ルベン・サラザールは20世紀の最も有名なラティーノのジャーナリストのひとりであり、また米国で取材中に死亡した数少ないジャーナリストの一人でもあります。8月29日は彼の死の40周年でした。彼は1970年8月29日、イースト・ロサンゼルスのバーに郡保安官代理によって打ち込まれた催涙ガス弾が頭にあたり、死亡しました。サラザールはそのとき、ロサンゼルスのイーストサイドに3万人を集めた大規模な反戦デモ、ベトナム戦争に反対する全米チカーノ・モラトリアム大集会の取材中でした。何が起こったかをめぐり、この40年間憶測と論争が渦巻きました。我々はサラザールの人生と彼が遺したもの、そしてチカーノ・モラトリアムを振り返ります。