米ジョージア州で収監中のトロイ・アンソニー・デイビス死刑囚に 関して連邦最高裁が新たな審理を指示するという異例の措置に出ました。ジョージア州の連邦地方裁判所に対し「裁判当時、収集できなかった証拠がデイビス死刑囚の明らかな無罪を証明するものかどうか、新たな証言や誓約書を受け入れ事実認定をするように」と命令したのです。 デイビスは1989年の白人警官殺害事件で有罪となりました。 しかしその裁判後に警察関係者ではなかった9人中7人の証人が証言を撤回しました。また、デイビスを犯罪現場に結びつける物的証拠は存在していません。デモクラシー・ナウ!の特別版として、今日は死刑囚監房からデイビス本人と、デイビスの15 歳の甥アントーン、弟の冤罪運動を率いる姉のマルティナ・コレイア、米国アムネスティ・インターナショナルのローラ・モイエ、そしてイノセンス・プロジェクトの常任弁護士エゼキエル・エドワーズの話を聞きましょう。