デイリーニュース

  • フロリダ州パークランドの高校銃乱射事件を生き延びたエマ・ゴンザレスが銃規制を求めて力強いスピーチ

    フロリダ州では、ブロワード郡パークランドにあるマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校での銃乱射事件で殺害された17人の葬儀が次々と行われています。そんななか、事件の生存者である若者たちが銃規制を求めるかつてない運動を展開しています。生存者たちは17日に集会を開き、政治家たちが全米ライフル協会(NRA)から資金を受け取ることをやめるよう要求しました。マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の4年生(最高学年)のエマ・ゴンザレスが行ったスピーチを始めから終わりまで放送します。

    dailynews date: 
    2018/2/19(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 南ア新大統領シリル・ラマポーザが海外のタックスヘイブンへ利益を移していたのは周知の事実

    数々の汚職スキャンダルのさ中、14日夜、ジェイコブ・ズマが南アフリカの大統領職を突然辞任し、アフリカ民族会議議長のシリル・ラマポーザが新大統領となることが確実となりました。ラマポーザは1980年代のアパルトヘイト時代に鉱山労働者全国組合の指導者でした。その後、鉱業権益を網羅する企業帝国を築きました。2012年、ストライキに参加した鉱山労働者34人が警官に殺害されたマリカナ・プラチナ鉱山もそのひとつです。現在、ラマポーザは、純資産4億5000万ドルを持つアフリカで最も裕福な人物の一人です。ラマポーザが民間企業にいた時代のタックスヘイブンとのつながりが活動家らの論議の的になっています。ヨハネスバーグから活動家で地域権利擁護団体Amandla.mobi創設者のコケツォ・モエティに話を聞きます。"The rich can’t steal, right?"(『金持ちは盗めない、でしょ?』)はNews24への彼女の最新記事です。

    dailynews date: 
    2018/2/16(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 白人至上主義 父権制と銃:フロリダ銃乱射犯人の 女性に対する殺人脅迫や暴行の記録 

    フロリダ州ブロワード郡にあるストーンマン・ダグラス高校で14日起きた銃乱射事件では、17人が殺害され、少なくとも15人が負傷し、学校での銃乱射事件として全米史上最悪の事件の1つとなりました。19歳で元生徒のニコラス・クルーズ容疑者とこれまでに大量虐殺を行った他の多くの犯人に共通する特徴があることを示す証拠が出てきています。彼には、女性に暴力的な行為をおこなったり、脅迫した記録がありました。また、15日に白人至上主義者のヘイト団体「リパブリック・オブ・フロリダ・ミリティア(Republic of Florida Militia)」は、クルーズ容疑者がこの団体に所属し軍事訓練に参加したことがあると発表しました。しかし、この団体のリーダーは後にこの発表を撤回しています。クルーズの元クラスメイトは彼のことを政治的に極端に偏っていて、人種差別的な考えを信奉していたと述べました。ニューヨーク大学南北アメリカ研究所(the Hemispheric Institute)の客員教授でDecolonizing Dialectics(『脱植民地の弁証論』)の著者ジョージ・チッカリエロ=マーヘルとフロリダの調査報道センター代表兼共同創設者で『インターセプト』の寄稿者のトレバー・アーロンソンに更に詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/2/16(Fri)
    記事番号: 
    2
  • パークランドの銃乱射事件でトランプ 簡単な銃入手とずさんな身元調査にふれず精神疾患を強調

    フロリダ州ブロワード郡にあるストーンマン・ダグラス高校で殺害された17人を悼み、同州パークランドでは15日夜 ろうそくを灯して追悼するキャンドル・ビジルに生徒と家族が集まりました。この銃乱射事件は、学校で起きた事件としては全米史上最悪の1つです。15日早朝、トランプ大統領はツイッターに「フロリダの銃乱射事件の犯人には、精神的な混乱を示す兆候が数多くみられた。素行の悪さと奇矯な行動で学校を退学させられている。近所の住民やクラスメイトは彼がひどい問題児だと知っていた。このような事例は当局に何度でも通報すべきだ!」とつぶやきました。トランプのコメントは、精神疾患のある人に対して悪いイメージをすり込むとメンタルヘルス擁護者は警告しています。精神疾患者は、暴力の加害者になるよりむしろ犠牲者であることが多いのです。

    dailynews date: 
    2018/2/16(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 住宅保有への締め出し:全米の銀行で非白人が組織的に住宅ローンを却下されていることが発覚

    調査報道センター(The Center for Investigative Reporting)発行の『リビール』(Reveal)が、ショッキングな調査報道を公表しました。それによるとアフリカ系およびラテン系米国人は、今でも全米で日常的に典型的な住宅ローンを白人よりも非常に高い確率で拒否されているということです。この調査報道は、2015~16年に連邦政府に提出された3100万件の住宅ローン申請書を調べた結果が基になっています。リビールの調査では、ワシントンD.C.、アトランタ、フィラデルフィア、セントルイス、サンアントニオを含めた全米各地で、「レッドライニング」(赤線引き)と呼ばれる融資拒否が行われていることが明らかになりました。調査報道センターの『リビール』上級記者であるアーロン・グランツと、33歳のアフリカ系米国人ラシェル・ファルールに話を聞きます。ファルールはフィラデルフィアでレンガ造りのテラスハウスを購入しようとしましたが、金融業者から2度住宅ローンを却下されました。『リビール』の調査によれば、フィラデルフィアでアフリカ系米国人が住宅ローンを断られる確率は2.7倍高いことがわかっています。

    dailynews date: 
    2018/2/15(Thu)
    記事番号: 
    3
  • サンディ・フック小学校事件以来 200件の校内銃撃事件が発生 それでも銃規制を拒否する共和党議員

