リサ・モンゴメリーの死刑執行を急ぐトランプ 連邦政府による女性の死刑執行はほぼ70年ぶり

2020/11/30(Mon)
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トランプ政権の任期満了まで数カ月となるなか、多くの連邦政府による死刑執行が予定されています。最も衝撃的なケースのひとつは、残虐な妊婦殺人事件で2007年に死刑を宣告されたリサ・モンゴメリーです。1月12日に執行されれば、連邦政府によるほぼ70年ぶりの女性に対する死刑執行となります。支援者たちは、モンゴメリーは生涯にわたる虐待と性的暴行が原因で精神疾患を患っており、寛大な措置に値すると言います。コーネル大学の法学教授サンドラ・バブコックは、「モンゴメリーは重度の精神障害です。多くの死刑囚の中で、なぜリサ・モンゴメリーのような人の死刑執行を急ぐのでしょうか?今私たちが目にしているものは残虐性そのものであると私には思えます」と言います。

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