デイリーニュース

  • 南アフリカ 高まるエネルギー需要のための「原発の道」邁進に疑問符

    日本では核危機が展開していますが、デモクラシー・ナウ!は、高まるエネルギー需要を満たすための南アフリカ政府の原発施設3倍化計画について現地から報告します。同国はアフリカ大陸唯一の原子炉がある国で、ケープタウンの近くにコーバーグ原子力発電所があります。加えて現在、さらに6基の原子炉を建設する計画があります。南アの核専門家デイビッド・フィグと話をします。「将来のエネルギー確保のために核の道を邁進したいのか否か、国家として本当にそれを判断する必要がある」と彼は言います。また、アースライフ-アフリカのマコマ・レカラカラにも話を聞きます。南アには太陽エネルギーと風力エネルギーの著しい潜在的可能性があり、それこそを開発すべきだとレカラカラは言います。

    dailynews date: 
    2011/3/16(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「ハッピーエンドはない」 核専門家は日本の惨事は悪化していると語る

    日本の核危機が増大しています。破損した福島第1原発のもう一つの原子炉が損傷を受けた恐れがあり、そこから放射性物質を含む水蒸気を放出しているようです。同原発は先週金曜日の11日の破壊的な地震と津波の後に数回の爆発に見舞われ冷却装置を損傷しました。そこから200km以上離れた東京に低レベルの放射性物質が届く事態になっています。原発を稼動していた電力会社は15日になって750人以上の従業員を退避させ、原始炉の温度を下げるために残った50人の作業員が懸命な努力をしています。東京にある原子力資料情報室のフィリップ・ホワイトと、仙台にいるクリスチャン・サイエンス・モニター紙のピーター・フォードに話を聞きます。また、米原子力規制委員会の委員長だったピーター・ブラッドフォードとも話します。「最善のシナリオでさえも現時点ではよいものではない。人びとにとってもよいものではないし、核産業界にとってもよいものではない」とブラッドフォードは言います。「この物語にハッピーエンドは訪れないだろう」

    dailynews date: 
    2011/3/16(Wed)
    記事番号: 
    2
  • エイミー・グッドマンが南アから報告 7年間の亡命後ハイチ帰国を画策するアリスティド

    ハイチの元大統領ジャン=ベルトラン・アリスティドは、今週、20日の大統領選決選投票を前にハイチに帰還することを決めました。アリスティドは2004年に米国支援のクーデターで追放され、以来亡命先の南アフリカに住んでいます。アリスティドを帰国させるなという、米国のハイチと南アフリカへの圧力にも関わらず、アリスティド一家は17日に出発する予定です。エイミー・グッドマンが南アフリカでアリスティドのハイチ帰国を取材しています。ヨハネスバーグからエイミーが報告します。アリスティドの友人であり、受賞歴のある映画監督K.K.にも一緒に登場してもらいます。

    dailynews date: 
    2011/3/16(Wed)
    記事番号: 
    1
  • イエメンが民主化運動の弾圧を拡大、ジャーナリストを国外退去処分

    イエメンでは、米国が支持するアリ・アブドラ・サーレハ大統領が32年以上の権力の座から退くことを拒否する中、反政府運動が拡大しています。3月14日、マーリブ地域で国軍がデモに発砲し、数十人が負傷しました。騒乱が大きくなる一方、イエメン政府は国際メディアによるデモについての報道を取り締まっています。3月14日、米国市民2人を含む4人のジャーナリストが逮捕され国外退去させられました。首都サヌアで活動するイエメン人活動家でブロガーのアティアフ・アルワジと、プリストン大学の近東研究学者でカイロ滞在中のグレゴリー・ジョンセンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/3/15(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 「バーレーンはもはや独立国家ではなく、サウジ軍に占領されている」:活動家が民主化運動は続くと発言

    数週間にわたる民主化デモを受け、バーレン国王は3ヶ月間の非常事態を宣言しました。国王の宣言は、約1000人のサウジアラビア軍がバーレーン王室を守るためにバーレン入りした翌日の3月15日に行われました。民主化を求める抗議者らは、バーレーンにおけるサウジ軍の存在を宣戦布告と描写しています。首都マナーマで取材しているジャーナリストのヤナ・クニチョフと、団体「バーレンの民主主義と人権のための米国人会」(Americans for Democracy and Human Rights in Bahrain)の代表フセイン・アブドラに話を聞きます。「米政府がこうした侵略を非難しないということは、米国はこの事態が起こることを事前に十分把握していたことを明示しています」とアブドラは言います。

    dailynews date: 
    2011/3/15(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 「子供たちを原子炉から離せ」:放射能漏れが広がる中、原発周辺の避難区域拡大を日本に要請

