バーバラ・スミス 米国は白人至上主義をエンジンとして機能している どうやって解体するか?
2020/9/11(Fri)
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今年5月にジョージ・フロイドが警察に殺害され、黒人に対する警察の残虐行為への抗議の反乱が全国に広がって以来、武装した白人至上主義者が米国の各都市の通りに繰り出し、黒人の命も大切(BLM)の抗議行動に対抗しています。構造的な人種差別に反対する運動の組織化は、トランプ政権による白人至上主義者の暴力を隠蔽しようとする明らかな試みに直面しています。有名な黒人フェミニスト研究者で、カンビー・リバー・コレクティブ(Combahee River Collective:ボストンで1974年から80年まで活動した黒人フェミニストレスビアン組織)の創始者バーバラ・スミスの話を聞きます。彼女は、米国の白人至上主義を根絶するための反人種差別プログラム「ハマー=ベイカー・プラン」(ファニー・ルー・ハマーとエラ・ベイカーにちなんで名付けられた)の提案について話しました。「ここでお話しているのは、米国の生活のあらゆる側面を本当に決定し、形を与えるシステムのことです」とスミスは言います。
