デイリーニュース

  • 「国際女性デー」、世界各地でイベント

    100年前、女性の権利を訴えるために17か国の女性団体がデンマークのコペンハーゲンに集結した時に「国際女性デー」は始まりました。この日を祝うために世界中で数千のイベントが開催されています。世界各地のアクティビストたちが、差別的な法律、世界の多くの国々における妊婦の高い死亡率、インドと中国での不均等な男女比、戦争による死者または被害者が女性に偏っている問題、女性により重くのしかかる貧困問題、そして男女間に依然として存在する雇用機会や賃金の格差といった問題に注目しています。
    dailynews date: 
    2010/3/8(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 10万5千個の刺青:イラク人アーティストのワッファ・ビラールがイラク人とアメリカ人の死者を追悼し、自らの体をキャンバスに

    イラク戦争の公式死亡者数は10万人ですが、一般的にはそれよりはるかに多くの人が死んだと見られており、100万人に達する可能性もあります。イラク系米国人アーティストのワッファ・ビラールは、こうした死亡者数の重大さを表現することに取り組もうとしています。ニューヨークにあるエリザベス財団美術画廊で3月8日、..and Counting(「.. そして数え続ける」)という彼の24時間ライブの刺青パフォーマンスが始まりました。3月9日の夜までに、ビラールの背中にはイラクの都市の名前とともに、米兵死亡者を表わす5000個の赤い小さな点と、イラク人の公式死亡者数を表わす10万個の目に見えないインクで描かれた点が、刺青されることになります。イラク人死亡者を表わす点は、紫外線をあてたときにだけ見ることができます。

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    dailynews date: 
    2010/3/9(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 本物のクライメットゲート:複数の自然保護団体が最大汚染企業と結託

    いくつかの主要環境保護団体が、身内から告発されています。地球を守るという使命を標榜しながら、その使命を裏切る不道徳な姿勢をとっているという非難です。ネイション誌の最新号で、英国人ジャーナリスト、ヨハン・ハリは次のように記しています。「我々が人類史上最大の環境危機に直面しているというのに、率先して危機回避に取り組むべき環境団体の多くが、世界一の環境汚染企業からせっせと金をかき集め、その見返りに科学的根拠に基づいた環境保護の主張を葬り去 ろうとしている。温暖化懐疑論者たちが大げさに吹聴するでっち上げの気候問題スキャンダルが渦巻いているが、こちらこそが本物のクライメットゲート (気候データ改竄疑惑)だ」。

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    dailynews date: 
    2010/3/9(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 米国人平和活動家レイチェル・コリーの遺族 イスラエル政府を不法死亡で提訴

    レイチェル・コリーは米ワシントン州オリンピアのエバーグリーン大学の学生でした。7年前、23歳の彼女はガザ地区でイスラエル軍による取り壊しに遭うパレスチナ人の家屋の前に立ち、イスラエル軍のブルドーザーに押しつぶされて死亡しました。本日、彼女の遺族によるイスラエル政府を相手取った訴訟の公判がイスラエルで始まります。被告である政府側の主張に対して、兵士たちには蛍光色のオレンジのジャケットを着てブルドーザーの前に立っていたレイチェルがはっきりと見えていたと反論する目撃証言が行われる予定です。この時間を使ってレイチェルの遺族の話を聞きましょう。父親のクレイグと母親シンディ、そして姉のサラです。
    dailynews date: 
    2010/3/10(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 法学者ミシェル・アレグザンダー、新著『新たな黒人差別:大量投獄に見る隠された人種差別』を語る

    法学者で公民権運動家のミシェル・アレグザンダーは新著、The New Jim Crow: Mass Incarceration in the Age of Colorblindness(『新たな黒人差別:大量投獄に見る隠された人種差別』)のなかで、「黒人差別法が撤廃されたにも関わらず、差別法が生んだ人種的カースト制度は根絶されていない。人種的支配は新しい形を取って、刑事司法システムを通しておこなわれているのだ」と論じています。