    日本の反核活動家アイリーン・ミオコ・スミスと原子力技師のアーニー・ガンダーセンは、適切な監視や避難区域の拡大を含め、日本の当局が市民を放射能から保護するために十分なことをしているのかどうか疑問視しています。およそ7万人の住人が自宅から退去させられ、さらに14万が外出しないよう指示されました。「人々を現実から守ることはできない」とスミスは言います。ガンダーセンは、「私が日本にいたら、子供たちを原子炉から出来る限り離すようにします。子供たちの方が汚染されやすい。私なら少なくとも50キロは離れます」。

    dailynews date: 
    2011/3/15(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 損傷の福島原発と同方式の米原発23基の一つ ヤンキー原発廃炉へ向けて闘うバーモント州知事 

    地震と津波が日本を襲い、核危機を引き起こした前日の3月10日、米国原子力規制委員会はバーモント州のヤンキー原子力発電所の操業許可を更新することを発表しました。バーモント州議員らは2012年に現在の許可の期限が切れた後、ヤンキー原発を廃炉にすることを可決していました。運転開始から38年になる同原発は、過去に一連の放射性トリチウム漏れを起こしており、渦中の福島第一原発とほぼ同じつくりです。「今回の甚大な危機にあたって、日本の皆さんに深く同情します」と、バーモント州知事のピーター・シュムリンは述べ、こう続けました。「自分の国や州に老朽化した原発があるのは、全ての人にとって最悪の悪夢です。バーモント州も例外ではありません。ここには、我々が信じることができないと判断した企業、エンタジー・ルイジアナ社が所有する老朽化した原発があります。同社は老朽原発の操業延長に関して、我々の政策を根拠のない空騒ぎだとして見直すよう我々に要求しています。」

    dailynews date: 
    2011/3/15(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「より深刻なチェルノブイリになる可能性」:原子力技師が語る高まる日本の核危機

    日本は、3月11日のマグニチュード9.0の地震と津波によって大きな被害を受けた福島第一原子力発電所の3回目の爆発により、核の大惨事の瀬戸際に立たされています。爆発は原発2号機の格納容器を著しく損傷し、周辺の放射能濃度は年間被曝線量限度の8倍に上昇しました。原発作業員らは「圧力を下げるために格納容器の弁を手動で開けていましたが、放射線量が高くなったことによって、そうした作業の多くが中断されたのではないかと考えられます」と、原子力技師のアーニー・ガンダーセンは言います。

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    2011/3/15(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 反組合法にウィスコンシン州知事が署名、18万5000人が抗議デモ

    13日、ウィスコンシン州では10万人以上の人々が州都マディソンの路上に集結しました。この抗議運動は同州で行われたもので最大規模であると伝えられています。この大きな抗議運動は、ウィスコンシン州のほぼすべての公務員から団交権を奪い取る法案に、スコット・ウォーカー知事が署名した翌日に開催されました。抗議運動の参加者には、3週間前に同法廃止を求めてデモに参加した民主党上院議員14人もいました。番組ではマディソン市を取材し、街頭の抗議運動を取材しました。★ 字幕動画はこちら

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    2011/3/14(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 日本で「核時代」最大の危機

    日本を襲った衝撃的な地震と津波が発生したから3日間が過ぎましたが、日本では依然として非常事態が続いています。推定1万人以上が死亡し、さらに広島・長崎の原爆投下以降最悪の核危機に直面しています。14日、福島第一原子力発電所で2度目の爆発が発生。さらに三号機では冷却装置が停止し、メルトダウンの危険性が増しています。放射線量は100マイル先まで検知されています。数十人が放射能被爆試験で陽性であることが判明しました。また、何十万人もの住民が避難しており、避難者数はさらに増える見込みです。

    dailynews date: 
    2011/3/14(Mon)
    記事番号: 
    1

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