プロジェクトのキャンペーン責任者コーリー・フィッシャーホフマンの話も聞きます。
    dailynews date: 
    2009/10/28(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 国連特別報告書「裁判なしの死刑執行」担当者フィリップ・アルストンが警告 オバマ政権下で記録的回数を数える対アフガニスタン・パキスタン無人機攻撃は国際法違反の恐れあり

    ニューヨーカー誌の調査ジョーナリストのジェーン・メイヤーが、米軍の無人機によるパキスタンへの攻撃回数がオバマ政権下で劇的に増えていると同誌最新号で明らかにしました。大統領就任9か月半で、オバマは少なくともパキスタンへの41回の CIAミサイル攻撃を承認しています。これは週に1回の頻度です。米国による無人攻撃機計画に対する最も著名な批判者の1人フィリップ・アルストンに話を聞きます。アルストンは超法規的・略式・恣意的処刑に関する国連特別報告者です。米政府による無人攻撃機の使用は国際法違反の恐れがあると彼は言います。
    dailynews date: 
    2009/10/28(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 『軍閥体制の中の女』 脅迫に屈せず米軍占領とアフガン軍閥に異議を唱えるアフガンの民主活動家マラライ・ジョヤ

    アフガニスタンの話題を続けましょう。マラライ・ジョヤに話を聞きます。彼女はアフガニスタン民主化運動の指導的活動家の1人です。2005年、彼女は史上最年少でアフガニスタンの国会議員に選出されましたが、2007年、政府内の軍閥とその取り巻きたちを批判して議員停職処分をうけました。このほど、その回顧録 A Woman Among Warlords: The Extraordinary Story of an Afghan Woman Who Dared to Speak Out(『軍閥体制の中の女:不屈の非難を続けるあるアフガン女性の非凡な物語』)が出版されました。
    dailynews date: 
    2009/10/28(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 組織化された攻撃で国連職員6人が死亡 米軍の月間死者数も8年のアフガン戦争で最悪に

    28日、アフガニスタンの首都カブールで国連の外国人職員が利用している民間宿泊施設が銃や爆弾で武装した集団に襲撃され、少なくとも6人の国連職員が死亡しました。その約1時間後には今度はロケット弾が大統領府近くの高級ホテル、セレナ・ホテルに打ち込まれました。前日には米軍の兵士8人が死亡し、 2001年に米軍がアフガニスタンに侵攻して以来、今月が米軍死者の最多月間になったばかりでした。ニューヨーク・タイムズ紙は現在、ホワイトハウスがすでに米兵増派の是非の議論を終え、どの程度の増派が必要かという議論に移っていると報じています。調査ジャーナリスト、プラタップ・チャタージーにカブールから登場してもらいましょう。彼は昨晩のロケット弾攻撃の際にそのセレナ・ホテルに泊まっていました。
    dailynews date: 
    2009/10/28(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ロシア人ジャーナリスト、エレナ・ミラシナ 北カフカスでの政府の権力濫用を批判する者への殺人、脅迫の増加に警笛

    ロシアでは、社会不安を抱える北カフカスでの政府の権力乱用を告発するジャーナリストや活動家が殺されるケースの増加が深刻となっています。ロシアの調査ジャーナリストで、最近、ヒューマン・ライツ・ウォッチから非凡なアクティビズムに対して贈られるアリソン・デ・フォージュ賞を受賞したエレナ・ミラシナに話を聞きます。ミラシナは7月に殺された活動家でジャーナリストのナタリア・エステミロバと2006年10月に殺された国際的にも有名なアナ・ポリトコブスカヤの友人でした
    dailynews date: 
    2009/10/29(Thu)
    記事番号: 
    3

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