フィリピン訪問でトランプはドゥテルテ大統領の犠牲者多数の薬物戦争に抗議するか?

2017/11/10(Fri)
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ドナルド・トランプ大統領のアジア5カ国歴訪の最終日程はフィリピン訪問です。会談予定のロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、異論の多い「麻薬戦争」の指揮を取っています。2016年にドゥテルテが選出されて以来、7000人以上の人が警官や自警団員によって超法規的措置で殺害されています。人権団体による強い非難を尻目に、ドゥテルテはホワイトハウスから招待を受け、トランプ大統領の後ろ盾を得ました。ヒューマン・ライツ・ウオッチは、「トランプは今後の殺人に関して道義の共犯者となる」と、この招待を激しく非難しました。ドゥテルテの「麻薬戦争」を記録している受賞経験のあるフォトジャーナリストのラフィー・レルマに話を聞きます。彼は自身の作品とフィリピンの現状について語り、トランプがこの壊滅的な危機に立ち向かうことを願っていると話しています。

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