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2012年5月1日(火)

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  • 国際労働者の日、または、メーデーの5月1日にあわせ、ウォール街占拠運動が全米一斉の抗議行動を計画しています。番組ではピュリッツァー賞受賞記者のクリス・ヘッジズ、タイダル誌の編集者で占拠せよ運動の中心的世話役アミン・フセイン、Horizontalism: Voices of Popular Power in Argentina(『ホリゾンタリズム:アルゼンチンの民衆勢力の声』)の著者でウォール街占拠運動の法律関係担当グループのメンバーであるマリーナ・シトリン、「労働者と移民の権利を求める5.1連合」(May 1st Coalition for Worker and Immigrant Rights)のテレサ・グティエレスと共に、この動きについて討論します。また、デモクラシー・ナウ!の元通信員で現在はガーディアン紙のライアン・デブローが、ニューヨーク市の街頭での抗議行動の最新情報を報告します。

    「労働者の祝日、移民の権利、99パーセントなど呼び方は何であれ、全米中の人々がメーデーを我々の日として捉えています」と、マリーナ・シトリンは言います。彼女は、占拠せよ運動の活動家らは、メーデーによって、学生運動や非組合労働者との連帯を築くできればいいと考えていると指摘します。「我々の同朋の100万人が国外退去させられたりしているなかで、2012年は移民のための闘いを再活性化させる重要な年です」と、テレサ・グティエレスは付け加えます。

    一方、占拠せよ運動内では戦術をめぐる論争が続いています。クリス・ヘッジズは、抗議行動中に顔を隠し、時には器物を損害することもあるブラック・ブロック(黒い服装をした過激な活動グループ)のアナキストたちを批判した彼の最新コラム"The Cancer in Occupy"(「占拠せよ運動内の癌腫瘍」)について話します。「占拠せよ運動は、大多数の人々が感じることを代弁しています。それに対し治安国家の目的は、運動を普通の民衆の主流から切り離すことにあります」と、ヘッジズは言います。「その方法として、彼らはある種のグループを使います。グループの中には善意から行動している人もいるかもしれませんが、しかしそれらのグループは普通の人々を怖がらせて運動から遠ざけることに使われるわけです。」それに対しアミン・フセインは「しかし」と応えます。「全ての選択肢を考慮するべきです。」彼は、占拠せよ運動は、闘いが効果を見せる方法、対話を通した決定の仕組み、内部からパワーをいかに築くかといったことを考え直す必要があると言います。

    フセインとヘッジズはさらに、彼らがどのような経緯で占拠せよ運動に関わるようになったのかについても話します。フセインは元企業弁護士で、彼の特権的地位を去る決意をしたときには、ウォール街で働いていました。ニューヨーク・タイムズ紙の記者だったヘッジズは、ゴールドマン・サックス社の前で逮捕されたこともあり、オバマ大統領によって署名された国防権限法の最新版に組み込まれた武力行使の承認の合法性に異議を唱えるなどの活動をしてきました。

    この討論の最後に、詩人のスチュワート・レオナードによる自作の詩"Taking Brooklyn Bridge"(「ブルックリン・ブリッジを渡って」)の朗読の一部を紹介します。この詩は、2011年秋にブルックリン・ブリッジを渡る「ウォール街を占拠せよ」運動の行進に参加したレオナードが経験した個人的かつ政治的な目覚めのストーリーを伝えています。この詩は、ズコッティ・パーク・プレスによって発行された「占拠せよメディア冊子シリーズ」(Occupied Media Pamphlet Series)の中でも紹介されています。

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