デイリーニュース

  • 「私は市民」ニッキ・ジョバンニが投票の力についての彼女の詩「投票」を朗読

    高く評価されている詩人で活動家のニッキ・ジョバンニは、彼女が黒人として受け継いだものを祝福すると同時に人種差別と白人至上主義を検証するMake Me Rain(『雨をあげましょう』)いう新たな詩集を出版しました。ジョバンニは"Vote"(「投票」)という詩の中で、投票することの重要性についての彼女の考えを述べています。それは、活動家、ジャーナリスト、クリエーターから成るフェミニスト集団による、投票権に焦点を当てた日刊インスタグラム「ザ・メテオール」(The Meteor)によって動画化されました。

    dailynews date: 
    2020/11/3(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 11月3日の投票で問われる人種正義、移民、中絶の権利、順位選択制投票計画

    ほとんどの視線がトランプ大統領とジョー・バイデンの闘いに向けられていますが、地方公職選挙や州法案投票も人種正義、移民、性と生殖に関する権利などにとって大きな結果をもたらすことになります。「人々の日常生活に影響する問題や政策は多くの場合、投票用紙の下の方に書かれていることで決定されるのです」と、アメリカ自由人権協会の全米政策部長ロナルド・ニューマンは言います。

    dailynews date: 
    2020/11/3(Tue)
    記事番号: 
    3
  • マリア・イノホサが語るラテン系米国人の投票、超党派の移民虐待、新回顧録『私もあなたとおなじだった』

    受賞歴のあるジャーナリスト、マリア・イノホサに彼女の新刊Once I Was You: A Memoir of Love and Hate in a Torn America(『私もあなたとおなじだった:引き裂かれた米国での愛と憎しみの思い出』)について話を聞きます。この本は、米国の移民について、小さな子供としてメキシコから米国に旅し、その後記者として先駆的な仕事をするようになる自らの物語を通して語っています。彼女は、トランプ政権下で行われた家族引き離し政策の危機が最高潮に達するまで、自分の家族が米国移民局職員によってほとんど引き離されそうになったことについて知らなかったと言います。「もう少しであなたもああなっていた」と、イノホサは自分の母親から涙ながらに言われたと言います。「あの連れて行かれた赤ちゃんたち、連中は同じことをあなたにしようとした。」

    dailynews date: 
    2020/11/3(Tue)
    記事番号: 
    2
  • バーニー・サンダースの元顧問チャック・ロチャ:ラテン系米国人の有権者は2020年の選挙で「唯一の最も重要な要素」になるだろう

    2020年の米国総選挙はここ100年あまりで最高の投票率になるペースで進んでいます。1億人近くが期日前投票をしましたが、これは2016年の総投票数の約4分の3にあたります。ラテン系米国人が、大統領と上院を支配する党を決めるうえでいかに重要な役割を果たす可能性があるかを検証します。フロリダ、テキサス、アリゾナ、ペンシルベニアを含む多くの主要な激戦州には大規模なラテン系米国人のコミュニティがあります。多くの世論調査が、ラテン系米国人の有権者の間でバイデンは2016年のヒラリー・クリントンほど人気ががないことを示しています。また、最近のフロリダ州での1つの世論調査によると、ラテン系米国人の過半数はバイデンよりもトランプを支持していました。「ラティーノの投票は、今回の選挙で唯一の最も重要な要素になるでしょう」と、バーニー・サンダースの元選挙顧問のチャック・ロチャは言います。「今回ラティーノの投票数は、米国史上最多となると思われます。」受賞歴のあるジャーナリストで「フトゥロ・メディア」(Futuro Media)の創設者であるマリア・イノホサにも話を聞きます。彼女は、彼女の娘のような若いラテン系米国人の有権者たちの間で投票への意気が揚がっていると言います。「この世代の人たちは“私は絶対に投票する、この選挙で人生が決まると思って投票する”と言っています。」

    dailynews date: 
    2020/11/3(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 作家エドウィッジ・ダンティカット 「トランプ政権の脅威にさらされる移民家族のための票になろう」

    【20/11/02/3】2020年大統領選挙を左右する可能性のあるフロリダ州では、多くの有権者にとって重要となるのが移民問題です。ハイチ系アメリカ人作家のエドウィッジ・ダンティカットに聞きます。ダンティカットは、フロリダ州の有権者はトランプ政権の強制送還の脅威から移民家族を守るための投票をすべきだと言います。トランプは、ハイチ移民に対する一時保護資格(TPS)を終わらせようと何度も試みています。TPS受給者の両親を持ち、アメリカ生まれの13歳クリスティーナ・ポンティユーにも聞きます。「TPSの終了は、私たち全員に影響を与えます。私のような、両親の国に行ったことがないアメリカ生まれの子どもたちは特にそうです」とクリスティーナは言います。クリスティーナは「ファミリー・アクション・ネットワーク運動」(FANM)のメンバーであり、同団体の「家族の再会に取り組む子どもたち」(Children for Family Reunification)共同代表です。

    dailynews date: 
    2020/11/2(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 激戦地テキサス州 トランプ支持者の車列がバイデンの選挙バスを妨害 共和党は期日前投票約13万票の無効を訴え提訴

