デイリーニュース

  • 独占:自由の身となった元ブラックパンサー党員 44年間の獄中生活とFBI監視を語る

    本日は、44年の獄中生活から解放されて、まだ24時間経ってない元ブラックパンサー党のマーシャル・”エディ”・コンウェイへの独占インタビューをお送りします。コンウェイはアメリカで「一番長く投獄されていた政治犯」だったと支援者は言います。彼は1970年にボルチモアの警察官を殺害した罪で有罪判決を受けましたが、服役中ずっと無罪を主張し続けました。この射殺事件は、連邦政府と地元当局がブラックパンサー党や他の活動家グループに潜入し、彼らの活動を崩壊させようとしたときに起こりました。事件が起こった時には、FBIが対敵諜報活動プログラム「COINTELPRO」(コインテルプロ)の一貫として、コンウェーの行動を監視していたのです。公正な裁判が行われず、主に刑務所内の密告者からの証言に基づいて有罪判決を受けたとして、多くの団体が長年にわたり彼の釈放をを要求していました。コンウェイは在役中も活発に政治活動を行い、「友達の友達」と言うグループを創立しました。これは若者達、主にギャング団のメンバー達が争いを解決するのを助ける目的で創られました。また、「マーシャルの法律:ボルチモアのブラック・パンサー、その人生と時代」(Marshall Law: The Life & Times of a Baltimore Black Panther) という回顧録も出版しました。

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    2014/3/5(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ファルージャで人道危機拡大 100人以上の民間人殺害で責められるイラク政府

    非営利ニュース団体「トゥルースアウト」(Truthout)の新たな記事は、イラクの都市ファルージャの医師、住人、非政府団体の職員らが、戦争犯罪と同市への進行中の攻撃における人道犯罪で、イラク政府を糾弾していることを明らかにしました。その内容のひとつは、イラク政府軍が武装勢力に対する闘いでファルージャへの砲撃を開始した1月以来、少なくとも109人の民間人が死亡し、632人が負傷しているというものです。この明らかになりつつある事実について、トゥルースアウトの記者ダール・ジャメイルからさらに話を聞きます。

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    2014/3/4(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「助けて。エジプト警察に腕を折られた」:平和活動家のメデア・ベンジャミンがガザに向かう途中で拘束される

    米国人平和活動家メデア・ベンジャミンは3月3日、カイロの空港でエジプト警察によって、何の説明もないまま拘束されました。彼女は、質問され、空港の留置室で一晩を過ごし、エジプト当局者らによって暴力的に手錠を掛けられ、彼らによって肩を脱臼させられ腕を折られたと言います。彼女はその後、飛行機に乗せられ、トルコに強制国外退去となりました。トルコで彼女は現在手当てを受けています。空港の医療施設にいる彼女から電話で話を聞きます。ベンジャミンは、ある女性会議のためにガザに向かう前に、国際代表団と会う予定でした。

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    2014/3/4(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 安全なプラスチックはあるのか? BPAが含まれていないボトルや容器についての恐ろしい新事実を業界が隠蔽

    マザージョーンズ誌による新たな暴露記事は、プラスチックのボトルから飲み物を飲む人、子供にプラスチックの蓋付きカップを与えている人、プラスチックの容器から食べ物を食べている人、プラスチックのラップで食べ物を保存している人すべてにショックを与えるかもしれません。問題の多いプラスチック添加物であるビスフェノールA(BPA)に対しては、合成エストロゲンにさらされることが原因で起きる健康への悪影響を心配して、長年反対運動が展開されてきました。しかし、マザージョーンズ誌の記者マリア・ブレークによる新たな調査は、BPAに代わって使われている科学物質が、BPA以上ではないにしろ、BPAと同じくらい体に悪いということを明らかにしました。イーブンフロー社やナルゲン社、タッパーウェア社から販売されているBPAが含まれていないと宣伝されているプラスチック商品も、やはり合成エストロゲンを放出しているのです。マザージョーンズ誌はさらに、私たちが毎日使う商品についての気掛かりな科学的証拠を葬るために、プラスチック業界がいかに「煙草型の大規模なキャペーン」を行ってきたかを明らかにしています。ブレークから彼女の調査結果について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/3/4(Tue)
    記事番号: 
    1
  • XLに異議:ホワイトハウスでのキーストーンXL石油パイプライン抗議デモで若者398人が拘束される

    2日、ホワイトハウス前の座り込みデモとしてはこの世代で最大規模の抗議行動が行われ、キーストーンXL石油パイプラインに反対する398人が拘束されました。大学80校以上の学生がジョージタウン大学に集結し、「防護服」を模した衣装を着用して「我々の土地に石油を持ち込むな」、「ヴォルデモート卿さえオイルサンドを嫌う」などのスローガンが書かれた横断幕を持ちながらホワイトハウスまで行進しました。オバマ大統領は向こう数ヶ月以内に、カナダのアルバータ州のオイルサンド採掘所から米国のメキシコ湾岸の精製所まで原油を日量83万バレル輸送する石油パイプラインについての決断を下すとみられています。本日はアメリカン大学の学生デアドラ・シェリーに2日の拘束の理由と、大学や自治体に化石燃料企業から手を引くよう説得する学生主導の運動の拡大について聞きます。

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    2014/3/3(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ウクライナの情勢不安は誰のせいか ウクライナ危機での米露の役割を検討

