デイリーニュース

  • 「占拠」3カ月目へ この抗議運動がいかに世界的運動として盛り上がってきたか?

    占拠運動は満2カ月をむかえます。この運動の戦略と成功について研究している2人のゲストをお迎えしています。作家のジェフ・シャーレットは「オキュパイ・ライターズ(占拠を支持するライターたち)」というグループの創設に助力し、ウォール街占拠の野営地から撤去された図書館コーナーの再建作業に協力しています。彼は最近ローリング・ストーン誌に、Inside Occupy Wall Street: How a Bunch of Anarchists and Radicals with Nothing but Sleeping Bags Launched a Nationwide Movement(『ウォール街占拠の内側:寝袋のほか何も持たないアナーキストと急進派の群れが全米的な運動をどう始めたのだったか?』)というタイトルの記事を書きました。マリーナ・シトリンにも話を聞きます。彼女はスペインからギリシャまで全世界の大衆運動を研究しており、ちょうどギリシャから帰ってきたばかりです。シトリンはウォール街占拠の集会というのは「革命的とは言えないにしても、急進的な組織の方法」を提示していると言います。「自分たちの近隣地区で集まって一緒になってそういうふうに組織になったら、それはただの組織というよりもう1つの統治政府みたいなものです」

    dailynews date: 
    2011/11/16(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ウォール街占拠者たち 野営は禁止されるも 200人逮捕の後で再びズコッティ公園へ

    15日の火曜日夜遅く、警察が彼らの野営を強制的に排除してから24時間も経っていないのに、数千人のウォール街占拠運動の抗議者たちがズコッティ公園に猛然となだれ込みました。警察は自分の体を仲間の体や公園の樹木に鎖でつないで排除を拒んでいた十数人を含む200人以上を逮捕しました。一方、第一審裁判所の判事は、抗議者たちが公園に戻る際、バックパックやテント、寝袋を公園に持ち込むことを禁じた市の命令を支持しました。デモクラシー・ナウ!は野営解体後に再び集まった抗議運動の人たちから話を聞きました。「私がここにいる理由はこんなに多くの人間が苦しんでいるのを見るのにうんざりしているからです。1%の人間たちが労働者を尻目にすべての富をためこんでいる」とフィラデルフィア市警で警部まで務めて引退したレイ・ルイスは言います。彼はかつての同僚である警察官たちは「基本的に、1%に属する独裁者たちの法をただ執行しているだけ」と批判します。「その間に、自分たちの医療保険が削減され、年金も減少し、給料も下がっているのに、そのことに気づいてもいない」

    dailynews date: 
    2011/11/16(Wed)
    記事番号: 
    1
  • オークランド市長の側近が占拠運動の急襲をめぐり辞任:市長や警察はウォール街のために働いてる

    ニューヨーク市の急襲は、カリフォルニアで警察が「オークランドを占拠せよ」の野営地を一掃し32人を逮捕した翌日に起こりました。オークランド市長ジーン・クアン陣営の2人の有力メンバーが、その日のうちに辞任しました。11月14日の急襲の数時間前に、市長執務室の法律顧問であるダン・シーゲルは、市による占拠運動の取り締まりに抗議して辞任しました。11月14日の夜、オークランドの副市長シャロン・コーヌも辞任しました。「11月14日にオークランド、15日にはニューヨークで起こったことに対してぞっとしています」と、シーゲルは当番組の生放送中に語りました。「こうした市長や警察などのために働いている人々は、ウォール街の連中に代わって彼らの仕事をしているのです。我々はこれに対して立ち向かう必要があります」。

    dailynews date: 
    2011/11/15(Tue)
    記事番号: 
    4
  • アルンダティ・ロイ:「ウォール街を占拠せよ」は“帝国の中心で起きているからこそ非常に重要”

    有名なインド人作家で世界的な社会正義活動家であるアルンダティ・ロイは、11月16日に「ウォール街を占拠せよ」で演説する予定です。彼女は最近、当番組のスタジオで占拠運動について語りました。「彼らがしていることは、非常に重要になってきています。なぜならそれは帝国の中心、またはかつて帝国だった中心で起こっているからです」とロイは言います。「そして、残りの世界が切望しているモデルを批判しそれに対して抗議することは、非常に重要で深刻なことです。ここに来てやっと、何か新しい政治的な、本当の政治的な怒りをこの場所で見れるということは非常に希望を与えてくれます」。彼女はまた、自らの新著Walking with the Comrades(『同志と共に歩いて』)についても語ります。同著は、インド政府による非道な軍事運動に抵抗している反政府ゲリラと共に彼女がインドの森林地帯で過ごした歳月を記録した回想記です。

    dailynews date: 
    2011/11/15(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「ウォール街を占拠せよ」の急襲の内側:警察によるキャンプを解体の際の逮捕と殴打 目撃証言

    デモラクシー・ナウ!のチームは、「ウォール街を占拠せよ」の警察の取り締まりを報道するために夜中にズコティ公園に駆け付けました。我々は早朝まで現場にいて、ローワーマンハッタンの路上での逮捕や野営地の解体、そして抗議者らの所有物が運び出されるのを目撃しました。「彼らは我々の目をごまかすことはできません。ここで何が起こっているか我々に見せないようにしても無駄です。ここ以外の場所にいる人たちみんなにも同じことが言えます」。警察に顔面に2度催涙ガスを噴射された抗議者の一人は、デモクラシー・ナウ!にこう語りました。

    dailynews date: 
    2011/11/15(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「ウォール街を占拠せよ」を夜中の急襲で強制退去:弁護士らはズコッティ公園再開のために差止め命令を保証

