ニューヨーク市で17日ブルックリン橋の大行進に大勢が参加した理由のひとつは、週前半のズコッティ公園への警察の急襲です。ニューヨーク市会議員ヤダニス・ロドリゲスも逮捕されました。彼は治安攪乱行為と公務執行妨害の容疑で2時間ほど警察車に拘束されました。ロドリゲスは逮捕の一週間前、彼の選挙区である、移民が多いワシントンハイツ地区からウォール街占拠の現場まで約18キロのデモ行進の計画を支援 しました。彼は警察による身柄拘束の不快な経験を語り、それによってむしろ「占拠」運動にかかわり続ける気持が強まったといいます。「私たちはこの運動にもっと多くの黒人やラティーノの参加を望んだ。なぜならこの運動は大学生だけのものではないし、失業者だけのものでもない。これは労働者階級と中産階級の運動です。私が逮捕された場所から少し離れたところにはデモ参加者が大勢いて、衝突が起きる可能性がありました。だから、私はブロードウェイの東側に移動たんです。そこもはデモ隊もいなかったし、何も起こっていませんでした。そこから少し歩いて、公園から2ブロックの場所まで来た時に 停められました。『市会議員のロドリゲスです。このまま公園まで歩いていきたい』と言いましたが、押し戻され、車に投げ込まれました。通りにいた警官がやって来て 私の上にのしかかりました」と、ロドリゲスは語りました。