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2012年5月9日(水)

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  • ノースカロライナ州の有権者たちが住民投票を行い、結婚を男性と女性の間に限るものと規定する州憲法変更提案を高投票率で可決しました。ノースカロライナ州法は以前から同性婚を禁じていましたが、この変更によってこれまで法的に認知されていた男女間の事実婚など、その他の家庭内パートナーシップもまた、同州では法的な権利を認められないことになります。この法案は文言が曖昧なため、同棲していながら結婚はしていない州内の15万組もの男女のカップルも影響を受ける恐れがあると指摘する法律家もいます。その他にも、これが家庭内暴力からの保護措置を無効にしたり子供の親権交渉で不利に働いたり、入院中のパートナーを見舞いに行く権利を奪ったりする恐れもあると警告されています。「この憲法改変を後押ししていたのがどういう人たちだったかを見ると、長い間人々をまとめるのではなく分裂させてきた人たちだということがわかります」と言うのは「ノースカロライナのすべての家族を守るための連合(Coalition to Protect All North Carolina Families)」のウィリアム・ロビンソンです。

  • ウォール街占拠運動の抗議者や環境活動家、困窮する住宅所有者らが今日、ノースカロライナ州シャーロット市に集結してバンク・オブ・アメリカの年次株主総会の会場前で抗議活動を行います。抗議者たちは金融危機における銀行の役割や石炭産業への支援、さらに長い間住宅差し押さえ権を濫用してきた疑いに世論の関心を向けたいとしています。この政治行動は同じくこのシャーロットで9月に開かれる民主党全国大会に照準を当てた活動の試金石でもあります。同市は最近、警察権力を広範囲に行使して、武器からマジックペンや自転車のヘルメットまで含む長大な禁止物品リストの何か1つでも隠そうという意思を持つ者を探すという名目で、バックパックやハンドバックやブリーフケースを携行している人はだれでも職務質問で身体検索できるようにしました。「バンカメの略奪的な行為に立ち上がろうと、みなさんシャーロットにやって来るんです」と全米のコミュニティ・グループの連合体であるRight to the City Alliance(市に対する権利同盟)のレイチェル・ラフォレストは言います。シャーロットにはバンカメに自宅から退去させられた175人ほどの住民たちを引き連れてやってきました。「株主総会では重要な株主たちの前に立って、こう言ってやるんです。『あなたたちの行ないのせいで私たちの暮らしはこうなった。私たちが今この場所に足を踏み入れているのは、私たちこそが決定権を持ち、このような行為を止めさせさせると約束するためだ』」。レベッカ・タルボットンにも話を聞きます。Rainforest Action Network(雨林活動ネットワーク)の事務局長で、同団体は石炭業界の最大融資業者であるバンク・オブ・アメリカに対し石炭への投資から、エネルギー効果がよくて再生可能なエネルギーへの投資先の転換を求めています。「バンク・オブ・アメリカはこの国の石炭業界への筆頭融資者です……石炭火力発電所はたとえば温室効果ガスの最大の排出源であり、これが気候変動や気候の混乱を惹き起こします。ですから特にバンク・オブ・アメリカに言うべきことは『もし真剣に……この国が化石燃料から脱却して再生可能エネルギーに向かうってことを考えてるなら、石炭はいい加減やめるべきね』ということです」

  • ウィスコンシン州の民主党予備選の投票者たちは、議論の的となっている共和党州知事スコット・ウォーカーのリコール選挙での対抗馬としてミルウォーキー市長のトム・バレットを選びました。2011年、ウォーカーが大半の公務員のほとんどすべての団体交渉権を剥奪するばかりか、賃金や年金を大幅削減するという計画まで発表して同州いたるところで抗議運動が勃発しました。6月5日のリコール選挙は現時点ではウォーカーとバレットの一騎打ちです。同州マディソンからザ・プログレッシブ誌の編集者マシュー・ロスチャイルドに話を聞きます。ロスチャイルドは、知事の座を維持しようというウォーカーの選挙戦は全米の富裕層からの多額の寄付金で支えられていると言います。「ウォーカーはアメリカの悪徳ビジネス階級のお気に入りなんです。労働者たちの喉をブーツで踏んづけてやりたいと思ってるボスたち全員のヒーローなんです」とロスチャイルドは言います。「そして、彼らの財布のひもは……今ゆるみ始めたばかりなんです」

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