    コネチカット州ニュータウンのサンディ・フック小学校で2012年に起った乱射事件以来、学校が現場となる銃撃事件は200件に上っています。しかし米国では連邦議会および多くの州議会で共和党議員らが銃規制を法制化することを阻んできました。このフロリダの銃乱射事件の数日前に、トランプ大統領は今年度の予算案を公表しましたが、この予算案では即時犯歴照会システム(NICS)への予算が数百万ドル減額されています。「銃暴力阻止連合」(Coalition to Stop Gun Violence)のジョシュ・ホロウィッツ理事長に話を聞きます。ホルヴィッツは、Guns, Democracy, and the Insurrectionist Idea(『銃、民主主義と暴徒の思想』)を共同執筆しました。

    dailynews date: 
    2018/2/15(Thu)
    記事番号: 
    2
  • こんな事件はいつ終わるのか? 17人が殺害されたフロリダの高校での乱射事件は 今年18件目の校内銃撃事件

    2月14日、フロリダ州パークランドの高校で乱射事件が起こり17人が殺害されました。これは米史上最悪の校内銃乱射事件の一つとなりましたが、「全ての街を銃から守る」(Everytown for Gun Safety)によれば、このストーンマン・ダグラス高校で乱射事件は、今年18件目の学校内銃撃事件だということです。つまり今年に入ってから、米国では平均60時間に1件の学校内銃撃事件が起っている計算です。警察は犯人は同校の元生徒であった19歳のニコラス・クルーズだと発表しました。クルーズは逮捕された時、AR-15ライフルと複数の弾倉を携帯していました。犠牲者17人の他に15人が負傷しました。フロリダ州の元州議会上院議員で民主党のジェラルディン・トンプソンに話を聞きます。トンプソンは2016年に乱射事件があったパルス・ナイトクラブがあるオーランド地区を代表する州議員でした。

    dailynews date: 
    2018/2/15(Thu)
    記事番号: 
    1
  • Vデー:女性と少女に対する暴力を止める世界的運動が20周年を記念

    ホワイトハウスは、ロバート・ポーター元秘書官の二人の元妻に対する身体的暴力と暴言による申告なDV告発を無視し高まるスキャンダルに直面していますが、今日の番組のしめくくりは、女性と少女に対する暴力を止める世界的な運動「Vデー」に注目します。2月14日は、イブ・エンスラーの画期的な演劇『ヴァギナ・モノローグ』に触発されたV-デーキャンペーンの20周年記念日です。世界各地の3人のVデー活動家と話します。コンゴ民主共和国のクリスティーン・シューラー・デシュライバー、クロアチアのラダ・ボリック、ケニアのアグネス・パレイヨです。

    dailynews date: 
    2018/2/14(Wed)
    記事番号: 
    5
  • ポーター秘書官の家庭内暴力スキャンダルで混乱するホワイトハウス 連邦議員たちはケリー補佐官の辞任とトランプ大統領の弾劾を要求

    プラミラ・ジャヤパール議員が、ホワイトハウスを紛糾に陥れた、元秘書官ロバート・ポーターのスキャンダルについて話します。ポーターは元妻2人を虐待していたという証拠が浮上して辞任しました。13日、FBI長官クリストファー・レイが上院で証言し、米連邦捜査局(FBI)は、身体的および暴言による虐待疑惑の裏付けとなったポーターの身元調査について、ホワイトハウスが認めているより数か月前に、報告していたと述べました。ジャヤパール議員が、なぜ自分がホワイトハウスのジョン・ケリー首席補佐官の辞任を要求し、トランプに対する弾劾手続きを支持するのか、その理由を話します。

    dailynews date: 
    2018/2/14(Wed)
    記事番号: 
    4
  • DACAの今後について議員たちの議論が続く中 ドリーマーズを守るため民主党には何が必要か?

    連邦議会の議員たちは、オバマ政権時に導入され、若い非正規移民約80万人に米国で生活し就労する許可を与えているDACA(Deferred Action for Childhood Arrivalsー幼少期に米国に到着した非正規移民の若者を国外強制退去から保護し、一時的に滞在許可を認める制度)の今後について議論を続けています。共和党議員は、DACA登録者であるドリーマーズ(DREAMers)を保護する移民法制の一部に、非正規移民に寛容ないわゆる聖域都市を罰する改正条項を組み込むよう要求しています。一方、連邦裁判所では、2人目の判事がトランプ政権によるDACAの撤廃を一時的に阻止しました。13日、ニューヨークのニコラス・ガロフィス判事は、DACAプログラムを一時的に維持するための差止命令を発し、DACAの取り消しには「深刻で不可逆的な」社会的コストがかかると警告しました。彼は書面で「このような大規模な決定がどのように深刻な結果を引き起こすかを、完全に理解することは不可能だ」と発表しました。連邦下院の予算委員会副委員長と革新議員団副議長を務めるプラミラ・ジャヤパール民主党議員(ワシントン州選出)に、詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/2/14(Wed)
    記事番号: 
    3

Pages