    ロシアはウクライナのクリミア半島にロシア軍を駐在させることを誓い、冷戦以降最も大きい西側諸国との対立となっています。ウクライナの新首相アルセニー・ヤツェニュクは、プーチン露大統領がウクライナへ事実上の宣戦布告を行ったと述べました。ウクライナ東部のさらに広い範囲がロシアに占拠されるのではという懸念が深まっています。ロシア軍はきょう、クリミア半島のバラクラバにあるウクライナ沿岸警備隊基地を制圧しました。また2日には、新たに任命されたばかりだったウクライナ海軍総司令官がロシア側に投降しました。ウクライナ危機について、エール大学の歴史学教授ティモシー・スナイダーに話を聞きます。ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックスへの最近記事はUkraine: The Haze of Propaganda(『ウクライナ:プロパガンダのもや』)です。また、元CIAのアナリストのレイ・マクガバンにも話を聞きます。彼はCIAに勤務していた27年間のうち最初の10年間、ロシアの外交政策を専門としていました。最近ではUkraine: One 'Regime Change' Too Many?(『ウクライナ:手に余る「レジームチェンジ」か』)記事を執筆しています。

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    2014/3/3(Mon)
    記事番号: 
    1
  • パキスタンの反無人機活動家カリーム・ハーン覆面の男たちに誘拐され 「殴られ拷問を受けた」

    無人機の使用に反対するパキスタンの活動家カリーム・ハーンは2月5日に誘拐されました。米国の無人機攻撃を告発するため欧州に旅立とうとしていた矢先でした。拘束されていた9日間の間に繰り返し拷問され、殴られたとハーンは述べます。ハーンの弟と息子は2009年に米国の無人機攻撃で殺されました。ハーンは訪問中のロンドンから番組に参加します。英国の議員に会い、米国の無人機プログラムに関する懸念を表明するのが旅の目的です。「モスクも攻撃されました。学校も生徒たちも教師も攻撃されました。無人機攻撃により何もかも破壊されました」とハーンは言います。ハーンの弁護士シャーザド・アクバルは、「これが人間の顔を持つ犠牲者の姿です。犠牲者がどんな人たちなのかアメリカ人が知らされることが大切です」とアクバルは言います。「この人たちは国家安全保障の名の下で攻撃目標にされていますが、現地にいてわかるのは、それは誰のための安全保障にも役立っていないということです」。

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    2014/2/28(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 釈放されたバーレーンの活動家ザイナブ・アルハワジャ 1年間の刑務所生活といまも獄中の父親を語る

    バーレーンの話題です。人権活動家ザイナブ・アルハワジャに話を聞きます。彼女はバーレーン政府による投獄から釈放されたばかりです。「1年の刑期などなんでもありません」と、獄中生活についてアルハワジャは語ります。「我が国の民主主義という目標のために我々が犠牲にする覚悟のものに比べれば小さなことです」。アルハワジャは3月3日に法廷に召喚されており、判決しだいでは再び刑務所に送られる可能性があります。警察の資産に損害を与え、国王の肖像を破損し、警察官を侮辱した容疑で起訴されているからです。彼女の父親で長年にわたる活動家のアブドゥルハディ・アルハワジャは終身刑を宣告され、いまなお獄中です。バーレーン王家は米国の支援を受けており、この国にはアラビア湾内のすべての海軍力を統括する米海軍第5艦隊の基地があります。アルハワジャの釈放は2011年2月14日に始まった民主化要求抗議運動の3周年を記念するデモを受けて実現しました。

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    2014/2/28(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ウェブカムで覗き?英国諜報機関、NSAの支援を受けて数百万のYahooチャット画像を傍受

    エドワード・スノーデンがリークした最新の極秘文書から、国家安全保障局(NSA)とその英国版である政府通信本部(GCHQ)が、何の犯罪容疑もないのに数百万人のインターネット利用者の生活を覗き見していた可能性があることが明らかにされました。「視神経(Optic Nerve)」という暗号名のこのプログラムは、NSAの支援を受けてYahooウェブカムチャットの静止画像を大量に取り込んで、GCHQのデータベースに保存していました。GCHQは2008年の6カ月間だけで、世界各地で180万を超えるYahooユーザーアカウントからウェブカム画像を集めていたと言われています。極秘文書によると、Yahooウェブカム画像の3~11%にはGCHQが「望ましからざるヌード」と呼ぶものが含まれていました。またこのプログラムは「自動顔認識」の実験ならびにテロリスト容疑者の監視にも使われていたと言われています。この記事を書いた記者の一人、ジェイムズ・ボールに話を聞きます。彼はガーディアンU.S.の特別プロジェクトの編集者です。

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    2014/2/28(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 豊富な石油と汚れた空気: テキサス州のフラッキングと空気汚染の関係が新報告で明らかに

    フラッキングと呼ばれる、水圧破砕法による石油と天然ガスの採掘がおこなわれているいくつもの地区の住民は、その採掘が彼らの水源を汚染していると長いこと訴えてきました。いま、新たな調査によってもうひとつの懸念、空気汚染が明らかになりつつあります。新しい報告書「イーグル・フォード頁岩の水圧破砕:テキサス平原の豊富な石油と汚れた空気」( Fracking the Eagle Ford Shale: Big Oil & Bad Air on the Texas Prairie)は、インサイド・クライメイト・ニューズ(InsideClimate News)、公益擁護センター(Center for Public Integrity)、ウェザー・チャンネル(Weather Channel)、による8か月にわたる調査をまとめたものです。この調査にかかわった2人の記者、デービッド・ハズマイヤーとリサ・ソンから話を聞きましょう。

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    2014/2/27(Thu)
    記事番号: 
    2

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