20ドル札の肖像を現在のアンドリュー・ジャクソンから奴隷解放運動の指導者ハリエット・タブマンに変更する計画を延期したトランプ政権に批判が集まっています。スティーブン・マヌーチン財務長官は先週、タブマンへの変更は少なくとも2026年まで実施しないと発表しました。2016年のオバマ政権による構想では、ジャクソンからタブマンへの変更は、女性の投票権が認められてから100周年記念となる2020年までに行う予定でした。タブマンは女性としては100年ぶり、アフリカ系米国人としては初めて米紙幣の表に肖像を掲載されることとなります。アンドリュー・ジャクソンは奴隷所有者で、1830年には「インディアン強制移住法」に署名し、アメリカ先住民1万6000人以上を強制的に居住地から排除し、これは「涙の道」として知られています。本日はBound for the Promised Land: Harriet Tubman, Portrait of an American
Hero(『約束の地への道のり――ハリエット・タブマン、アメリカの英雄の肖像』)の著者ケイト・クリフォード=ラーソンに話を聞きます。