デイリーニュース

  • 米移民税関捜査局、パンデミック対策で授業が完全にオンライン化した場合、留学生の強制送還もあると発表

    新型コロナウイルスの新規感染者が急増し、憂慮すべき事態であるにもかかわらず、トランプ大統領は、各州に対して、秋には学校を再開するよう圧力をかけています。そんななか、米移民税関捜査局(ICE)は、すべての授業がオンラインのみのコースに切り替えられた米国の大学で学ぶ留学生は、強制送還をうける可能性があると、発表しました。米国は年間100万人以上に学生ビザを発行しており、留学生が学部生全体の3分の1を占めるという大学も多く、大学院生の大半を留学生が占めているところも少なくありません。「どうして、そんなことをするのか、理にかなった措置だとは、私には思えません」と、移民問題が専門の弁護士、フィオナ・マッケンティーは指摘します。留学生は、米国経済に年間約410億ドルもの貢献をしていると、いいます。また、ラトガース大学で博士号の取得をめざしている中国人留学生のチャン・レンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/7/8(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 彼らは私たちの健康には関心がない」:COVIDが拡大するオタイー・メサの移民・関税執行局留置所でハンストをする収容者が証言

    刑務所におけるCOVID-19の感染者数が増加しています。カリフォルニア州のオタイー・メサ収容施設から、米国で長年暮らしてきたハイチ出身のアンソニー・アレクサンドレに話を聞きましょう。彼は、民間刑務所運営会社「コアシビック」(CoreCivic)によって運営されているこの営利目的の収容施設では、COVID-19の大量発生で少なくとも167人が感染、1人が死亡したと言います。「基本的にコアシビックは私たちの健康には関心がないと言っているのです」と、アレクサンドレは言います。「彼らは彼らの利益以外には興味がないのです」。

    dailynews date: 
    2020/7/7(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 黒人と先住民の団体はどのようにアトランティック・コースト・パイプラインの中止を勝ち取ったか

    反パイプライン活動家たちは、デューク・エナジー社とドミニオン・エナジー社が「アトランティック・コースト・パイプライン」の建設計画を中止すると発表したことを称賛しています。これは、ウエストバージニア州からノースカロライナ州まで水圧破砕ガスを運ぶ600マイルのパイプラインで、非都市部の先住民族と、黒人とヒスパニック系のコミュニティを脅かす可能性があるものでした。「この計画には非常に多くの反対がありました」と、「地球の友」(Friends of the Earth)の化石燃料運動部長で、その領土をパイプラインが通る予定だったラムビー族の長老であるドナ・チャビスは言います。彼女は、パイプラインで「回復不能の損害」を受ける可能性があったコミュニティの「雲が晴れたのだ」と言います。

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    2020/7/7(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「実現した夢」:スタンディングロック居留区の長老 何年も反対してきたダコタ・アクセス・パイプラインの閉鎖命令を歓迎

    連邦判事は7月6日、環境アセスメントが完了するまで「ダコタ・アクセス・パイプライン」(DAPL)を閉鎖し、パイプに残るすべての原油を空にすることを命じました。これによって、何年も抵抗を続けてきたスタンディング・ロック・スー族と全米の先住民族のリーダーたちが大きな法的勝利を手にしたことになります。「実現する夢を見たことがありますか? これは夢の実現です」と、スタンディングロック・スー族の長老で、「聖なる石のキャンプ」(Sacred Stone Camp)の創設者のラドンナ・ブレーブ・ブル・アラードは言います。2016年に同キャンプで起きた抵抗運動は、神聖な土地に石油パイプラインを建設することに抗議する何万人もの人を集めました。オジブワ族(Ojibwe)弁護士で、「ギニウ・コレクティブ」(Giniw Collective)の創設者タラ・ハウスカにも話を聞きます。

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    2020/7/7(Tue)
    記事番号: 
    1
  • エジプト人活動家ライラ・スウェイフ 自身の子どもの投獄、独裁との闘いを語る

