「筆舌に尽くしがたい喪失の場」:停戦交渉が始まる一方、イスラエルが病院やモスク、住居を爆撃
イスラエルによるガザ地区への攻撃は、3週目に入りました。パレスチナ人の死亡者数は600人を超え、そのほとんどが一般市民です。そのうちの100人以上は子供です。3700人以上のパレスチナ人が負傷しています。イスラエルは地上侵攻を始めてから、27人の兵士が死亡したと述べています。イスラエルは7月22日、ガザ地区で死亡したと見られるイスラエル兵士のうち、一人の遺体がまだ見つかっていない、または身元不明であることを正式に発表しました。この発表の2日前にハマスは、この兵士を捕らえたと述べていました。イスラエルは本日7月22日、現時点までに、モスク5軒とサッカー競技場を含むガザ地区の70箇所以上を攻撃しました。7月21日には、少なくとも103人のパレスチナ人が死亡しました。その中には、イスラエルがガザ市の居住塔地区を爆撃したときの11人が含まれています。この攻撃で5人の子供が死亡しました。ガザの中心の街デル・エル・バラでは、イスラエルがアル=アクサ病院を砲撃した際に5人が死亡、70人が負傷しました。イスラエルによって攻撃された医療施設は、過去2週間でこれが3件目になりました。負傷者の中には、約30人の医療従事者が含まれています。ガザからデモクラシー・ナウ!の特派員で独立系ジャーナリストのシャリフ・アブゥル・クドゥースに話を聞きます。「ガザは筆舌に尽くしがたい喪失の場であり、落とされる爆弾によって家族の人数が減り続けている場所です」と、彼は言います。
クドゥースは、ガザ市にある、アルジャジーラのスタジオとフロアを共有しているAP通信社のスタジオから生中継で報告します。彼は、イスラエルが7月22日早朝、アルジャジーラの事務所の窓に発砲したと言います。彼の報告によると、アルジャジーラとAP通信は、ビルからスタッフを避難させました。AP通信はそれ以降、イスラエルが彼らの事務所を標的にはしないことを確認しましたが、アルジャジーラは同様のことを確認できておらず、彼らのスタッフはビルの一番下の階で待機しています。現在のところ、AP通信のスタッフは、任意で事務所での仕事に戻っています。「これはメディアを標的にした、もう一つの事例です」と、クドゥースは言います。