デイリーニュース

  • 弁護士トーマス・ゲーガン:議事妨害の撲滅を提唱

    マクラッチー社の調査によると、共和党上院議員たちは現在、議事妨害で上院審議を麻痺させ、民主党の提案する法案を阻止しています。オバマ大統領が就任して以来、共和党上院議員の議事妨害によって、医療保険制度改革、地球温暖化対策、金融規制などの法案通過や、オバマによる官職指名候補15人の承認を妨害してきました。2月の第2週に、民主党のジーン・シャヒーンとトム・ハーキン両上院議員は、議事妨害の制限をめざす法案を提出しました。彼らの提案は、議事妨害を阻止するのに必要な投票数を徐々に減らし、それによって議事妨害を減らそうというものです。最終的には、単純過半数である51票の獲得で、可決できるようにするのが目標です。しかし、上院多数党院内総務のハリー・リード議員は、規則の改定には67議席を必要とすると指摘して、彼らの要求を却下しました。議事妨害の廃止を熱心に訴える弁護士で作家のトーマス・ゲーガンから話を聞きます。

    ★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2010/2/16(Tue)
    記事番号: 
    3
  • “Haiti–The Politics of Rebuilding”(『ハイチ復興をめぐる政治的駆け引き』):アルジャジーラで放送されたアビ・ルイスによる映像報告

    ポルトープランスの大部分は、依然としてがれきの山の中にあります。ハイチ当局は、がれきを一掃し、破壊された街を再建するプロセスを始めるには数年かかるだろうといいます。数十億ドルの国際的支援と投資が誓約される中、新生ハイチの構想をめぐる議論がすでに始まっています。ジャーナリストのアビ・ルイスは崩壊したハイチの復興政策を調査するため、最近同国を訪れました。彼は、大統領顧問パトリック・エリや、経済学者カミール・シャルマースらを含む多くの人に話を聞きました。彼の報告は2月第二週、アルジャジーラ英語放送内のFault Lines (『断層線』)という番組の中で放送されました。
    dailynews date: 
    2010/2/16(Tue)
    記事番号: 
    2
  • アフガニスタン 米軍による攻撃で、多数の民間人負傷者

    アフガニスタンでは、数千人の米軍と北大西洋条約機構(NATO)軍による南部ヘルマンド州マルジャへの大規模攻撃が4日目を迎えました。これまでに少なくとも19人の民間人が死亡し、その中には同市郊外の民家にミサイルが落ちて死亡した子供6人も含まれています。一方、イタリアのNGO緊急支援団体によると、重傷を負った数十人の民間人が、軍の封鎖によって、州都ラシュカルガーにある病院に行くことができないといいます。アフガニスタンで取材するウォールストリート・ジャーナル紙の記者アナンド・ゴパールに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/2/16(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ガボール・マテ医師 ADHD いじめ そしてアメリカの幼年期の破壊を語る

    注意欠陥多動性障害(ADHD)や他の精神障害と診断される子供たちの数が急増しており、先例のないほど多くの子供たちが薬剤治療に頼るという現象が起きています。しかもこれらの薬剤が子供たちに及ぼす長期的影響はわかっていません。カナダ人医師でベストセラー著者でもあるガボール・マテに話を聞きます。マテ医師によれば、こうした治療は、表層的な症状を原因であるかのごとく処置しているだけで、より深い根源を見逃しているのだそうです。実際、子供たちは彼らの健やかな成長に必要とされる子育て環境が、より広範囲に崩壊していることに反応しているのだと言います。
    dailynews date: 
    2010/11/24(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 『イン・ザ・ループ』オスカー候補のコメディが皮肉る米英のイラク侵攻までの足取り

    映画 In the Loop(『イン・ザ・ループ』)は、米英コンビのイラク攻撃への尽力はなんとも馬鹿げていてコメディ映画のネタとして完璧だったと見なしています。アカデミー賞にノミネートされているこの映画は開戦準備段階での米英外交上の議論の応酬を皮肉たっぷりの風刺に仕立て上げました。
    dailynews date: 
    2010/2/17(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ジョージ・モンビオ:英国のイラク開戦調査委員会は「力も根性もなし」

    イラク戦争はまだ続いていますが、英国はいま2003年のイラク侵攻開始までの過程を検証する公的調査の真っ最中です。公聴会は昨年11月末に始まり、調査委員会は今年のうちに判明事項を報告することになっています。作家でコラムニストのジョージ・モンビオに話を聞きましょう。彼は英国の前首相トニー・ブレアをイラクの平和を侵した罪で私人逮捕しようというキャンペーンを始めています。
    dailynews date: 
    2010/2/17(Wed)
    記事番号: 
    3
  • GO団体報告 負傷のアフガン民間人の移動をNATO軍が阻止

    アフガニスタンの南部マルジャでの民間人の犠牲者が増えていることで米国への批判が高まっています。マルジャは反政府武装勢力タリバン最大の拠点の1つで、8年に及ぶこの戦争で最も大規模な掃討作戦が行われています。今回の作戦によってこれまでに少なくとも19人の民間人が死亡し、うち6人はミサイルが着弾した同市郊外の民家にいた子供たちでした。イタリアのNGO団体エマージェンシーが運営するラシュカルガー病院で医療コーディネーターを務めるマッテオ・デライラに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/2/17(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 「物語り隊」が感謝祭明けのこの金曜日を「全米傾聴の日」と宣言

    感謝祭明けの週末を迎えるにあたり、物語り隊(StoryCorps)が感謝祭翌日の金曜日を「全米傾聴の日(National Day of Listening)」にすると宣言しています。物語り隊は全米規模の社会歴史プロジェクトで、受賞歴あるラジオ・プロデューサーのデイブ・アイセイが創設しました。過去7年以上にわたって計3万件以上のインタビューを行ってきたこの物語り隊は、米国史でも最大の口述歴史記録プロジェクトの1つになりました。その物語り隊の最も有名なインタビューの1つである偉大な口述史家、故スタッズ・ターケルの録音を放送しましょう。
    dailynews date: 
    2010/11/24(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ハイキング中に間違ってイランに入り拘束された米国人の若者たち 母親2人が早期解放を訴え

    昨年7月、ハイキング中に間違ってイランに入国し拘束された3人のアメリカ人のうち、シェーン・バウアーとサラ・ショードの母親たちに登場してもらいます。今週、イランの人権担当の高官が、拘禁中の彼らへの家族の面会要請を検討していると発言したことでわずかですが希望も見えてきました。しかし3人からの直接のメッセージなどは200日以上にわたって届いておらず、米・イラン政府間の緊張も続いている中3人の解放はいまもなおおぼつかない状態です
    dailynews date: 
    2010/2/17(Wed)
    記事番号: 
    1
  • “米国にとって悪い日”: 反核活動家ハーベイ・ワッサーマン、オバマの原子炉助成政策を批判

    オバマ大統領は、約30年ぶりの原子炉建設に必要な債務保証として83億ドルを約束しました。この動きは、大統領の予算において原子力債務保証を3倍にすることと並んで、原子力発電部門を推す米連邦政府の新たな姿勢を如実に表しています。独立系ジャーナリストで長年にわたる反核活動家であり、1970年代の米国における反原子力発電市民運動の創設に一役買ったハーベイ・ワッサーマンに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/2/18(Thu)
    記事番号: 
    2

Pages