「閉鎖しろ」 フォートフッド陸軍基地での殺人や性的暴行の捜査後 基地閉鎖を求める声が高まる

2020/12/14(Mon)
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【20/12/14/3】米陸軍は、テキサス州にあるフォートフッド陸軍基地内での性的暴行および殺人事件の捜査をうけ、同基地配属の将校と兵士14名を解雇又は停職処分としました。犠牲者には、棍棒で殴られ、遺体が7月に発見された二十歳の兵士バネッサ・ギレンも含まれます。「これらは大規模な制度的欠陥の現れです。陸軍自身が認めており、この報告からも、フォートフッド陸軍基地に限らないということは明らかです」と、ワーキングファミリー党(WFP)で「人々のための退役軍人(Vets for the People)」プロジェクトを率いる空軍退役軍人パム・カンポス=パルマは言います。「軍は大規模な腐敗や犯罪に対処しており、そのようなものとして取り扱われるべきです」。一方、退役軍人の複数のグループが、ロバート・ウィルキー退役軍人長官の解任を求めています。監察官報告の中で、退役軍人病院での性的暴行について苦情を申し立てた女性を彼が誹謗中傷しようとしたことが明らかになったことが理由です。

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