麻薬戦争後退 連邦下院でマリファナの非犯罪化可決 住民投票では有権者が薬物合法化に賛成
2020/12/8(Tue)
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【20/12/08/3】12月4日に米下院が連邦レベルでのマリファナ非犯罪化を可決し、「麻薬戦争によって引き起こされる壊滅的な不正義に取り組んでいる」過程を検証します。一方アリゾナ州とニュージャージー州の有権者は、11月の住民投票で、21歳以上の成人によるマリファナの所持と娯楽目的での使用の合法化を、可決しました。オレゴン州は、低レベルの麻薬所持を非犯罪化する最初の州になると同時に、住民投票法案110によってマジックマッシュルームの娯楽目的での使用も合法化しました。アメリカ自由人権協会(American Civil Liberties Union)の全米政治部長ロナルド・ニューマンは、麻薬戦争の停止へ向かう全体的な傾向は良いことだと言います。「マリファナの使用で人々を投獄する必要はないということで、私たち皆の意見が一致しつつあります。その進歩について私たちは喜ぶべきです」と、彼は言います。