    ほぼ2ヶ月となった「ウォール街を占拠せよ」運動に対し、ニューヨーク市警はローワーマンハッタンの抗議者らの野営地の大規模な取り締まりを行い、テントを解体して所有物を没収し、70人以上を逮捕しました。現地時間の午前1時頃、暴動鎮圧用の装備をした警官らが、ズコッティ公園(抗議者らはリバティ・プラザと呼ぶ)を取り囲み、抗議者らに退去を命じました。ほとんどの人々は応じましたが、およそ200人から300人の団体は公園の真ん中で腕を組み、命令を拒否しました。彼らは、警察が催涙ガスを使い、抗議者らを警棒で打つなど緊迫した衝突の後、結局拘束されました。警察はさらに、テントを壊し、大量の所有物や衣類、防水シートや機材を大きなダンプカーの中に放り投げ、抗議者らの野営地を解体しました。当番組の生放送中に、判事は市当局と警察に対し、抗議者らを「ウォール街を占拠せよ」の野営地から立ち退かせることを禁じる差止め命令を下しました。リバティ・パーク・プラザ法的ワーキング・グループ(Liberty Park Plaza Legal Working Group)の一員として差止め申請の提出を手助けした、長年にわたる公民権弁護士であるダニー・アルタマンに最新情報を聞きます。「私たちは夜通し休みなく働いて大急ぎで書類一式をまとめ、午前3時頃にニューヨーク州最高裁判事のルーシー・ビリングズに連絡を取りました。

    dailynews date: 
    2011/11/15(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「オークランドを占拠せよ」野営地2度目の警察取り締まり:目撃者の生中継レポート

    放送の最後に、数百人のオークランド警察がデモ参加者の立ち退きをさせるため包囲した「オークランドを占拠せよ」野営地からの生中継です。デモクラシー・ナウ!特派員のジョン・ハミルトンによると、催涙ガスやゴム弾を使った警察の1度目の取り締まりとは異なり、今回は1000人もの大人数の警官が現場に集結しました。

    dailynews date: 
    2011/11/14(Mon)
    記事番号: 
    5
  • サンタクルス大虐殺:インドネシア軍による東ティモール人270人殺害から20年

    前週末、東ティモールで起きたサンタクルス大虐殺から20年が経ちました。1991年11月12日、インドネシア軍はディリのサンタクルス墓地で行われた穏やかな追悼行進に発砲し、270人以上の東ティモール人を殺害しました。20年後の今、アムネスティ・インターナショナルがこの虐殺事件の司法調査を要求し、「全ての加害者の責任を追求すること」ができなかったことは、「1975年から1999年までのインドネシア占領下のティモール・レステ(後の東ティモール)で起きた国際法のもとでの犯罪やその他の人権侵害行為のより広い免責問題を浮き彫りにしている」と付け加えました。アラン・ネアンとエイミー・グッドマン、2人のジャーナリストが1992年に作成したドキュメンタリー「Massacre: The Story of East Timor(大虐殺:東ティモールの物語)」の一部を紹介します。

    dailynews date: 
    2011/11/14(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 「ホノルルを占拠せよ」:ハワイのミュージシャン、APECサミットで首脳陣に「ウォール街を占拠せよ」の歌を披露

    オバマ米大統領がハワイで前週末、世界貿易の強化を協議するAPECサミットで世界の首脳陣と会議した際、新しい貿易協定で経済格差が生じるとして「ホノルルを占拠せよ」の活動家らが抗議をしました。一方、厳重な警備のサミット会場内では、有名なハワイ出身のギター奏者のマカナが独自のデモを行いました。マカナは12日夜に開催された晩さん会で演奏を披露するために招待されました。晩さん会でマカナはジャケットの前をあけ、「Occupy with Aloha (アロハで占拠せよ)」と書かれたTシャツを披露しました。そして、予定されていたBGM演奏の代わりに、彼はその日に発表した抗議の曲を演奏しました。オバマ米大統領や中国の胡錦濤国家主席など世界各国の首脳陣が見ている中、マカナは「ウォール街を占拠せよ」運動に触発された新曲「We are the Many」を歌ったのです。「最初はあまり分からないように、気づかれないようにやりました。そして、『さぁ、来てください、ステージの周りに集まって。僕たちの怒りを声にする時が来たんです』という風になりました。それから騒動になっていないことに気づいたので、もう一度演奏したんです」とマカナは話しています。

    dailynews date: 
    2011/11/14(Mon)
    記事番号: 
    3
  • アラブ連盟、シリア資格停止へ:外国の干渉の可能性に懸念高まる

    欧州連合は14日、シリアのアサド政権のもとで起きた軍による抗議デモ参加者の殺害に関して、シリア人18人に制裁措置を取ることを決定しました。これに先だってアラブ連盟は12日、8か月にも及ぶ反政府デモへの暴力的弾圧に対し、シリアの連盟代表団に資格を正式に停止しました。ヒューマン・ライツ・ウォッチは最新の報告書で、アサド政権が4月移行に行ったとされる抗議デモ参加者の殺害が「人道に対する罪」であると批判し、国連に、シリアへの武器禁輸措置を行い、政府高官らを国際刑事裁判所で訴追するよう要求しています。今回はジョージ・メイソン大学の中東研究プログラム主任バサム・ハダドに話を聞きます。彼はシリアに対する外国の干渉に反対しており、非軍事的行動を呼びかけています。「特定の個人を対象として行われることが決まった経済制裁は効果的かもしれません。体制側の実業家らの離脱は続き、そして急増するのではと私は考えています」とハダドは話しています。

    dailynews date: 
    2011/11/14(Mon)
    記事番号: 
    2

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