6ヵ月前に ハリケーン「マリア」が島を直撃する前から、プエルトリコの住民の大半は既に米国の法律で定められた健康基準を満たさない水で生活していました。ハリケーン直撃後、状況は更に悪くなったと住民は言います。水質汚染の原因となる可能性があるものの一つが、AESと呼ばれる民間企業が所有する石炭火力発電所から出る石炭灰の山があります。住民は長年にわたり、廃棄物は彼らの健康や環境にとって有害な物だとして、有害な石炭灰を自分たちの土地に廃棄するのを止めるよう企業へ要求してきました。天然資源防衛評議会の弁護士でプエルトリコから帰国したばかりのメケラ・パンディサラツンに話を聞きます。彼女はワシントン・ポストに”FEMA says most of Puerto Rico has potable water. That can’t be true”(アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁はプエルトリコの大半には飲料水があるとしているが、それは事実ではない)と題した論説を寄稿しています。