死者10人を出したサンタフェ高校の銃乱射事件の犠牲者の一人に、パキスタンからの交換留学生サビカ・シェイフがいます。国務省の交換プログラムに参加し、6月には帰国する予定でした。CNNレポーターのサイード・アフメドは、2012年にスクールバスに乗り込んできたタリバンの銃撃者に頭を撃たれたマララ・ユスフザイと比較し、こう書いています。「二人ともパキスタンの少女だ。パキスタンのアフガニスタン国境付近のスワットで通学途中に武装勢力に撃たれたマララ。彼女は生き延びた。もう一人はテキサス州サンタフェの学校で在校生に撃たれたサビカ。彼女は死んだ。多くの人がこのように彼女の死を悲しんでいますが、マララとの比較で終わってしまうのです」。アフメドはブロガーのアスファンジャル・ビッタニのツイートを紹介しました。「マララとは違って、サビカは来週には忘れられているだろう」。調査報道サイト『インターセプト』のレポーターで、国家安全保障や外交政策、人権に焦点を当てた取材活動を続けるムルタザ・フセインに話を聞きます。