デイリーニュース

  • 人種偏見を理由に連邦判事承認を拒否されてから20年、ジェフ・セッションズ上院議員が共和党によるソトマイヨール不支持を先導

    ソトマイヨールが米国初のラテン系女性最高裁判事になることに先頭を切って反対しているのは、アラバマ州選出の上院議員で上院司法委員会の共和党筆頭であるジェフ・セッションズです。上院は23年前、セッションズがNAACP(全米黒人地位向上協会)と全米自由人権力協会を「反米」で「共産主義的」と呼んだことを理由の一つに、彼の連邦判事就任を否認しました。
    dailynews date: 
    2009/7/14(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ソトマイヨールの元助手ジェニー・リベラとデモクラシー・ナウ!のフアン・ゴンザレスが公聴会初日を分析

    ソニア・ソトマイヨール連邦高裁判事の歴史的な指名承認公聴会が2日目を迎える中、ニューヨーク市立大学の法科大学院教授でセンター・オン・ラティーノ・アンド・ラティーナ・ライツ・アンド・イクオリティ(ラテン系の権利と平等センター)の設立者で所長のジェニー・リベラから話を聞きます。リベラはかつてソトマイヨールの法務助手を務めていました。首都ワシントンで公聴会を傍聴しているデモクラシー・ナウ!の共同司会者フアン・ゴンザレスからも話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/7/14(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ラテン系女性初の最高裁判事候補、ソニア・ソトマイヨール連邦判事の指名承認公聴会始まる

    米最高裁判事に指名されたソニア・ソトマイヨール連邦高裁判事の承認に関する歴史的な公聴会が始まりました。上院司法委員会は7月13日、ソトマイヨールが米最高裁の終身地位に適しているかを審議しました。民主党委員は彼女の幅広い司法経験と彼女自身の立身出世談を高く評価しました。しかし、共和党委員は彼女の経歴と政治活動から、ソトマイヨールが偏見を持っているという図式を作ろうとしています。
    dailynews date: 
    2009/7/14(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ホンジュラスのクーデター派 体制保持のためクリントンにつながる米ロビイストを雇用

    ホンジュラスのクーデター支持者たちが、米議会からの支持を集めようとヒラリー・クリントン国務長官に近い助言者やロビイストたちを雇い始めました。ホンジュラスのビジネス・グループはビル・クリントン時代のホワイトハウス法律顧問だったロビイストのラニー・デイビスを雇いました。またクーデター政府も同じくビル・クリントンとつながる広報活動専門家ベネット・ラトクリフを雇っています。
    dailynews date: 
    2009/7/15(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ゴールドマン・サックスが記録的利益を計上 マット・タイビが 検証する米金融崩壊における同社の役割

    米国の最もパワフルな金融企業であるゴールドマン・サックスが、今年度4月から6月までの3カ月で34億4千万ドルという、同社140年の歴史の中で最大の四半期収益を計上しました。ゴールドマンのこの記録的利益の発表は、同社が「不良資産救済プログラム」で注入された公的資金100億ドルを米財務省に返済し、年末のボーナス規制から自由になってちょうど1カ月目のことでした。マット・タイビに話を聞きます。彼は最新のローリング・ストーン誌の記事で「ゴールドマン・サックスは、世界恐慌以後あらゆる種類の主要な市場操作を駆使してきた」と論じています。
    dailynews date: 
    2009/7/15(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ソトマイヨールの記録検証 司法判断で偏向という共和党の主張と矛盾

    ソトマイヨール判事が第2巡回裁判所の判事として10年間に出した1994件の憲法関連判決を徹底的に検証した結果、彼女は同僚判事の中で一貫して主流派だったことがわかりました。ニューヨーク大学法科大学院ブレナン・センターの調べでは、ソトマイヨールの憲法関連の判決事例では、彼女は98.2%の割合で多数派と同じ判決をしたということです。この調査を担当した弁護士のモニカ・ヨーンに話を聞きます。またワシントンで指名承認公聴会を取材しているデモクラシー・ナウ!のフアン・ゴンザレスにも登場してもらいます。
    dailynews date: 
    2009/7/15(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 米最高裁判事に指名のソトマイヨール 過去の発言に関し共和党の批判に答える

    オバマ大統領が最高裁判事に指名したソニア・ソトマイヨールの指名承認公聴会はワシントンの連邦議会で14日も続きました。 民主党の上院議員たちは17年間におよぶソトマイヨールの連邦判事経験を賞賛しましたが、共和党側は過去の一連の講演や演説における彼女の発言に関し繰り返し厳しい質問で責め立てました。公聴会からその一部をお伝えしましょう。
    dailynews date: 
    2009/7/15(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「投資家を満足させるためには病人は見捨てる」:保険会社重役から内部告発者に転じたウェンデル・ポッター、医療業界を暴く

    米連邦議会では医療保険制度改革に関する論議が高まっていますが、最大手保険会社元重役でいまでは保険業界の秘密を暴露する側に回った人物に、時間いっぱい話を聞きます。ウェンデル・ポッターは、米国最大手の医療保険会社のひとつであるシグナ社で社内外広報の責任者でした。ポッターに、彼が業界のスポークスマンから内部告発者に転じた経緯について聞きます。また、医療業界の大規模な広報・ロビー活動の仕組み、マイケル・ムーアの映画「シッコ」の信憑性を失わせるためのキャンペーン、そしてシングルペイヤー方式(国が単一の支払い元となって運営する国民健康保険制度)をはじめ、保険業界が目下一番の敵とみなしているその他の公的保険オプション制度潰しについても話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/7/16(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 共和党 ソトマイヨール最高裁判事の指名承認は妨害しない

    最高裁判所判事に指名されたソニア・ソトマイヨール判事の議会による承認手続きは、最終日の質疑を終えて迅速に完了する見通しです。16日、上院司法委員会の共和党有力議員ジェフ・セッションズが、ソトマイヨール判事の指名承認投票に議事妨害を行なうつもりはないと語りました。ソトマイヨール判事は締めくくりの言葉で、これまで自分が下してきた法的判断に個人的見解は入り込んでいないと述べました。デモクラシー・ナウ!のフアン・ゴンザレスが今週行なわれた承認公聴会について総括します。
    dailynews date: 
    2009/7/19(Sun)
    記事番号: 
    2
  • 本物の医療保険制度改革のために ハワード・ディーンの処方箋

    米連邦下院の歳入委員会が17日、国の医療保険制度を立て直し保険適用を拡大する法案を承認しました。賛成23対反対18で、委員会はオバマ大統領の医療保険制度改革の青写真の重要部分を支持しました。そこには新たな政府医療保険の創設、雇用者による従業員への健康保険の提供もしくは健康保険加入費用の一部の負担の義務化が含まれています。下院委員会はまた、この保険改革の財源の一部に当てるため、年収35万ドル以上の世帯に付加税を課すことにも同意しました。一方でつい先ほど、保守派である米国医師会も「現状のままでよいはずがない」としてこの下院法案への支持を発表しました。今日はこの時間をハワード・ディーンとともにお送りしましょう。彼は医師であり、バーモント州知事を6期務めてから2004年には民主党の大統領予備選候補にもなり、その後は民主党全国委員会の前委員長も務めました。ディーンの提案する手法はオバマ大統領の医療保険制度改革を受け入れながらも、改革法案は「アメリカ国民に公的医療保険制度──本物の公的制度──という選択肢が与えられない限り可決する価値はない」と論 じています。
    dailynews date: 
    2009/7/19(Sun)
    記事番号: 
    1

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