デイリーニュース

  • 米最高裁:拷問と特例拘置引渡しの被害者マヘール・アラールの米裁判所での訴訟を棄却

    特例拘置引渡しと拷問について、米当局者の責任を問うという動きが大きくつまずき、米最高裁判所は、マヘール・アラールの米政府に対する訴訟を棄却しました。アラールは2002年、海外での休暇から帰国する途中、経由地のニューヨークのケネディ空港で拘束されました。彼はカナダの自宅へ戻されることなく、出身国のシリアへ送られ、そこで約1年間、小さな地下の牢屋で拷問と尋問を受けました。アラールは最高裁判所の決定が発表された直後、カナダの連邦司法当局である王立カナダ騎馬警察(RCMP)が、米国およびシリアの当局者らがアラールの拘置引渡しと拷問で果たした役割について犯罪捜査を行うという次の大きな展開を明らかにしました。マヘール・アラールに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/6/15(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 英国 北アイルランドの「血の日曜日」事件を初めて不当だったと認める 遺族にも謝罪

    英国・北アイルランドで1972年に英軍の落下傘部隊がデモ隊に発砲し14人を死亡させた「血の日曜日」事件について、長く待ち望まれた司法調査報告書が公表されました。報告書は、殺害は「正当化できない」もので、軍に重大な責任があると指摘しました。犠牲者とその遺族のために運動してきた人びとはこの新報告を歓迎しています。英首相のデイビッド・キャメロンは議会でこれを発表し、英国を代表して謝罪しました。血の日曜日にデリーでこのデモに参加していたジャーナリストで政治活動家のエイモン・マッキャンに話を聞きます。彼は「血の日曜日トラスト」の座長でもあります。
    dailynews date: 
    2010/6/16(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 討論:BP原油流出とグリーン・エネルギーの未来への道筋

    3人のゲストに、オバマ政権のメキシコ湾大災害への対処の仕方、そして米国が化石燃料依存経済から脱却するための具体的な方法について話し合ってもらいます。モニク・ハーデンはニューオリンズの弁護士で、環境における人権運動(Advocates for Environmental Human Rights)のメンバーです。自然保護団体シエラ・クラブからはマイケル・ブルーン事務局長が参加します。また、世界で最も影響力のあるエネルギー問題の研究者として広く知られるコロラドのロッキー・マウンテン研究所のエイモリー・ロビンズにも加わってもらいました。
    dailynews date: 
    2010/6/16(Wed)
    記事番号: 
    2
  • オバマ大統領の演説:BP社の「無謀さ」に言及 湾岸地区への補償を約束 グリーン・エネルギーによる未来を呼びかけるも 沖合油田採掘停止には言及せず

    BPのディープウォーター・ホライゾン掘削基地の爆発からほぼ60日、これまでに数億ガロンもの原油がメキシコ湾に流出拡散しています。オバマ大統領は就任後初の執務室からのテレビ演説の殆どを、BP流出原油がもたらした環境破壊に立ち向かうための、彼の言うところの「戦闘計画」の概略の発表に使いました。この演説は、政府の科学者チームが再び原油流出量の試算を大幅に上方修正し、推定流出量が1日約250万ガロンにも及ぶと発表した後に行われました。
    dailynews date: 
    2010/6/16(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ジェレミー・スケイヒルが語る、ブラックウォーター社主エリック・プリンスのアラブ首長国連邦への移住の噂と、オバマ政権の海外での特殊部隊作戦の拡大

    米司法省は控訴裁判所に対し、2007年にバグダッドのニスール広場で起きた虐殺に関与したブラックウォーター・ワールドワイド社の警備員5人の裁判の正当性を示すに足るまぎれもない証拠が存在すると述べました。 昨年、棄却された刑事責任の再検討を求める法廷文書の中で、司法省は、「勝ち目のあった訴追に判事が不当な幕曳きをした」としています。 この法的な進展は、悪名高い民間警備会社ブラックウォーターの社主兼設立者のエリック・プリンスが、米国と犯罪者引き渡し条約を結んでいないアラブ首長国連邦への移住を計画している可能性があると報道されているさなかに起きました。 独立系ジャーナリストのジェレミー・スケイヒルに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/6/17(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ウィキリークス創設者の捜査追跡の噂とイラクの殺人ビデオリーク元逮捕に見る オバマ政権の機密情報内部告発取り締まり強化

