学生が先導する銃規制運動が全米に広がる中、別の歴史的な学生運動の決定的な瞬間を振り返ります──人種隔離撤廃運動です。1961年1月9日、アフリカ系アメリカ人学生のシャーリーン・ハンターとハミルトン・ホームズが受講手続きのためにジョージア大学の構内に入ったところ、白人学生の集団が彼らに人種的な悪口を浴びせかけました。これは、アフリカ系アメリカ人の学生が率いた米国の公立高校や大学から人種隔離政策を撤廃する運動にとっての決定的な瞬間でした。シャーリーン・ハンターは1963年に卒業し、PBS、NPRやCNNで勤務し、ジャーナリストとして賞も受賞しました。彼女について、同じく賞受賞経験のあるジャーナリストのシャーリーン・ハンター=ゴールトに更に詳しく話を聞きます。ゴールドは自分の幼少期からジョージア大学在籍していた頃のできごとを回顧したIn My Place(『私の場所で』)をはじめ、数々の著書を執筆しています。ニューヨーカー誌に寄稿した最新記事は”Surviving School Desegregation, and Finding Hope in #NeverAgain”(『人種隔離教育制度の生き残りが#NeverAgainに希望を見出す』)です。