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    dailynews date: 
    2010/3/11(Thu)
    記事番号: 
    3
  • ドリス・“グラニー・D” ・ハドック (1910-2010): 選挙資金制度改革運動の伝説的活動家を回顧

    米国において選挙資金制度改革運動の代表的な指導者の一人だったドリス・"グラニーD"・ハドック が、9日、100歳で逝去しました。1999年、90歳の誕生日直前に、グラニー・Dは3200マイル(約5150キロメートル)を歩いて米国を横断し、資金制度改革を訴えました。グラニー・Dは、2002年に議決されたマケイン‐ファインゴールド選挙資金制度改革法案への公衆の支持を盛り上げるのに多大な貢献をしたとして広く賞賛されています。番組では、2004年に米連邦上院議員選挙戦でニューハンプシャー州現職議員ジャド・グレッグの対抗馬として立った際の、グラニー・Dへのインタビューを再放送します。
    dailynews date: 
    2010/3/11(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 民主党デニス・クシニッチ議員、公的保険オプションとアフガン撤退要求をめぐり党指導者と対立

    3月8日の週に米下院で行われている2つの討議の中心となっている、民主党のデニス・クシニッチ議員に話を聞きます。彼はオハイオ州選出の民主党議員ですが、きちんとした公的保険オプションが含まれていないことを理由に、党の医療保健制度改革案に反対票を投じることも辞さないとしています。一方、米軍のアフガニスタンからの撤退を強いるクシニッチの法案は、10日、議題にあがりました。アフガニスタン戦争に関してはまれな3時間半にわたる討議の末、民主党下院議員の大多数と共和党議員によって同法案は否決されました。
    dailynews date: 
    2010/3/11(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 連邦判事 反貧困団体ACORNへの助成金再開を政府関係機関に指示

    連邦判事が、反貧困団体ACORNへの助成金打ち切りを決めた連邦議会決議の執行停止を再度指示しました。10日、ニーナ・ガーション判事は、このような決議は結果的に違憲な「私権剥奪法」につながるとした昨年の判定を再確認したのです。ガーション判事はすべての連邦政府関係機関に遅滞なくACORNへの助成を認めるよう指示しました。コミュニティへの住宅供給のための非営利団体「ナショナル・ハウジング・インスティテュート」代表のジョン・アトラスに話を聞きます。彼はSeeds of Change: The Story of ACORN, America’s Most Controversial Anti-Poverty Community Group(『変革の種子:ACORN アメリカで最も論議を呼ぶ反貧困地域団体の物語』)の著者です。
    dailynews date: 
    2010/3/12(Fri)
    記事番号: 
    3
  • パート2:法学者ミシェル・アレグザンダー、新著『新たな黒人差別:大量投獄に見る隠された人種差別』を語る

    法学者で公民権運動家のミシェル・アレグザンダーのインタビュー第2部です。新著 The New Jim Crow: Mass Incarceration in the Age of Colorblindness(『新たな黒人差別:大量投獄に見る隠された人種差別』)でアレグザンダーは、「" ジム・クロウ法" と称される黒人差別法が撤廃されたにもかかわらず、同法が生んだ人種的カースト制度は根絶されていない。人種的支配は新しい形を取って、刑事司法システムを通しておこなわれている」と論じています。
    dailynews date: 
    2010/3/12(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 独身女性の財産中央値は黒人$100 ヒスパニック系$120に対し白人$41,000

    3月8日の国際女性デーに合わせて米国の「コミュニティ経済開発研究センター」(Insight Center for Community Economic Development)がジェンダーによる貧富の差を調べた結果を発表しました。それによると、黒人およびヒスパニック系の独身女性の半数近くが財産ゼロあるいはマイナスでした。つまり負債が資産を上回っているのです。財産の中央値は独身黒人女性で100ドル、同ヒスパニック女性で120ドルと、独身白人女性の41,000ドルと比べると格差は明らかです。報告書の大半を書いたマリコ・リン・チャンと、「ウィメン・オブ・カラー・ポリシー・ネットワーク」理事長のC・ニコール・メイソンに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/3/12(Fri)
    記事番号: 
    1

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