    米国防総省の捜査官は、イラク市民を無差別に射撃する米国の武装ヘリコプターを映した米軍の機密ビデオの公表に力を貸した、ウィキリークスの共同創設者、ジュリアン・アサンジの捜索をいまも続けていると伝えられます。 米軍は、最近、特技兵のブラッドリー・マニングを逮捕しましたが、マニングはウィキリークスにビデオを渡した人物である可能性があります。 マニングの逮捕とアサンジの追跡は、内部告発者おびょび機密情報を漏洩する者に対するオバマ政権の取り締まり強化を明るみに出しました。 ペンタゴン・ペーパーズを漏らしたことで、おそらく全米でもっとも有名な内部告発者になったダニエル・エルズバーグ、ウィキリークスの協力者で、調査報道ジャーナリストを保護するアイスランドの新しい法律を起草したアイスランド 国会議員のビルギッタ・ヨンスドティル、サロン・ドット・コム(Salon.com) の政治法律問題ブロガーのグレン・グリーンウォルドに話をききます。

    ★ 字幕動画はこちら

    ★ DVD 2010年度 第3巻 「ウィキリークス」に収録

  • トム・エンゲルハート 自著『アメリカ流の戦争のやり方:ブッシュの戦争がどうオバマの戦争になったか』を語る

    米史上最長の戦争として記録を更新中のアフガニスタン戦争の最新状況をトム・エンゲルハートと議論します。エンゲルハートはウェブサイトTomDispatch.comの創始者・編集者で、The American Way of War: How Bush’s Wars Became Obama’s(『アメリカ流の戦争のやり方:ブッシュの戦争がどうオバマの戦争になったか』)の著者です。彼は、アフガニスタンでの米国の戦争は 1980年代のソ連のアフガン占領と厄介な部分で共通していると言います。

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    dailynews date: 
    2010/6/18(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 米ロバード・ライシュ元労働長官 米国はメキシコ湾復旧までBPを一時的に財務管理下に置くべき

    BP社CEO トニー・ヘイワードの公聴会証言について、クリントン政権で労働長官を務めたカリフォルニア大学バークリー校の公共政策学教授ロバート・ライシュの感想を聞きます。ライシュはBP社を一時的財務管理下に置くべきだと話します。それで原油流出が止まるまで米政府が同社の一連の作業を管理できると主張します。もう1人、消費者監視団体パブリック・シチズンのエネルギー部門責任者タイソン・スローカムにも話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/6/18(Fri)
    記事番号: 
    3
  • BP社CEO 議会公聴会でメキシコ湾原油流出事故は会社側の無謀なやり方が引き起こしたことを否定

    米国史上最悪の環境災害に拡大中の原油流出事故について、BP 社CEOトニー・ヘイワードは17日の米下院公聴会で数時間に及ぶ厳しい追及を曖昧な答弁でかわし、議員たちの非難を浴びました。公聴会証言は下院エネルギー商業委員会で行われ、ヘイワードは60日前の4月20日に爆発した掘削基地に関し、同社の経費削減方針との関連やこの問題で彼がどの時点で報告を受けたかなど、7時間にわたる質問の集中砲火を浴びました。その抜粋を放送します。
    dailynews date: 
    2010/6/18(Fri)
    記事番号: 
    2
  • バンカメ 地域ぐるみの抗議に屈しNYの女性身障者の住宅差し押さえを断念

    デモクラシー・ナウ!の共同ホストでニューヨーク・デイリー・ニューズ紙のコラムニスト、フアン・ゴンザレスが報道します。NYのブロンクスに住むエッダ・ロペス=レナーズは、公的資金で救済されたバンク・オブ・アメリカが彼女の毎月の住宅ローン返済額を一気に1000ドル以上も引き上げたため家を失うところでした。しかし地域ぐるみの大掛かりな抗議によって、同行は今週になって措置を撤回しました。
    dailynews date: 
    2010/6/18(Fri)
    記事番号: 
    1

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