民主党進歩派の大統領候補であるマサチューセッツ州上院議員エリザベス・ウォーレンとバーモント州上院議員バーニー・サンダースは、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わることになる米、メキシコ、カナダの貿易協定に関して、貿易政策の不一致をめぐり衝突しました。サンダースは、政府はもっとマシなことができるはずと言いました。「私たちの悲惨な貿易協定の核心は―因みに私はNAFTAに、また中国との恒久通常貿易関係にも反対票を投じた人間ですが―私たちがアメリカ人労働者を、メキシコ、中国、その他どこであろうと、時給1~2ドルという食糧も買えないような飢餓賃金で働く地域の人々と競争させるようにしたということなのです。サンダースはこうも言いました。「第二に、すべての主要な環境団体は、この新しい貿易協定にノーと言っています。『気候変動』という言葉すら出てこないからです」。一方、ウォーレンは、USMCA(米・メキシコ・カナダ協定)が米国の農民と労働者に「いくらかのいくらかの救済を与える」と主張しました 。 「私たちはまずその救済を受け入れ、助けを必要とする人々を助けようとすべきです。そして次の日には、起ちあがり より良い貿易協定をめざして戦うのです」。