米下院で支配権を握ってからというもの、共和党はいくつかの重要な反中絶法案を提出しましたが、これらは中絶手段へのアクセスを制限するばかりでなく、性と生殖に関する保健サービスや避妊などの家族計画サービスを受ける権利をも厳しく制限するものだと、女性の権利に関する活動家たちは懸念を表明しています。米国家族計画連盟(PPFA)会長のセシル・リチャーズに話を聞きます。同連盟は、全米で800箇所以上のクリニックやヘルスセンターで年間300万人以上の患者に家族計画や避妊、中絶サービスなどを提供しています。中絶サービスに対して連邦政府の予算は一切使われていません。「ペンス議員を筆頭にこの法案を提出した議員たちを全く愚かだと思うのは、彼らがターゲットにしている望まない妊娠や中絶を、アメリカで誰よりも予防している団体はPPFAだということです。」とリチャーズは言います。「アメリカの有権者たちはこんなことのために共和党に投票したんじゃない」