    エジプトでも新型コロナウイルス感染が拡大していますが、エジプトでは当局による医師、医療労働者、ジャーナリスト、法律家、活動家を含む多くの人々の逮捕が続いています。デモクラシーナウの通信員シャリーフ・アブデル・クドゥースは、「中東のほとんど全ての国々と違い、エジプト政府は新型コロナウイルスの予防措置として数千に上る囚人釈放を行なっていません。逆にエジプト政府はさらに人々を逮捕し、通信手段も絶っています」と述べます。最も有名な逮捕者の1人は、エジプトで最も著名な活動家一家の最年少で映像編集者のサナア・セイフです。サナアの兄アラー・アブド・エル・ファタハは2011年革命の中心人物の1人で、捏造された罪状に基づく5年の懲役を終えて2019年に釈放されましたが、同じ年の9月に再逮捕され、裁判前の勾留が続いています。彼らの母、カイロ大学の数学教授であり、エジプトにおける囚人の権利活動家として最も発言力のある活動家の1人、ライラ・スウェイフ(Laila Soueif)に独占インタビューします。

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    2020/7/6(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 先住民の歴史学者が語る 像の引き倒し スポーツの差別的チーム名 先住民の国における新型コロナウイルス

    トランプ大統領のラッシュモア山訪問は、数カ月にわたる先住民社会での新型コロナウイルス感染拡大の後でしたが、先住民の学者であり活動家であるニック・エスティスは、サウス・ダコタ州知事クリスティ・ノエムは全米各地の共和党州知事と同様、「幻覚に基づくコロナ対策をとってきた」と述べ、先週末に数千人の人々を集めた集会でもソーシャル・ディスタンスの実施を拒否したと言います。彼はまた、ワシントン・レッドスキンズやクリーブランド・インディアンズといった、プロスポーツの差別主義的チーム名の変更を求める動きについても発言しました。

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    2020/7/6(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「私たちはトランプを招待していない」:トランプがラシュモア山でおこなった祝賀行事は先住民の主権の侵害

    米国で組織的な人種差別と国家暴力に対する抗議が衰えないなか、ラシュモア山での独立記念日の祝賀行事に臨んだトランプ大統領は、植民者の像や白人至上主義者の擁護を誓い、抗議者を非難しました。先住民族出身の学者で活動家のニック・エスティスは、「私たちの言葉で『ヘ・サパ』と呼ばれるブラック・ヒルズは、ラコタ族にとっての宇宙の文化的中心です」と言います。ローワー・ブルール・スー族に属する市民でありニューメキシコ大学でアメリカ研究助教でもあるエスティスは、「発祥の物語や繋がり、精神的結びつきをブラック・ヒルズに有する先住民部族は実に50以上あります」と言います。

    dailynews date: 
    2020/7/6(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 「米国は最後の審判を迎える」 キーアンガ=ヤマッタ・テイラーとコーネルウェストが反人種差別の反乱を語る

    学者コーネル・ウェストとキーアンガ=ヤマッタ・テイラーが、ミネアポリスで起きたジョージ・フロイド殺害事件に続く人種差別と警察暴力に抗議する世界的な蜂起について語ります。「私たちは、階級的な反乱がその中心にある人種差別と人種テロに収斂していくのを目の当たりにしています。 多くの点で、米国は今、未知の領域に乗り出しているのです」とプリンストン大学教授のキーアンガ=ヤマッタ・テイラー教授は言います。

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    2020/7/3(Fri)
    記事番号: 
    3
  • アンジェラ・デイビスが語る 妊娠中絶 警察予算の削減 人種主義者の像の撤廃 2020年選挙の投票

    警察の残虐行為と人種差別に対する世界的な抗議行動の中で、著名な学者で活動家のアンジェラ・デイビスとこの歴史的な瞬間について話し合います。また、全米各地の都市の人種差別主義的な記念碑の破壊と撤去、2020年の選挙についても語ります。

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    2020/7/3(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 「米国の奴隷にとって独立記念日とは?」フレデリック・ダグラスの歴史的演説を俳優ジェームズ・アール・ジョーンズが朗読

    7月4日の独立記念日特集で、フレデリック・ダグラスの言葉を聞きましょう。1818年頃、奴隷として生まれたダグラスは、奴隷制廃止運動指導者の一人となりました。1852年7月5日、ダグラスはニューヨーク州ロチェスターにおいて、彼は最も名高い演説の一つ「黒人にとっての独立記念日の意味」を行ないました。「ロチェスター婦人奴隷制反対協会」(Rochester Ladies Antislavery Society)における演説です。歴史家ハワード・ジンの名著Voices of a People’s History of the United States.(『民衆の米国史の声』)の朗読イベントで、俳優のジェームズ・アール・ジョーンズが行ったダグラスの演説の朗読をお聴きください。ジンがジョーンズを紹介しました。

    dailynews date: 
    2020/7/3(Fri)
    記事番号: 
    1

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