デイリーニュース

  • 転換点となるか イラン国民こぞって大統領選挙の投票に

    6月12日の今日は、現職のアフマディネジャドと野党3候補で国を二分しての中傷合戦の様相も呈したイランの大統領選挙投票日です。記録的な投票率が予想されており、陣営によってはイラン革命初期以来かつてない動員力を見せているところもあるようです。全米イラン系アメリカ人評議会の創設者で代表のトリタ・パルシの話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/6/12(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ネタニヤフ首相、非武装パレスチナ国家なら容認 イスラエルが国境と領空を管理

    イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が14日、パレスチナ側が完全に非武装化し、かつ領空権を放棄するならばパレスチナ国家の樹立を認める、という重要な政策演説を行いました。また、イスラエルはハマスとの交渉は一切しないとも述べました。これに対してパレスチナ側の当局者はネタニヤフの演説を恒久的な国家の地位に関する交渉へのドアを閉ざすものだと非難しています。
    dailynews date: 
    2009/6/15(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 疑問の大統領選でイラン混乱 反アフマディネジャド派の抗議デモ続く

    イランの混乱が続いています。国民の期待を背に6月12日に投票された大統領選挙は、野党候補およびその多数の支持者たちが強く疑問を呈する開票結果となりました。イラン当局は15日、主要な対抗馬だった改革派ムサビ元首相とその支持者たちが、アフマディネジャドの大統領再選に抗議するために全国で予定したデモ行進の開催申請を却下しました。アフマディネジャドが62%以上の得票率で勝利したと内務省が発表して以来、反対派は選挙の無効を求め始めています。公式結果ではムサビの得票率は34%未満です。重武装した警察の暴動鎮圧部隊が、結果発表後から続く街頭デモを厳重に取り締まっています。15日早朝には治安部隊がテヘラン大学の学生寮を急襲して15人が負傷しました。反対派のウェブサイトによると、100人を超す主要な反対派メンバーが一時拘束後に釈放されたということです。全米イラン系アメリカ人評議会のトリタ・パルシと、デニス・ロスとの共著Myths, Illusions, and Peace(『神話、幻想、そして平和』)を出版したばかりのデビッド・マコフスキーに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/6/15(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ナンシー・ペロシ下院議長が1060億ドルの戦争資金援助法案を可決するため反戦民主党議員に圧力

    米議会は16日、1060億ドルの追加戦争資金援助法案について投票する予定です。ホワイトハウスと民主党の指導部は、イラクとアフガニスタンの戦争拡大を支援する同法案を強引に推し進めてきました。 5月には、51人の民主党議員が同法案の当初案に反対を示しました。ナンシー・ペロシ下院議長は現在、法案を可決するのに必要な票を得るために、こうした民主党議員の一部に対し彼らの票を変えるよう圧力をかけようとしています。
    dailynews date: 
    2009/6/16(Tue)
    記事番号: 
    4
  • マックス・ボーカス上院議員は他のどの議員よりも多く医療保険業界から政治活動資金を調達

    モンタナ州上院議員で上院財政委員会委員長のマックス・ボーカスは、医療保険制度改革で上院の鍵を握る人物です。モンタナ・スタンダード紙の最新記事は、ボーカスが医療保険業界から、他のどの議員よりも多く選挙資金を受け取ったと報じています。記事は「過去6年の間にボーカスと彼の政治活動委員会によって調達された総資金の4 分の1は、製薬会社、保険会社、病院、医療用品会社、医療サービス会社と関係のある団体や個人、またはその他の医療従事者によってもたらされたものである」と伝えています。
    dailynews date: 
    2009/6/16(Tue)
    記事番号: 
    3
  • クリス・マッコイ医師「米医師会よ、私は辞める!」

    オバマ大統領は自らが提案する米国の医療保険制度改革への歩を着々と進めています。医療制度が議会論議の目玉となる週の幕開け、15日に、オバマはシカゴで開催された米国医師会(AMA)の年次総会で演説しました。この演説の数日前には、オバマが提案する民間保険会社と競合する公的医療保険計画に、AMA が反対を表明したばかりです。フィジシャンズ・フォー・ナショナル・ヘルス・プログラム(公的医療保険を推進する医師団)の全米コーディネーター、クエンティン・ヤング医師と、メイヨー・クリニックの医薬指導員でナショナル・フィジシャンズ・アライアンス(全米医師連合)政策委員会の委員長を務めるクリス・マッコイ医師から話を聞きます。マッコイは、公的医療保険制度案へのAMA の姿勢に抗議して、AMAを脱退したばかりです。
    dailynews date: 
    2009/6/16(Tue)
    記事番号: 
    2
  • テヘランで数十万人がアフマディネジャドによる選挙不正を叫んで抗議:監督者評議会は一部再集計を指示

    12日の大統領選挙の結果に抗議するデモが4日目に入ったイランでは、選挙の審査・監督に強い権限を持つ監督者評議会が、問題となっている投票の再集計をする用意があると発表しました。この発表は、選挙結果に抗議するため、公的集会の禁止規則に反して15 日にテヘランで開かれた、数十万人規模のデモの直後に出されました。イラン国営ラジオは、このデモで7人が死亡したと報じています。
    dailynews date: 
    2009/6/16(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ニューヨーク州上院の混乱続く

    イラム・モンセラーテ上院議員が、またまた党を変えました。モンセラーテ氏は1週間前に、同じく民主党州議員でブロンクス出身のペドロ・エスパダ・ジュニアと共に、民主党に反旗を翻して共和党に同意する投票をしました。これにより州議会の主導権が少数派である共和党に移ったのです。しかし、気まぐれなモンセラーテ議員は15日、エスパダ議員を残して1人民主党に復帰、この復帰により州議会は、民主党と共和党の議員数が31対31と同数となり、完全なこう着状態となりました。どちらの党が議会を掌握するかという問題でさらなる混乱が続いています。
    dailynews date: 
    2009/6/17(Wed)
    記事番号: 
    5
  • フアン・ゴンザレスのレポート: 労組「ユナイト・ヒア」の巨額の資金流用を巡る争い

    米国内最大の労働組合の一つ、ユナイト・ヒア(UNITE HERE)が厳しい勢力争いの末分割する数週間前に、同組合の委員長は本人とつながりの強い地方支部と外部団体宛に1200万ドルを超える資金を送金するように指示していました。複数の組合幹部によれば、ブルース・レイノア委員長は、送金する際には必要とされている同組合のジョン・ウィリヘム共同委員長からの承諾や承認を得ることなく資金を送金したということです。 幹部たちによれば、この資金は同組合から離脱したメンバーが組織する団体の財政支援に利用されました。
    dailynews date: 
    2009/6/17(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 抗議運動が続くイラン:政府は海外メディアの規制を強化

    16日、数千人のイラン人が街頭で抗議運動を行いました。大統領選挙で落選したミール・ホセイン・ムーサヴィーを含む改革派の政治家が、12日に実施された選挙の投票を一部再集計するという、監督者評議会の提案を拒否したためです。16日にはテヘランで、アフマディネジャド大統領への賛否両論のグループが、競い合うように集会を開きました。一方、イランの治安部隊は、元副大統領のモハメッド・アリ・アブタヒやサイード・ハッジャリアン、人権擁護の弁護士として第一線で活躍するアブドルファッター・ソルタニなど、少なくとも3人の改革派の重要人物を逮捕しました。
    dailynews date: 
    2009/6/17(Wed)
    記事番号: 
    3

Pages