元コロンビア大統領候補者のイングリッド・ベタンクールは、コロンビア革命軍(FARC)に誘拐され、2008年7月に軍による劇的な救出劇で解放されるまで、約6年半の間ジャングルの中の反政府キャンプで拘束されていました。救出劇は国際的にも大きく報じられました。ベタンクールは先日、FARCに拘束されていた際のつらい日々や、そこで耐えぬいた虐待、何度も試みた脱出などについてつづったEven Silence Has an End: My Six Years of Captivity in the Colombian Jungle (「静寂ですら終わりを迎える:コロンビアのジャングルで拘束された6年間」)を出版しました。