ワシントンポスト紙は、フリン国家安全保障担当補佐官の辞任を受けて米国政府は「本格的な危機」にあると報じました。14日、ホワイトハウスは、フリンが12月29日のロシア大使との電話で対ロ制裁措置について協議し、その件に関してマイク・ペンス副大統領はじめ複数のホワイトハウス高官に対して虚偽を述べたことを、トランプ大統領は「この何週間もの間」知っていたと認めました。 ニューヨーク・タイムズ紙とCNNは、通話記録や傍受された通話から、ドナルト・トランプの大統領選挙戦メンバーたちが、11月の大統領選にいたる選挙期間中に、ロシア情報機関の上級当局者たちと繰り返し接触していたことが判明したと報道しています。ニューヨーク・タイムズ紙によると、合衆国の法執行ならびに情報機関が、この通話を傍受したのは、ロシアが米民主党全国委員会へのハッキングを通じて大統領選を妨害しようとしている証拠を発見したのと同時期でした。カリフォルニア州選出の民主党連邦下院議員テッド・ルーに聞きます。