学校に武装警備員を配置するNRAの「学校の盾」提案は より多くの非白人の若者たちを犯罪者に仕立て上げる
2013/4/3(Wed)
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全米ライフル協会(NRA)が、米国のすべての学校に武装警備員の配置を呼びかける「学校の盾」機動部隊の提言を発表しました。公民権弁護士で人種的正義の提唱者、そしてアドバンスメント・プロジェクト(Advancement Project)の共同代表であるジュディス・ブラウン・ダイアニスに感想を聞きます。ブラウン・ダイアニスは、学校への警官派遣に反対する全米各地の生徒・学生たちがリーダーシップをとって実施された1週間にわたる一連の行動のひとつとして生まれた新しい報告書、A Real Fix : The Gun-Free Way to School Safety(『本当の解決策:銃なしの安全な学校への道』)の執筆も手伝いました。「警官を多く派遣すれば、若者たちが犯罪者に仕立て上げられる、ということを我々はよく知っています。特に非白人とLGBTQ(性的少数者)の若者たちが、です」と彼女は言います。「本来[警備員によって] 守られるべき若者たちがしばしば、手錠をかけられ逮捕される若者たちになってしまうのです」。ブルームバーグ・ビジネスウィークの編集次長でGlock : The Rise of America’s Gun(『グロック社:アメリカの銃の隆盛』)の著者ポール・バレットにも話を聞きます。