    【20/11/02/2】10月末の週末、テキサス州でトランプ支持者たちがキャラバンを組み、バイデンの選挙バスを車線から追い出そうとしました。これが起きたのは、Qアノン支持者がテキサス州ハリス郡にあるドライブスルー投票10箇所の期日前投票約127,000票の無効を申し立てた訴訟の判決が州最高裁判所で出る直前でした。同様の訴訟が連邦地裁でも起きています。伝統的に共和党が強いテキサス州で世論調査が両候補の接戦を示すなか、投票所に入らず、車内から投票することを登録有権者に許可するドライブスルー投票がテキサス州でもおこなわれていました。ハリス郡の選挙対策特別顧問スーザン・ヘイズは、ドライブスルー投票所は新型コロナウイルスのパンデミックを受けて「大好評でした」と言い、それらの票を無効にすることは民主主義のプロセスを損なうと言います。「選挙結果への異議申し立ては、投票プロセスに問題があった時の解決方法であり、選挙前の訴訟は解決にはなりません」。

    dailynews date: 
    2020/11/2(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「私たちは投票所に着かなかった」 ノースカロライナ州警察が催涙スプレーで投票妨害 8人が逮捕される

    【20/11/02/1】ノースカロライナ州アラマンス郡警察は10月末、平和的な投票促進キャンペーンで行進する人々の列にペッパースプレーを噴射しました。今年5月にミネアポリス警察に殺されたジョージ・フロイドに敬意を表しひざまずくために、行進する人々が南部連合記念碑の近くで停止した時でした。警察の暴力的な行動の映像はネット上で広く拡散され、武装した警官隊に攻撃された参加者には子どもや高齢者も含まれていました。ノースカロライナ州の期日前投票最終日に投票所まで歩こうとしていた人たちです。このとき少なくとも8人が逮捕され、行進主催者であるグレッグ・ドラムライト牧師も含まれています。同牧師によれば、警察は攻撃に先立ち、群衆数百人に退避時間として14秒しか与えませんでした。「私たちは投票所まで行き着きませんでした」とドラムライト牧師は言います。「この衝突や、地元当局から受けた干渉は、米国憲法修正第1条が保障する請願権の行使だけでなく、私たち行進者の投票権をも妨害したと思います」。

    dailynews date: 
    2020/11/2(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 「国民に大統領を選ばせろ」 選挙人制度の廃止の訴え

    【20/10/30/3】ドナルド・トランプ候補とジョー・バイデン候補は、選挙選のゆくえを決する激戦区の州で最後の選挙運動を食い広げています。そんな中、選挙人団を通じて大統領を選出するシステムを完全に廃止し、国民による一般投票制度に移動するべきだと訴える、作家でジャーナリストのジェシー・ウェグメン(Jesse Wegmen)に話を聞きます。過去3人の大統領のうち、2人(ジョージ・W・ブッシュとドナルド・トランプ)は、一般投票で敗北したにもかかわらず就任しました。「合衆国憲法の立案にかかわった起草者たち(1787-88年の憲法制定会議の55人の政治家)は、大統領を選ぶ方法を決定したときに、自分たちが何をしているのか本当には自覚していなかったのです」とウェグメンは言います。彼は、ニューヨーク・タイムズの編集委員で、Let the People Pick the President (『国民に大統領を選ばせろ』)の著者です。

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    2020/10/30(Fri)
    記事番号: 
    3
  • アメリカ先住民の票が 激しい投票抑圧に抗して重要な上院議席を決する

    【20/10/30/2】来週に迫る選挙で、アメリカ先住民の票がモンタナ州、ノースカロライナ州、アリゾナ州、メイン州など重要な上院議席のゆくえを左右する可能性があります。調査ジャーナリストのジェニ・モネは、多くの先住民にとって、この選挙は、民主党か共和党かという争いではないと言います。先住民の有権者は「自分たちの主権を理解している人たちを支持しています」。彼女はラグーナのプエブロ族の部族民で、ニュースレターIndigenously(先住者として)を発信しています。

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    2020/10/30(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 「民主主義のために闘う」 キャロル・アンダーソン 投票抑圧とジョージア州で民主党が勝つ理由を語る

    【20/10/30/1】2020年の選挙戦も残すところ数日となっています ジョージア州では、上院の2議席が改選されます。ともに現職は共和党ですが、いずれも手ごわい対立候補に直面しています。ジョー・バイデン候補も、1992年以来、民主党の大統領候補が勝利したことのないジョージア州に、多くの時間を費やしています。「ジョージア州では本当に勝機があります」とエモリー大学のキャロル・アンダーソン教授は言います。「市民ベースの組織化と動員、有権者登録の奨励、さまざまな投票抑圧の障害を乗り越えて、前例のない数の人々を投票に行かせることができました」。アンダーソン教授は、One Person, No Vote: How Voter Suppression Is Destroying Our Democracy (『1人ゼロ票:有権者弾圧が我々の民主主義を破壊する過程』)の著者です。

    dailynews date: 
    2020/10/30(Fri)
    記事番号: 
    1

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