ドナルド・トランプを描いた「ドゥーンズベリー」の30年:漫画家ギャリー・トゥルード― 共和党の「天然漫画キャラ」について語る
2016/8/5(Fri)
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漫画家ギャリー・トゥルードーは30年近くにわたり、トランプと彼が大統領選に出馬する可能性について描き、トランプによって「三流タレント」、「ゲス野郎」、「ろくでなし」、「完全な負け犬」などと呼ばれることになりました。トゥルード―は(新聞などに掲載される)人気連載漫画『ドゥーンズベリー』(Doonesbury)の生みの親であり、ピューリッツァー賞を受賞した初めての漫画家です。1987年9月にはトゥルード―は、今を予言するようなコミックストリップのシリーズを出版しました。シリーズの中の1つで、記者たちがトランプに連邦議員に立候補する政治的野心について数々の質問をしたところ、トランプが「大統領だよ、大統領のほうを考えなさい」と返答する場面が出てきます。トランプは『ドゥーンズベリー』掲載当時から頻繁に出てくるキャラクターです。これにより、トランプの髪の毛から侮辱の数々を放つ彼の利己的態度に至るまで何でもおかしくするチャンスをトゥルードは手にいれました。新著Yuge!: 30 Years of Doonesbury on Trump(『(ヒ)ユージ!トランプを描いたドゥーンズベリーの30年』)では彼の漫画が一冊にまとめられています。
