デイリーニュース

  • 陪審員団 こう着状態か グアンタナモ被拘束者を裁く歴史的民間法廷

    軍事法廷ではなくニューヨーク連邦法廷で進んでいる元グアンタナモ被拘束者である被告に対する初めての民間法廷で、公判後の審議に入った陪審員団の1人が、被告アフメド・カハルファン・ガハイラニに対する自分の結論が原因で、他の陪審員から攻撃されているとして陪審員を辞したいと願い出ました。陪審員団内での審議は行き詰まっているもようです。タナザニア国籍のガハイラニは計224人が死亡し数千人が負傷した1998年のケニヤとタンザニアにおける米国大使館爆破事件に関連して殺人と共謀罪に問われています。ニューヨーク大学法科大学院・法と安全センター(the Center on Law and Security)のカレン・グリーンバーグに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/11/17(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 農務省を解雇されたシャーリー・シェロッド、復職への提案を拒否

    7月に農務省の職を追われたシャーリー・シェロッドが米国農務省からの復職提案を拒否しました。 シェロッドは、彼女を白人農民に対する人種差別主義者に見せかけようと、意図的に編集されたビデオクリップが右翼のウェブサイトで流された後、まもなく職を追われたのです。 トム・ヴィルサック農務長官はビデオクリップがウェブで流された直後、シェロッドに辞職を強要しました。 24日、ヴィルサックはシェロッドに会い、農務省に復職するよう説得を試みました。 また二人は上院で審理中の、人種差別の犠牲になっている黒人農民の和解問題についても討議しました。 全国黒人農民協会(National Black Farmers Association)の創設者兼会長のジョン・ボイドに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/8/25(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ニューヨーカー誌報道:億万長者のコーク兄弟 1億ドル以上を右翼の運動にこっそり寄付

    ニューヨーカー誌の最新号の記事でジェーン・メイヤーは、米国随一の大富豪、チャールズとデイビッドのコーク兄弟が1億ドル以上を右翼の運動にこっそり寄付していたと報道しました。 メイヤーによると、「(コーク)兄弟は医療保険改革から経済刺激政策まで、オバマ政権による多くの政策に反対するキャンペーンに多額の資金を提供しており、そのイデオロギー的なネットワークは政界で、タコ足とひっかけてコクトパス(訳注:コークの名KochにタコのochtopuをかけあわせてKochtopus)と呼ばれているほどです。」
    dailynews date: 
    2010/8/25(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 5州での米中間選挙予備選 政治におけるカネの役割

    24日は、米中間選挙で各党の候補者を指名する州予備選が、アラスカ、アリゾナ、フロリダ、オクラホマ、バーモントの5州でおこなわれた重要な日でした。 フロリダ州では、民主党上院議員予備選でケンドリック・ミーク下院議員が大富豪の不動産王ジェフ・グリーンを破りましたが、同州の共和党知事予備選挙では、億万長者の実業家リック・スコットが選挙に3000万ドルを費やし、番狂わせで州検事総長のビル・マッコラムに勝ちました 。その他の予備選挙も含めてカネの役割について公益擁護センター(Center for Public Integrity)の創設者チャールズ・ルイスに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/8/25(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 連邦判事 死刑囚トロイ・デイビスの無罪主張を棄却

    ジョージア州連邦判事はえん罪を主張する死刑囚トロイ・アンソニー・デイビスの訴えを却下しました。 昨年、最高裁は異例の措置を取り、ジョージア州地方裁判所にデイビスの有罪判決後に浮上した証拠が無罪を立証する可能性があるかどうかを新たに審査する特別な審問を行うように命じました。 デイビスは1989年に非番の白人警官マーク・マクフェイルを殺害したとして有罪を宣告されました。 その後、警察職員以外の9人の証人のうち7人が証言を撤回しており、デイビスと事件現場を結びつける物的証拠も皆無です。
    dailynews date: 
    2010/8/25(Wed)
    記事番号: 
    1
  • コンゴ民主共和国で200人近い女性への集団強姦事件 遅れる国連の対応

    8月第3週、援助団体が先週報告したところによると、ルワンダとコンゴの反乱勢力がコンゴ民主共和国東部の村々を支配下に置き、200人近い女性と5人の少年が集団強姦の犠牲になったといいます。この性的暴力は7月30日から8月3日にかけて、国連の平和維持活動基地から数キロの場所で起きました。各国の構成員からなる国連人権チームはいま強姦された女性の数を154人であると確認しています。

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    dailynews date: 
    2010/8/26(Thu)
    記事番号: 
    4
  • イブ・エンスラー朗読『コンゴ癌:私の癌は気まぐれ コンゴの非道は意図的』

    ベストセラー作家でもあるイブ・エンスラーは今年、子宮癌であると診断されました。ロンドンのガーディアン紙に寄稿した彼女の論考は広く読まれました。タイトルはCongo Cancer(『コンゴの癌』)。エンスラーは自身の病気のことを書きながらそれをコンゴ民主共和国で蔓延する対女性暴力に関連させていきます。彼女は書きます。「コンゴの人々が受けている極悪非道は私の癌と違って気まぐれなものでではない。それは組織的で、戦略的で、そして意図的なものだ」

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    dailynews date: 
    2010/8/26(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 流れに抗して泳ぐ:ハリケーン・カトリーナから5年 エンスラーが新作を語る

    数々の受賞歴を持つ劇作家イブ・エンスラーがハリケーン・カトリーナの5周年に新作Swimming Upstream(『流れに抗して泳ぐ』)をニューオリンズとニューヨークで上演する計画です。この作品は、彼らの街と多くの人々の人生とを永遠に変えてしまった嵐による洪水を生き延び、その痛手の中を生き続けているニューオリンズの16人の女性たちによって書かれました。
    dailynews date: 
    2010/8/26(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 何が起きたのか 反ムスリム暴力でタクシー運転手切りつけられる 同僚が代弁

    ニューヨーク市で24日、タクシーの運転手が酒に酔った客にイスラム教徒だという理由で何度も切りつけられる事件が起きました。被害者アーメド・シャリフの傷は顔や頚、両手に及びます。シャリフによると、容疑者のマイケル・エンライトは彼にムスリムであるのか、ラマダンの最中かなどいくつか彼の宗教に関する質問を行ったといいます。入院中のシャリフから話を聞いた、ニューヨーク・タクシー運転手同盟のバイラビ・デサイが、事件の顛末を語ります。
    dailynews date: 
    2010/8/26(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ニューオーリンズのハリケーン被災の英雄は、いかにして逮捕されテロリストとして収監されたか

    本日は国家的な悲劇における一個人の物語です。5年前、ハリケーン・カトリーナがニューオーリンズを襲いました。シリア生まれのニューオーリンズの建築請け負い業者であるアブドゥルラフマーン・ゼイトゥーンは妻子をバトンルージュに避難させる一方で自分はニューオーリンズ市内にとどまりました。洪水になった通りをカヌーで漕ぎ進み、閉じ込められた多くの隣人たちを救助する手助けをしていたのです。数日後、武装した警官と州兵たちがやってきて彼を逮捕し、テロリストとして告発しました。一カ月近く拘束された彼はその間、妻ケイシーに電話することもほとんど許されませんでした。今日はそのゼイトゥーン夫妻を招き、まず放送されることのなかったお2人の話をインタビューでお聞きします。またその経緯を本Zeitoun(『ゼイトゥーン』)にまとめたデイブ・エガーズにも話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/8/27(Fri)
    記事番号: 
    1

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