デイリーニュース

  • 米スパイ罪で処刑された夫婦の息子:「私の両親は憲法違反のスパイ法で処刑された。だからこそジュリアン・アサンジを守る闘いが必要だ」

    米司法省はウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジを1917年のスパイ法に基づいて告発しようとしていますが、スパイ法により処刑された唯一の米国市民、ジュリアスとエセルのローゼンバーグ 夫妻の息子、ロバート・ミアロポールに話を聞きます。この事件は、米国史上もっとも物議をかもした死刑判決といわれてきました。12月第4週にミアロポールが発表した、「私の両親は憲法違反のスパイ法で処刑された。だからこそジュリアン・アサンジを守る闘いが必要だ」というウィキリークスを支持する声明文は多くの読者の目に触れています。

    dailynews date: 
    2010/12/30(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ディープウォーター・ホライズンの最期: 作業員11名の命を奪い米国史上最悪の石油流出を引き起こした爆発

    ディープウォーター・ホライズンの爆発が米国史上最悪の石油流出を引き起こしてから8ヶ月がたちました。 作業員11名が死亡し、2億ガロンを超える石油がメキシコ湾にまき散らされました。 ニューヨークタイムズ紙による大規模な取材は、爆発がどのようにして起きたかについて掘り下げた検証を行っています。この取材では、作業員21名のインタビューとその他94人の証言に基づき、掘削装置の制御のすべてが機能しなかったという結論を出しています。 ピュリッツアー賞受賞ジャーナリストのデイビッド・バーストウに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2010/12/30(Thu)
    記事番号: 
    1
  • アラン・ネアン 世界経済での優位性を失う米国だが「明らかに抜きん出ているのは殺戮だ そして米国はそれを行使している」

    2010年も押し詰まってきましたが、今日の世界での米国の役割はいったい何なのでしょう? アフガニスタンとイラクで進行中の戦争から 社会保障費の削減まで、世界中でわき起こった変革への希望はどこに行ったのでしょう?今日は受賞歴多数の調査報道ジャーナリストで活動家のアラン・ネアンと1時間お話します。「民主党 に投票しようが共和党に投票しようが、国家による殺人や避けられたはずの死に関しては何も変わらない。しかし私たちには反抗する権利がある。今それを使わなくてはならない」とネアンは言います。

    dailynews date: 
    2010/12/29(Wed)
    記事番号: 
    1
  • インドの人権活動家ビナヤク・セン医師が終身刑に 判決に強い非難の声

    著名なインド人医師で人権活動家のビナヤク・センが、煽動と陰謀罪で終身刑を宣告されました。インドで最も有名な政治犯と言われるセンは、「貧しき者たちの医師」としても知られています。2010年初めに録音された保釈中だったセンとのインタビューを放送し、彼の妻イリーナ・センに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2010/12/28(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 吹雪から猛暑まで  地球温暖化がいかに異常気象と気候不順を引き起こしているか

    米国東海岸では、両カロライナ州からメイン州まで数百の都市と街を襲った猛吹雪から回復しようと人々が奮闘しています。今回の大雪は、猛暑、洪水、火山噴火、吹雪、地滑り、干ばつと、初めから終わりまで異常気象に特徴づけられた2010年にふさわしい締めくくりでした。各テレビ局は異常気象が起こした世界中の出来事を報道していますが、異常気象と地球温暖化を結び付けることはほとんどしていません。ハーバード大学の健康と地球環境センター(Center for Health and the Global Environment)のポール・エプステイン博士から話を聞きます。

    dailynews date: 
    2010/12/28(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 米国防総省から民間企業へ:米軍将官ら多数が軍需産業に再就職

    ボストングローブ紙による新たな調査によると、引退間際の多くの米軍将官たちが、軍を離れて軍需産業の高給職に転職していますが、利益相反についての懸念はほとんどなされていませんでした。ボストングローブ紙の国家安全保障担当、ブライアン・ベンダー記者に話を聞きました。
    dailynews date: 
    2010/12/27(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 退陣しないコートジボワール大統領、米国務長官の元顧問がロビイストに

    27日、コートジボワールでは現職のローラン・バグボ大統領の退陣を求めるゼネストの実施が呼びかけられました。バグボは前月の大統領選の結果をめぐり、退陣を拒否しています。大統領選に勝利したのは、反対派勢力指導者のアラサン・ワラタ元首相であると広くみられています。また、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の議長は、バグボを退陣させるために西アフリカ諸国が武力行使も辞さないと警告しています。シラキュース大学のホレス・キャンベル教授に話を聞きました。
    dailynews date: 
    2010/12/27(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 番組をとめるな:東海岸で大雪、DNスタッフたちも通勤に悪戦苦闘

    サウスカロライナ州からメーン州にかけての東海岸沿いで猛吹雪があり、30センチほどの積雪がありました。ニューヨーク市では路上に50センチの雪が積もり、雪の吹きだまりは1.2メートルの高さになりました。地下鉄も大幅に混乱し、DNスタッフたちも8時からの放送に間に合わせようと通勤に大変苦労しました。スタッフの中には、スキー用具を身につけて太ももまでの高さの雪の中をかきわけてマンハッタンへ通じる橋を渡ってきた人もいれば、普段より早く起きて運行していた地下鉄に乗り込んだ者や、ヒッチハイクした人もいました。
    dailynews date: 
    2010/12/27(Mon)
    記事番号: 
    1
  • マテ医師が語る ストレスと病気の関連性 依存症  注意欠陥障害 アメリカ人の幼年期の破壊

    今日はデモクラシー・ナウ!の特別版としてカナダ人 医師でベストセラー著者でもあるガボール・マテのインタビューを再放送します。疾病から依存症、育児から子供の注意欠陥障害(ADD)へ、 マテ医師の研究は脳の発達に幼年期の経験が決定的な役割を果たしていることに注目し、幼児期の経験がいかに行動パターンや肉体疾患、精神疾患に影響を与 えているかを解き明かします。心理的ストレスと疾病の関連性、もっと言えば精神の健康と肉体の健康との関連は、正統派医療においてはしばしば賛否両論とみなされますが、マテによれば、病気や依存症や障害に陥ることにも、それを癒されることにも、人間の感情が深く関与しているという、かつては常識だったことを忘れてしまった医師が多過ぎるのです。
    dailynews date: 
    2010/12/24(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 共和党に阻止されたDREAM法案 移民運動のゆくえは?

    非正規滞在の若者に市民権獲得のチャンスを与えるDREAM法案が上院の共和党議員により阻止されたことを受け、移民の権利を支援する人々の多くが、オバマ政権の移民対策に対して公に疑問を表明しています。2009年、2010年の2年間、オバマ政権は記録的な数の非正規滞在者を国外退去させましたが、移民改革法への共和党議員の協力は一つも得られていません。作家のロベルト・ロバトに聞きます。
    dailynews date: 
    2010/12/23(Thu)
    記事番号: 
    5

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